男と女をBGMに演出された、2人の女の、ストリップの艶やかさと色気。
男性らしさの究極(=男の夢)は女性らしさという、彼の哲学
真っ赤なリップを塗り、とんがりブラをつけたテディベア。
パンクにしてク>>続きを読む
ビタミンカラーとオタク部屋
インディアン・ポップスのオープニング
コンビニのシーンはお下品なアメリと言った感じ。
定職につき、大人っぽい格好になっていくレベッカ。
イーニドは取り残されたような気分に>>続きを読む
十二単を着た美しい奇人
風に靡く長い黒髪と、ドレスの裾を引き摺りながら歩くその姿に、なぜか平安貴族の様な風格を感じた。
私が迷い込んだのは、魔宮というワンダーランド。
大事な娘から愛人へ、娼婦を経て>>続きを読む
不穏なイントロと、あの赤いタイトルロゴのインパクト
B.Bのしなやかなヌードシーンに始まり、明転した瞬間、眩しいブロンドが目に入る。甘ったるい声で問う"わたしのくるぶしが好き?"
バルドーのキャット>>続きを読む
リナ・クードリが素晴らしい。
痛々しくも、力強く、反骨精神に満ち溢れたあの眼差し。
バレエ初心者にも関わらず、背中を柔らかく使っていてしなやか。
傷ついた女性たちの踊るコンテンポラリーは、叫びで、祈>>続きを読む
スロヴェニアから、メランコリックな秋の贈り物
金のインクで書き綴った叙事詩のような美しさ。
画面いっぱいに広がる金色の絨毯、
黒い森と薄紫色の空、賭け事をする男たちの、赤く焼けた手とテーブル
レンブラ>>続きを読む
退廃美に溢れた戦後ドイツ、ゴミ溜めのような人と街
猫を抱き、うずくまるイングリット・カーフェンが最高に美しい。
戦後ドイツのトラウマがこれでもかというほど痛々しく描かれており、"敗戦国"日本のそれと>>続きを読む
上はこの世、下はあの世
何層ものレイヤーでできた物語り
仏教のような世界
女中のおばあちゃん達の、夕食のメニューを考えたり、つわりの話をするときに襖を閉めたり、ピンクの日傘をさしていたり、日々の営み>>続きを読む
深緑色の湖、軋むブランコ、膝を怪我してしまいそうなコンクリート、四角い窓のこそこそ話、静寂の森、銀球
さあ、夏休みが始まる
透明な何かに、思わず触れてしまったような不穏なビブラフォンがみぞおちに響く>>続きを読む
part of your world、歌もビジュアルも最高だった
水面に向かって泳ぐアリエルの、メタリックでキラキラな鱗、薄く透けるチュールみたいなヒレ
このシーンは、唯一原作の"海に生きる切なさ"を>>続きを読む
絵本から飛び出した魔法のようだった…
ネラ様のシンデレラ、曲線的で滑らかで優美。アシュトンの音楽にぴったりで、どんな複雑なステップも軽やか
柔らかいんだけど、アラベスクとかプロムナードはきちんと直線>>続きを読む
ゲーム音痴な私が、唯一自分で買ったゲームがスーパーマリオブラザーズ(wii)
ゲームのビジュアルといえばソニーだけど、私は絵本みたいな任天堂の世界観が好き。
ピーチ城の、ふわふわな雲の絵画やピンクの>>続きを読む
ジャン・コクトーの美女と野獣
とても贅沢な時間だった。
まるで、宝石達の晩餐のよう
特に、繊細で豪奢な衣装が見どころ。モノクロに映るビジューの煌めき、格調高いベルベットや刺繍の生地
また、野獣の屋>>続きを読む
エレーヌの人形のような造形
アニエスのジュリエットのような寝顔
髪のウェーブの艶、アイシャドウのラメ、ヴェール、一粒の涙
反射してキラキラ輝く白と、漆黒の翳
モノクロゆえに、褪せない
ジャン・コク>>続きを読む
赤、金、黒、熱気と狂気の楽園
下品さにすら生のエネルギーを感じる
マーゴット・ロビー演じるネリーの、満ちることのない渇望
サーカス、オリエンタリズム、男装の麗人
その中心で踊り狂う彼女の美しい四肢>>続きを読む
衣装も振り付けも、ヌレエフへの敬意が込められたガラ
ホワイトクロウと呼ばれるヌレエフ、彼のパッションは白い炎
芸術の燈は、プチ・フレームたちによって受け継がれている
眠れる森と海賊目当てだったのだ>>続きを読む
ついに、大好きなラストエンペラーを劇場で…
哀しく、美しく涙が止まらない
こんなにも音楽と映像の融合が素晴らしい映画があるだろうか?
紫禁城では、いつも誰かが泣いていた。
鳥籠の、眼鏡をかけた美し>>続きを読む
彼の血管にはメロディが流れている
本当にそうだと思う。
甘美で切なく、それでいて情熱的な旋律には、やはりイタリアのアモーレの血を感じる
彼の音楽は人物そのもので、"ウエスタン"のジルのテーマを聞いた>>続きを読む
真っ白な鶏たちの中に佇む夫婦
燃え盛る車と血まみれの女
卵黄のような黄色のワードローブ
若い肉体への執着、残酷趣味、非情な資本主義の末に生まれた畸形ブロイラー
肉への欲望が、豚ではなく鶏で表されている>>続きを読む
初めて買ったデパコスはマリークワントでした。
ミニスカート、襟付きトップス、ジャンパースカート、タイツ
ドット柄、デイジーのロゴマーク
彼女のデザインは、ポップでプレッピーで上品
セクシーさを大切>>続きを読む
ロマン・カチャーノフの人形たちはシンプルな表情だけれど、繊細な機微を表現している
女の子の赤く悴んだ頬や、東欧チックなカラーリングに少し悲しい温かみを感じた。
ママの丸メガネ×ショートカットが超オシ>>続きを読む
ママがグレムリンをオレンジジュースにしてしまうなど、クリーチャーホラー感が好き
フィービー・ケイツってザ・80s美少女顔で、ちょっと気の強そうな感じが良い
ティム・バートン監督版も見てみたかったな>>続きを読む
マリリン・モンローのホワイトブロンドと赤いリップ、まるでwhite kitty
近眼で、眼鏡をかけているのがまたキュートなのです。
ダムブロンドを演じていながら、賢さが滲み出ている
銀幕から現れる>>続きを読む