綾時さんの映画レビュー・感想・評価

綾時

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シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

3.0

幼少から成人まで描かれているのかと思っていたけれど、実際に観てみると、思春期等人格が確立し始めるであろう肝心の時期がまるっと抜けており、いきなり成人シーンに飛んでしまい、思わずチャプターが飛んでしまっ>>続きを読む

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.3

コメディタッチでクスッとする所もあるけれど、所々いい話も盛り込んでおり、心がほっこりする作品。

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.0

終始薄暗く、鬱々とした雰囲気の作品。
物語が進むにつれ、少しずつ謎が解き明かされていく様子はなかなか良かった。

ある戦争(2015年製作の映画)

3.9

隊長の爆撃命令がなければ瀕死の部下が命を落とすだけでなく、他の仲間達も犠牲になっていたかもしれない。
しかしその一方で、隊長の爆撃命令により、犠牲になったのは現地の民間人。その中には幼い子供の姿もあっ
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ウィンター・ウォー(2017年製作の映画)

3.5

戦闘シーンはあるけれど、ド派手なアクションシーン等はなく、終始落ち着いた雰囲気のある作品。
落ち着いた、と言うよりも、繰り返される戦闘による兵士達の疲労感や絶望感等が全面に描かれていた。

親友を亡く
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ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

2.3

映像が綺麗になり過ぎて怖さが薄くなってしまっている作品。
結局前作とあまり変わらない物語だったのも残念。

フォービドゥン/呪縛館(2016年製作の映画)

2.0

作品の雰囲気は良かったけれど、特に描きたいことはなかったのか?と思えるような作品だった。

モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

3.0

色彩が抑えられた研修所内と、青々とした木々の対比が美しい作品だった。

最後のオチは観ていくうちに予測は出来ていたけれど、全体的に興味を惹かれる作品だった。

バニーマン/殺戮のカーニバル(2016年製作の映画)

1.0

雰囲気や色彩、セット等は良かったけれど、兎に角肝心のストーリーが破綻しており、更に中弛みもあり、中盤から睡魔に襲われることが多々あった。

着ぐるみを着た殺人鬼、という設定やビジュアルは好みだっただけ
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ボルケーノ・スパイダー/ラバランチュラ 2(2016年製作の映画)

2.1

カットの繋ぎ方がとても雑で、何度も「え?」「ん??」と思考が停止し、逆戻りさせられることがあったことがストレスに感じた。

他の作品のオマージュも沢山入れ込まれており、映画好きにはそういう楽しみ方が出
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.5

個人的にハリポタは子供向けのファンタジー作品という印象があり、今作は大人向けのファンタジー作品という印象を受けた。

魔法動物達がどの子も可愛く、彼等を観ているだけで癒された。
登場人物達は多少描写が
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ドント・ノック・トワイス(2016年製作の映画)

2.2

冒頭の映像は良かったし、全体的な色彩や雰囲気は好みだったけれど、テンポが悪く、観ていて疲労感のようなものを感じた。

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

BGMが場面を盛り上げたり雰囲気を更に上質にしたりする作用がある中、今作は『無音』がとてもうまく取り入れられていると感じた。

個人的に期待し過ぎていたせいか、思っていたより恐怖を感じなかったけれど、
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キアヌ(2016年製作の映画)

3.4

コメディ作品で観やすい作品だった。
仔猫が可愛いけれど、その仔猫の登場シーンは思っていたより少なめで、仔猫の可愛さ頼り感がなくて好感が持てた。

店舗は全体的には良かったけれど、途中中弛み感があり、少
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.5

所々大きな音が鳴ったりしつつも下手に派手な演出もなく、終始静かに、しかし確かに少しずつ破滅の道を進められていく物語が良かった。

『目には目を』と言う言葉が一貫して物語の中心に在り、『君が過去を忘れて
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スケア・キャンペーン(2016年製作の映画)

