lgKaoringさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.0

「暮らしの手帖」の編集長が書いて撮った映画らしい。

旅の映像って好きなんだけど、原作を知らないのもあるだろうが、うーん…
なぜだかハマれなかった。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

-ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーアしか認めない-

刷り込みによる私の定義を、いとも簡単に変えたダニエル・クレイグ。

その集大成を2年も待たされ、待望の鑑賞。
約3時間の長尺を感じさせない位、面
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

4.0

これ本当に実話?
恐ろし過ぎて、ずっと心臓がバクバク。
嘘でしょ。嘘であって欲しい。

世界中に北朝鮮を応援する組織があり、政治の要人とも繋がりがあるって怖すぎるよ。

これ、上映して大丈夫なの?
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.6

とにかくスーツがカッコいい!
ご老人のスーツ姿って、粋でものすごく素敵。
ネクタイとポケットチーフの組み合わせとか、ドキドキする。

しかし…
「世界に1着のオーダーメイドが幸せを運ぶ、極上の感動作!
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カナルタ 螺旋状の夢(2020年製作の映画)

3.5

エクアドル南部アマゾン熱帯雨林にあるシュアール族を、日本人監督が追ったドキュメンタリー。

彼らはかつて首狩り族だったとの事。
彼らと、いわゆる覚醒剤の様な植物との関わりも描かれているんだけど…

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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.6

思春期の2人の気持ち。
分かる様で分からない、分からない様で分かる気がする。

性の事に関しては、あるあるだと思う。
その行為が情になって行く彼女と、好きだったのに離れていく彼。
中学生の幼い2人だか
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屋根の上に吹く風は(2021年製作の映画)

3.0

全く聞いた事のないサドベリースクール。
勉強しようがゲームしようが、全て子ども達が決める。
大人はあくまでもスタッフという位置付け。

うーん、どうなんかな。
自分達だけで考えて決める事はいいと思うけ
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陰陽師 II(2003年製作の映画)

3.5

今作も確か映画館にて。

前作に引き続き、萬斎の魅力満載。

深キョンと市原隼人くんもいい。

このシリーズ、続いて欲しかったな〜。

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.6

怖い怖い!
あの女家長、トラウマ級。
あんなんに素人が挑むなんて、普通ムリでしょ。

馬のある場面で、自分のワンコと重なって、泣けて泣けてしょうがなかった。

もう色んな意味で泣いた。

ケビン・コス
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陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.5

公開当時、映画館にて。

野村萬斎、役にピッタリ。

夏川結衣の想いには泣いてしまった。

それよりも、当時付き合っていた彼氏に映画を観に行こうと言われて、時間が合うのが既に観ていたコレしかなく、2回
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.7

サァ〜イコッ・ゴ〜アマァ〜ン!
略してピィ〜ッジェェイッ!
最近の私の独り言。

この映画、サイコーなサイコ!

ミミ、ヤベェぞ。
お前が一番サイコじゃねぇか。
ぶっ飛び過ぎ。

コレは、健全な子供に
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白頭山大噴火(2019年製作の映画)

3.7

映像は迫力満点。
ストーリー展開は何だか微妙。

何と言うか、色々端折った印象。
編集でぶち切ったのか?
実際撮影してなかったのか?

だけどさすが大作。
CGも大掛かりで見応えあり。

結局、イ・ビ
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2gether THE MOVIE(2021年製作の映画)

5.0

当初はタイトル聞いても全く知らないし、タイの大ヒットドラマの映画版としか。
主人公達イケメンだし、興味本位で鑑賞。

最初は聞き慣れない言語に戸惑ったけど…

なんだ、これ!
キュンキュンが止まらんわ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

途中は怖っわー!
あんな思い、絶対にしたくない。
ハラハラドキドキが止まらない。

話もシンプルと言うか、単純に面白かった。

ラストも長々と引っ張るのは好きじゃないので、これ程スッキリ終わるのが心地
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スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)

3.7

これは間違いなく、シャルロット・ゲンズブールのデビューの頃を思い出す。

シャルロットを観た時、どうしようもなくオシャレで、どう表現していいか分からない位ドキドキした気持ちを思い出させてくれる。

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夕霧花園(2019年製作の映画)

4.0

情緒たっぷりの、ミステリアスラブストーリー。

日本庭園の奥深さ。
その風情に、阿部ちゃんのいつもの印象とは違う役柄がマッチしていて、新鮮だった。

日本人の捕虜に対する行為は残虐に描かれており、容赦
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ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

3.2

良くも悪くも、ココ・シャネルの人生そのままが描かれていた。

煌びやかなシャネルのイメージとは正反対の、まさに時代と闘った女。

知らなかった一面が多く、実に興味深かった。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.0

時代劇やら高校生の恋愛やらタイムトラベラーやら…
この古さと新しさは、ともすればまとまらない可能性があるのに、素晴らしい化学反応を起こし最高にエモい仕上がりに。
なんなら主題歌までエモくて、皆さん「エ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

