accoさんの映画レビュー・感想・評価

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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

小さな小さな幸せ。

ウクライナの戦禍に比べたらまだましと思い込ませて生きてるけど、そんなことないんだよ。

ひまわり(1970年製作の映画)

3.8

赤ん坊の鳴き声でハッと我に返り、そして毛皮を渡される場面にぐっときた。
ソフィア•ローレンがイタリアやロシアのどんな美しい景色にも負けてない。
何気ないカットも(ソフィアが映ってないのも含め)ため息が
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女優は泣かない(2023年製作の映画)

3.0

監督が同郷、高校の同窓生ということを知り鑑賞。

ちょっと違和感残る設定とかはあったけど、私が汲み取れなかっただけなのかもしれないし、ストーリーを邪魔するほどのものではなかった。
というか、数々の違和
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柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.2

トリュフォーの作品初鑑賞。

若い女性に魅せられて落ちていく男性をメインで描いてるようでいて、女性の心情の変化をうまく捉えているなあと思った。
監督男性なのに、女が何にイラついているか、なんで拗ねたの
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

2.5

問題提起したいんだろうけど、
モヤっとするとこがいっぱいで。
設定に無理がある。

獣道(2017年製作の映画)

3.9

もっと軽い感じだと思って見始めたら。

みなさん名演技で。
胸にギリッとくるものが。

吉村界人さん、初めて出演作見たけど惹き込まれる演技だった。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

気づけて良かった。
サクラメントの美しさ。
バカな行動。
親の愛。

ルーカスヘッジズとティモシーシャラメが出てるなんて、贅沢だ

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.8

ピリピリする。
出演者みなが感覚研ぎ澄まして演じてる感じ。

斜陽の映画産業の悲哀が今とちょっとリンクする。興行収入減ってきてたって、やっぱり映画好きなんだもんなーー!ってやけくそな感じが。

帰らざる河(1954年製作の映画)

2.7

現代映画を見慣れてしまった目ではハラハラ感はなかったけれども、マリリンモンローはやっぱりかわいい。
激流を下りながら敵をかわし悪人を追ってくうちにどうせ恋に落ちるんでしょ、と思ってみてたけど、
父子の
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ザ・グレイテスト・キング(2019年製作の映画)

2.5

ローマ好きとしては、建国時の湿地の様子や人々の生活、衣服、信仰など想像する手助けとして興味深かった。

兄弟殺しをテーマとした時、ちょっと物足りない。
たしか湿地帯にある7つの丘のうち、兄弟それぞれが
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紙の月(2014年製作の映画)

3.0

必然。

契約社員の初月給でプレゼントされたペアウォッチを、ゴルフ用に格下げする。
すぐに腕時計でプレゼント返しする。
上海赴任にはもちろんついて来ると思ってる。
仕事はすぐにでも辞めてと当たり前のよ
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日々と雲行き(2007年製作の映画)

3.8

題材としてはよくある話だけど、ずっと身につまされっぱなしで気軽には見れなかった。

対比がうまく表されてるのか。
順風満帆なときのパワーバランス、
転落後のパワーバランス。
夢をスッパリ諦める人としが
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アレクサンドリア(2009年製作の映画)

3.8

「信念」とは。

他人を破滅に追いやることもあれば自分の首を絞めることにもなる。
美談になることもあれば悲劇になることもある。
信念の対象が異なる故の争いを人間はいつまで続けるのか。
多様性が叫ばれて
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シーヴァス 王子さまになりたかった少年と負け犬だった闘犬の物語(2014年製作の映画)

3.8

大人の屁理屈。

染まって行く子、反発する子、矛盾を感じながらも受け入れてしまう子。
強い瞳を持ってるアスランはどうかしっかりと観察して欲しい。

最初の闘犬シーンは目を背けてしまった。

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