3.5

展開が二転三転し、ヤラセと現実の境界線を上手く扱った作品。

ミスリードも無理なく上手く出来ていると思ったし、ヤラセと現実の繋げ方も丁寧だった。

現在では有名人でなく一般人も動画や写真投稿等で有名に
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ダークレイン(2015年製作の映画)

2.0

前半から半ばくらいにかけては登場人物達が喚くシーンが長く続き、正直観ていて不快感が強かった。

そして半ばくらいからラストにかけては「成る程。そういう訳か」と思った。

…が、それでも何処となく掴み所
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屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.0

『冥婚』をテーマにしたホラー作品。
Jホラーらしい陰鬱さや切なさ、悲しみ等を際立たせる色彩や雰囲気が個人的に好みで、その中で差し色のように使用されている色鮮やかな赤が印象的だった。

そんな雰囲気はと
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ディープブルー・ライジング(2016年製作の映画)

1.0

想像以上に酷い出来の作品だった。久々にここまで酷い作品を観た気がする。

物語の重要なキャラクターである鮫がチープ過ぎて危機感なんて感じられたものではないし、研究者達の集まりで知識はあると思えるのに、
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.8

ティム・バートンが描くダークファンタジーの世界観が今作でも発揮されており、特にクリーチャーのデザインの不愉快さや気持ち悪さがとても良かった。

物語としてはタイムループ要素が入っているため、時系列を観
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.0

兄がクローゼットに生首を隠している。
という設定から始まるところはインパクトがあり、「ここからどんな風に物語が描かれるのだろうか?」と気になった。

物語の内容やテンポは悪くなかったし、観ながら犯人は
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.0

タートルズ1人1人のキャラクターの良さは1作目と変わらず良かった。観ていて楽しい。
ただ、見所の映像は既視感を覚えるシーンも多く、観終わって物足りなさを覚えた。

ハイエナ・ロード(2015年製作の映画)

3.0

終盤の盛り上がり方は良かったが、全体的にのっぺりとした印象が残った作品。
けれど、戦場は甘くない。
善意が必ずしも良い結果をもたらす場所ではない。
そんなことを改めて感じた作品でもあった。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

最初から最後まで集中して観ることの出来た良作。

機長の咄嗟の判断で無事に生還出来た全155人の乗員乗客。
しかし機長は自分の功績ではなく、あの日、あの時に居合わせた全員の協力で成し得たことだと語る。
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

2.9

テンポが悪い。
真相が描かれる後半は良かったけれど、それまでのテンポが悪く、何度も眠気に襲われた。
ストーリー自体は悪くなかっただけに勿体無い作品という印象。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

少ない手数で主人公の高機能自閉症や凄腕暗殺者の描写が彼方此方で見られた所が良かった。

アクションシーンはそこまで多くはないけれど迫力があり、見応えがあった。
自閉症に関しても思っていたよりきちんと描
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

2.8

アルツハイマーなのか、それとも…。
…と言う部分は既視感はあれども撮り方などは悪くなかった。
アルツハイマーの進行が通常より早いと医師に判断されたし実際早かったけれど、違和感のある急激な変化ではなかっ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.8

壮大なる犠牲の物語。
観終わった後、真っ先にそう感じた。

キャラクター像が薄く感じたけれど、それでも魅力的に見えるキャラクターもいて、その魅せ方は上手かった。
キャラクターの魅せ方としては、やはりダ
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.0

1番これはないだろ。と思ったのは常盤と玉緒。
二次元の世界からやってきたとしか思えないようなキャラクターで、アニメ作品でなら馴染めたかもしれないけれど、実写作品としては作品から完全に浮いているようにし
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.0

ライトのオンオフで幽霊が見えたり見えなくなったりする。…という設定は良く、冒頭のシーンは面白かった。
ただ、冒頭が終わった後は思っていたより上げ下げ幅の少ない展開で、もう一捻りくらいは欲しかった印象。
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