これだけの大作が配信だけとは、実に勿体ない。
これはスクリーンで観たかった。
残念な時代になったもんだ。

一般人が、地球の将来を守るため未来に送り込まれる。
その未来には、未知の生物がウッジャウジャ
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83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

3.7

思ってた以上にドラマで、思ってた以上にドキュメンタリーだった。
事実は小説より奇なりと言うけれど、現実もフィクションもそう変わりはないのかも知れない。

だけどもフィクションが入っているんではないかと
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

ポップな映像にエモい音楽。
それでいてブラックで辛辣。
各シーンに重ねる曲の使い方もセンス抜群。

そんな映像と裏腹に、刺激的なストーリー。
想像を180度超える展開が、すごい。

稀に見る傑作。
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.4

マーゴッド・ロビーが好きだから期待して鑑賞。
イノセントな17歳役のフィン・コールもすごく良かった。

ボニーとクライドを思わせる刹那的な展開も好き。
だけど、新鮮味がないのも否めない。

最初あたり
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

モノクロのほとんど正方形の画面。
独特の映像と共に、島に閉じ込められた2人だけの物語。

物語に絡む人魚やカモメ。
怪奇や伝説…色んな要素を盛り込みながら、進む物語。
凝りに凝りまくった設定に唸らされ
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

4.0

胸が痛んでしょうがなかった。
何らかの喪失を経験した者には、痛いほど刺さるだろう。
自分も過去を思い出して辛くなった。

相手には美しかった自分の記憶だけを残したいvs相手がどんなになっても、一緒に居
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

3.7

今回の修復版が初見。

レトロな建物。着物の文化。
白い雪と着物の赤のコントラストが美しい。

とにかく、松田暎子という女優さんの美しいこと。
決して美人ではないが、オッパイの形もキレイでスタイルも良
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最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

3.3

ひたすら白黒の建造物を見せられ、ささやく様なティルダのナレーションにかぶさる威厳に満ちた音楽。

知的で芸術的な今作だけれど、なかなか難しい内容。

正直眠くなった。
コレは映画館で観るべきだろう。
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

5.0

今回、戦メリを観た事のないダンナと観に行った。
公開当時映画館に観に行った私は、多少の優越感を持って観に行った。
「コレが戦メリだぞ。ふふん。」

それがどうだ。
あらすじは覚えているのに、細かいスト
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

本日、観に行く前に、朝の情報番組で小栗旬が「僕×××なんですよ。コレ言っちゃダメですかね」と。
完全に×で消されたソレ。
実際に映画を観て、その謎が解けた。
ソレは言っちゃいかんわな。

だけど、想像
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椿の庭(2020年製作の映画)

3.0

まずは風に吹かれる新緑の波。
淡い金魚の赤。
それから四季が映されて行くのだが、丁寧に撮られた映像に、さすが写真家だと感嘆した。
美しい映像にとっても癒され、心地良かった。
癒されたくて映画館に入った
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.8

とてつもなく打ちのめされた。
これは宣伝に謳われた「感動作」のひと言では片付けられない、重く悲しく、そしてどこかで日常的に起こっているであろう物語。

私たちはアンとアンソニー、どちらの立場にもなり得
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

5.0

とにかくすごい!としか言いようがない。
この作者、どう考えてもキ○ガイ!
1500円のパンフもバンバン売れてたよ。

素人というのが信じられない。
それぞれのキャラ立ちもセンス良過ぎるし、ハチャメチャ
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デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング(2020年製作の映画)

3.2

香港の問題は知ってはいたが、デニス・ホーという方の事は知らなかった。
そのせいか、ハマれず…
勉強不足…

犬は歌わない(2019年製作の映画)

3.5

宇宙に初めて行かされたライカ犬の事は知っていた。
そのライカ犬がかつて野良犬で、現在のモスクワの野良犬にも注目した映画との事で、ワンコの気持ちが知れるのかもと期待していたけれど…

「ライカは霊として
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

4.0

久しぶりに邦画の大作を観た、という感覚。
豪華キャストの演技合戦も素晴らしい。

北斎の人生は謎に包まれているのだから、実際彼はどの様に生きたのだろうかとの疑問は残る。

それでも、フィクションとノン
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のさりの島(2020年製作の映画)

3.6

旅先でオレオレ詐欺を続ける若い男。
彼が辿り着いたのが、熊本天草の寂れた商店街。
そこで彼を孫として受け入れたのは、これまた寂れた楽器屋の老女だった…

その怪しい男を演じたのは、藤原季節。
この人、
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.6

北欧の至宝、マッツ様。

ずっと孤独でサバイバルして来たマッツ様が、1人の女性を助ける為に頑張る97分。

少ないセリフでほとんどゼェゼェ言ってるマッツ様を、ひたすら拝める97分。

か…過酷過ぎる。
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