ライトニングさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ライトニング

ライトニング

映画(118)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
終戦の1945年に、何人かの出演者とチープなセットだけで、こんな面白い作品作るんだから 黒澤監督の、長い戦争中 映画を作りたくて作りたくて たまらなかったエネルギーが爆発したのが
>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

5.0

見るべし!
男はつらいよと並び5.0
この作品のレビューを今までしてないのは、あまりに思い入れが大きくて
上手く書けないと思ったから。
これも名作な「竜二」を書いた勢いで、レビュー。
人生の全てを教わ
>>続きを読む

竜二(1983年製作の映画)

4.0

見るべし!
仁義なき闘い
と同じく、単なるヤクザ映画として見ないで✋
この作品に影響された俳優や歌手、映画は多数。自分もその一人(一般人です)
愛媛県の小さな島から東京に出てきた貧しい若者が、自分の才
>>続きを読む

鬼平犯科帳(1995年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
久しぶりに鬼平を見直してるのでレビュー。
鬼平について語ると、レビューで書き切れなくなるので、手短に。
あらゆるテレビ時代劇の中で、何がそんなに一番面白いのか?
※映画版だけが残念
>>続きを読む

ウンベルトD(1952年製作の映画)

3.0

見て損はなし。
この時代のイタリアのやるせない市民生活を撮らしたら さすがデ・シーカ。でも、なんら盛り上がりは無いです。ただただ 切ない。
その空気感は
監督 黒沢明
主演 志村喬の「生きる」
と違和
>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
今さら この映画の感想書くのも恥ずかしいんだけど…
こういった作品が多い この時代のヨーロッパ映画の中では お薦め。ストーリーがいいとか、ひまわりが印象的に使われてるとか 。もちろん
>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
フレンチ・フィルム・ノワールといえば?
まず選ばれる作品。
ジャン・ギャバンって全然男前でもないし、スタイルいいわけでもない。ただ、とにかく渋い❗️
渋すぎる❗️
渋い事を フランスで
>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
こういったストーリーは珍しくもなんともないし、よく似た作品が溢れてるし、
なんら新鮮さもないじゃない?
って、そんなことはどうでもいい!
この作品で語る事は、カトリーヌ・ドヌーヴがどれ
>>続きを読む

逃走迷路(1942年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
久しぶりに見直したけど
やはり面白い!
This isヒッチコック巻き込まれ型サスペンス。最初見た時に
こんな面白い作品が第二次世界大戦中に作られたっていう事に驚いた。
ヒッチコックに
>>続きを読む

ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
70年代流行りのパニック映画の主演といえば、大作らしく バート・ランカスター、ロバート・ミッチャム、チャールトン・ヘストンなど大物俳優か、マックィーンやニューマンみたいに華やかなスター
>>続きを読む

馬喰一代(1951年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
7人の侍、無法松などなど。つくづく 三船敏郎はこういった役似合うな~って思う。無愛想で不器用で、荒くれてるけど純粋で。リメイクでは三國連太郎が演じてるけど、ここは三船版に軍配上がる。
>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
言っちゃ悪いけど、 明治って なんとなく地味な時代だし、内容の暗い映画が多くなるのは仕方ないと思う。ましてや日露戦争なんて戦争マニアでないと興味ないし。
この作品は まさしくジミー&ク
>>続きを読む

イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
一般的には知られてなかったイップ・マンを 世に知らしめた作品。他にもいろいろイップ・マン映画あるが、ドニー・イェンこそイップ・マン❗️
ブルース・リーから始まったカンフー映画をドニー・
>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

3.5

見るべし。
この時代流行りの スペクタクル映画ぶっちぎりのNo.1。壮大な人間ドラマの中に 既にこの時代からあった人種差別、宗教問題などなど を取り入れた重厚な作品。ガレ船の場面とか好きなんだけど、
>>続きを読む

ライムライト(1952年製作の映画)

3.5

見るべし。
チャップリン作品の中では この1本かな~。さんざん笑わしといて 泣かすのは いつもなんだけど、コメディアンの両巨頭チャップリン&キートンが見せるパフォーマンスが凄すぎ❗️
セリフも音楽もセ
>>続きを読む

真昼の決闘(1952年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
西部劇というよりも人間ドラマとしても、いい脚本書くな~って感心。
日本だと、黒沢明監督に時代劇で作って欲しかった。
もちろん主役は三船敏郎。
あるいは、西部劇としてリメイクするなら 主
>>続きを読む

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.5

見て損は無し
バウンティハンター いわゆる賞金稼ぎが主人公。それだけでカッコいい❗️マックィーンのハンター、ルトガー・ハウアーのウォンテッド、そしてこの作品。を、「賞金稼ぎ三部作」と勝手に決めている。
>>続きを読む

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
面白い❗️
後のキューブリック作品は独特の世界観があり、受け入れにくいのもあるんだけど、若きキューブリック やるじゃないか❗️って拍手。
この手の映画の手本というか基本というか、 さす
>>続きを読む

