私自身、政治の事は無頓着で、国葬に関しても意見を言えるほどの人間ではない。
だけど、このドキュメンタリーでインタビューに応えた人々の言葉は軽い感じがして、モヤモヤしながら見ていた。
それでもこの映>>続きを読む
アイヒマンの最期がこうだったとは…
死刑と火葬…
センセーショナルであり、物語的な内容だが、これは決して1つの物語ではなく、1つの歴史だと思う。
やっと観れた。
それもスクリーンで。
ここまで美しく、どこまでも哀しい物語を見た事がない。
なぜ、レスリー・チャンが、ここまで人気があるのかが、やっと分かった。
何と色気がある事よ。
妖艶な演技は>>続きを読む
音楽の使い方のセンスが抜群。
独特のオシャレさ!
映像も音楽の使い方も斬新で、大好き!
普通のラブストーリーと思いきや、異文化間の結婚に関する問題や、宗教…
考えされる事が多く、それと共にパキスタンの風景や文化やダンスが、とても楽しかった。
ごく最近、日本でニュースになった事件と重なりゾッとした。
いわゆる村八分…的な。
集団心理が導くなれの果て。
ものすごく怖い。
どこのコミュニティでもあり得るという事か。
こうなったら、自分ならど>>続きを読む
あれは3年前か。
我が県の映画館ソレイユで「戦争と一人の女」が上映された際、舞台挨拶に、井上淳一氏、森達也氏、荒井晴彦氏の3名が訪れ、福田村事件を映画にしようとの企画があると聞いた。
香川県民であ>>続きを読む
いつも我々を、ほっこりとシュールな世界にいざない楽しませてくれるウェス・アンダーソン。
今回も楽しみにしていたけれど…
大スターがこれだけ多数出演しているのだから、それぞれのエピソードを描かざるを得>>続きを読む
最初のコミカルさから、中盤、2人の関係性がどんどんせつなくなって辛い。
だけどその後の…実際は間違いなく夢物語なんだろうけど…こんな世の中になったらな、という希望の物語。
ほっこりスッキリ終わって>>続きを読む
元祖「ジョーズ」のオマージュとして撮られたらしい、さすがエスプリ溢れるフランス初のサメ映画。
確かに今までのサメ映画とは一線を画してるけど、元祖「ジョーズ」ほどはハマれなかった。
だけど、もっとギ>>続きを読む
イザベル・ファーマン、相変わらず可愛いけれど、やはり顔だけは成長しており、違和感が。
その上、身長のごまかしも無理矢理感が…
ストーリー自体もこじつけ感満載だったけど、それでも面白く観れたのは確か。
「大映80周年記念4K映画祭」にて。
谷崎潤一郎原作。
若尾文子の美しい事。
彫られた女郎蜘蛛のせいなのか本人の意志なのか、堕ちて行く若尾文子がひたすら美しかった。
あの…相手役の方、存じ上げな>>続きを読む
最後の思い出が最高に素敵なものになる…
そんなストーリー。
ただの人情ものではなく、女性差別やその為の運動やらが描かれており、ただの予定調和の物語ではなかった。
予想できたラストまで心地よい。
久>>続きを読む
ビー・ジーズに寄り添った、愛ある編集に感動した。
とにかく兄弟のハーモニーが素晴らしく、聴いていて心地良い。
ファルセットや「ステインアライヴ」が出来た経緯がとても興味深かった。
しかし、ミュー>>続きを読む
1975年製作。
それがまさにディストピア。
来年2024年を想定して作られたそうだが、コレは今の時代では作れない様な内容かと…
第4次世界大戦が起こり、地上と地下に分断された世界。
テレパシーで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
我が天使ティルダ様にお会いしたく、ストーリーにも期待して鑑賞。
色彩溢れる美しい映像ばかり。
特にアラビアンナイトのシーンは、個性溢れる美しすぎる出演者の方々にうっとり。
そして緻密な設定。
しか>>続きを読む
不倫の描き方、日本と愛の国フランスではここまで違うのか。
レア・セドゥは好きだし、ふと旧友と恋に落ちてしまう事もあるだろう。
しかし、それが子供の同級生の父親との不倫で、そのうえ家に堂々と連れ込ん>>続きを読む
地元では昔から有名人だったけど、ここまでになるとは…と、広島出身のダンナ驚きの横山雄二さん。
その横山さんプロデュースの「彼女は夢で踊る」がすごく良くて。
その横山さん、今回は脚本・監督との事で期>>続きを読む
「ハムナプトラ」シリーズで大ファンだったブレンダン・フレイザー、実際にこんなに太ったのかと思い込んでた。
アカデミー賞メイクアップ賞を獲った時まで…
ごめんなさい。
今作の演技、素晴らしかった。>>続きを読む
すんごい大作!