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
今見ると、突っ込みどころ満載。
チープだな~って 笑える。
だけど、この作品は やはり 映画史に残る名作だ。1966年に こんなストーリーを思い付いて作ったって、素晴らしすぎる。初めて
>>続きを読む

シンシナティ・キッド(1965年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
ハスラーのレビューで書いたけど、この映画に出たのは マックィーンはニューマンへのライバル心があったからだと思う。あんな映画を作りたかったに違いない。ポーカーには何種類かあり、見ているだ
>>続きを読む

燃えよ剣(1966年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
90分では無理があり 穴は多いが、新撰組ファン、土方歳三ファンとしては見ておかないといけない作品。その後も同じ配役でいくつかドラマも作られている。どれも司馬遼太郎の原作にほぼ忠実に作ら
>>続きを読む

いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
日本ではいくら頑張っても、こういったアクション映画は無理があるし、チープ感が消えない。木村一八の幼稚な演技、安全なカーアクション、立ち位置が謎なロックバンドなどなど、 他にも突っ込み所
>>続きを読む

飢餓海峡(1965年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
サスペンスなんだけど、戦後生きる事に必死だった人々の 哀しい人間ドラマ😞。飢餓海峡 って題名 センスあり❗️伴淳三郎はTVドラマ、ムーでのコメディのイメージが強いけど、ここでは刑事役で
>>続きを読む

アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.5

見るべし。
主演がグレゴリー・ペックで弁護士役。
って聞いただけで真面目な作品に決まったようなものだが、その通り。彼は 四面楚歌の中、勝ち目がない裁判に 己の信念を持ち最後まで闘う。さすが、ミスター
>>続きを読む

クッキー・フォーチュン(1999年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
ビリー・ワイルダーっていうか、ウッディ・アレンっていうか…
初めて見た時、なんていうか そのテイストが似てるって感じたんだよな~。
まあ、とにかく面白い❗️
例によってシャレてる❗️
>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
秘密道具、美女との恋、冷酷な殺し屋、秘密組織などなど。007史上 最高傑作の要素がてんこ盛り。この頃の007作品は、実際にスパイが暗躍していた冷戦時代だけあって、その雰囲気がよく出てい
>>続きを読む

ハスラー(1961年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
実はマックィーンは この映画を見て、やられた❗️って思ったんじゃないかと思う。同時代のライバルとして、きっと自分が演じたかったはず。(シンシナティ・キッドは、この作品を意識して作った?
>>続きを読む

野菊の如き君なりき(1955年製作の映画)

3.0

見るべし。
何度も映画化されてるけど、この木下恵介作品が一番。さすが、本家本元。天皇黒澤監督と渡り合えるだけはある。作品の詩情感もいいし、いつ見ても泣いてしまう。名役者達が脇を固めてるからか、主役の2
>>続きを読む

グロリア(1980年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
ハードボイルド作品で主役の女性が凄すぎると、リアリティーが無くなるが、その点ジーナ・ローランズ演じるグロリアは、特に格闘技が強いわけでもないし、武器も普通のリボルバー。女の意地と母性本
>>続きを読む

あの子を探して(1999年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
チャン・イーモウ監督だからこそ、舞台が中国だからこそ出来た作品。そして、何より無名の子役が素晴らしかったからこそ。
どこをどうして 感動して泣いてしまうのか 上手く説明出来ないけど、
>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
常連の笠智衆&原節子ではない小津作品。例によって、何の盛り上がりもなく淡々と話しは進み、ラストでしみじみとする。例によって、深い~のか適当に付けたのか分からない題名。
例によって、
>>続きを読む

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
二大スター ロバート・ミッチャム&グレゴリー・ペック競演の前作は良かったし、今作品もいい役者で固めていて更に面白いけど、全員が束になってもデ・ニーロ 一人の存在感に勝てない。
この手
>>続きを読む

王様と私(1956年製作の映画)

3.0

見るべし。
ウエストワールドからのつながりでレビュー。ユル・ブリンナーの代名詞作品。
現代の感覚、まして日本人では分かりにくい演出あるけど、文句無しにいい映画だし、ユル・ブリンナーのイメージを決定付け
>>続きを読む

ウエストワールド(1973年製作の映画)

3.0

見て損は無し
どの作品でも、ユル・ブリンナーは立ち姿が良く、常に 凛!として、毅然とした雰囲気がある。眼力がハンパない。さすが、シャム王。
セリフもなく 表情と動きだけで演じた殺人ロボットは とにかく
>>続きを読む

テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

3.0

見て損は無し。
コンゲーム物ではスティングが最高だけど、これも負けずと面白い。
スティングと違い 登場人物も少ないし、場所も限られている。やるのはカードゲームのみ。上手く作るな~😃
まさしく動のステ
>>続きを読む

スティング(1973年製作の映画)

3.5

見て損はなし。
This is シャレた映画。最初から最後まで 洒落ていて、騙され続けて ワクワクさしてくれる。
1.だまし方が大袈裟すぎない(漫画みたいで幼稚くならない)
2.最後のどんでん返しが爽
>>続きを読む