長いのはインド映画の定番。
覚悟して行ったし、それに対して文句はなし。
だけど、そんな訳ねーだろ!と言うシーン満載。
何度クスッと笑った事か。
最高に楽しめた大傑作!
一度観たら>>続きを読む
今では考えられない出会いだけど、当時はこんな事が実際にあったんだろうか。
当初ハチャメチャでウザいとしか思えなかった男が、だんだん不器用なだけで愛すべき男なのが見えて来る。
観終わった後に、ハート>>続きを読む
ヴァーホーヴェンが又々やってくれましたよ!
こんな変態性のある(褒めてます)歴史大作観た事ない。
それも実話が基だとは!
木彫のマリア像の件やら母乳の件やらは、創作だろうがインパクト大。(特に母乳ピ>>続きを読む
エブエブ…アカデミー賞直前に鑑賞。
サイコーでした。
私的にはダニエルズの前作「スイス・アーミー・マン」で号泣したので、期待しかなく。
予想通り泣かされました。
とは言え、前作で好き嫌いが分かれた>>続きを読む
一見、地味な今作。
しかし出演者は、名演者ばかり。
渡辺いっけいの、いかにもの昭和のリーマンがウザいけど面白い。
いつも特殊な人にしか見えない坂口涼太郎さんが、普通に見えた。
松本若菜さんは相変>>続きを読む
今も大人気のマリメッコ元祖デザイナー、マイヤ・イソラ。
その人生を追ったドキュメンタリー。
淡々としたナレーションで進み途中眠くはなるが、思いのほか波瀾万丈な彼女の人生に引き込まれる。
ほのぼのと>>続きを読む
滝藤賢一がドラァグクイーンを演じると聞いただけで、期待大だった今作。
実際まさかの美しさに目がハートに。
なっちゃん役は、まさかのカンニング竹山!
これもかなりのハマり役で、涙を誘うのはこのキャステ>>続きを読む
このコピーでは、ニコラス刑事がブタを盗まれ復讐するバイオレンス物かと。
いや、誰でも思うだろう。
あくまでも個人的な感覚だが、ニコラス刑事はある時期から「どっちに向かってんだ?」と感じていた。
そ>>続きを読む
LGBTやら何やら色々と生きづらいこの世だけど、レズビアンだろうがゲイだろうが何だろうが、人間じゃんって思える映画だった。
普通なんだよと言ってあげたい。
そんな世の中になって欲しい。
ミュージカルがあまり得意ではない私。
なのに、冒頭から引き込まれた。
歌の上手さもだけど、変に捻られていないストーリー運びも良かったからかな。
離婚を決めた主人公2人の痛々しい気持ちの揺れと、それ>>続きを読む
最初からテンポ良く飽きさせない。
音楽の使い方も最高で引き込まれる。
単なるコメディと思いきや、父と娘の確執など、まさに「泣いたり笑ったり」の100分。
確かに、同性同士のお互いの父親の結婚…すん>>続きを読む
静止した人物たちの中で、1人だけ歩く人物など独特な映像。
場面が過去や現在へ切り替わり、どのシーンも美しく絵のよう。
美術館で絵画を見ている気持ちになる。
現実?夢?幻想?
そんな事どうでも良くな>>続きを読む
コロナ禍の日常が描かれ、穏やかに終わった作品でした。
普通に良かったです。
いい意味では、気負いなく観れてほっこりと。
だけど、テレビドラマでも良かったのかなという印象を抱いてしまいました。
私>>続きを読む
映画やドラマの脇でいっぱい見覚えあった方が、川瀬陽太と言う名前だと今作で知った。
いつも味のある演技で、印象を残して行く俳優さん。
その川瀬陽太が、激怒しまくる100分。
激怒具合がぶっ飛んでて、>>続きを読む
007の歴代主題歌に焦点を当てたドキュメンタリー。
ああ、もうなんて素敵!
歴代アーティストの、曲にまつわる色んなエピソードも聞けて最高!
幼少期に両親が映画館で007を観せてくれたおかげで、私は>>続きを読む
やたらとおなかがすく映画。
冷蔵庫もない時代。
あんな時代でも、本格的な美味しい料理が作れるなんて、かなりビックリ。
全ては素材本来の味を活かす味付け。
その事にハッとさせられた。
自分、最近素材よ>>続きを読む
私の「好き」の全てが詰まっていた。
色、熱、タンゴ、喪失感…
単語でしか表現出来ない。
そしてイグアスの滝の凄まじい濁流が、2人を表している様で、胸を打った。
言葉にできない位に良かった。
公>>続きを読む