たこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

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「目には目を」の思想は全てを盲人に導く。

私は、怒りを悲しみの部分集合だと思っている。
悪い人はいなかった。ただあまりに悲しいことがありすぎたんだと思う。

「俺たち黒人は」「お前ら白人は」という主
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

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漫画の最初の方だけ読んで、ずっと気になっていた作品。小松菜奈が出ている作品は初めて観た。

青春映画は描写がわかりやすいんだなと気づいた。

お父さんと伊藤さん(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

分かり合えなくても夫婦、という考え方に少し傷ついた。何故人は言葉にして分かり合おうとしないんだろう。人間って難しいな。

伊藤さんはとても分別がある人で、これまでの人生にいろいろな経験をしてきたのだろ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

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金曜ロードショーを録画で。

小さい頃見て以来、キキが住んでいる三角屋根で出窓付きの部屋に憧れていた。ずっと屋根裏部屋だと思っていたけど久しぶりに見たら違った。

最初に出てくる先輩魔女、特に重要な役
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シャイニング(1980年製作の映画)

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思ったより怖くなかった。いつの間にホラー耐性ついたんだろう。それともそこまでホラーじゃない?

シャイニングってタイトルのわりにあんまシャイニング役に立ってない感はある。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

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こんなにあっという間な3時間は今まで経験したことがなかった。どハマり。

英語が頻繁に聞こえたのでインドの言語感覚が気になった。

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

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喜劇を観る心構えでなかったので、出てくる人全員自己中で「こんなことある?社会に出たらこんな人ばっかりなのかな...。」と勝手に絶望的な気分になっていた。

いまいちコメディ映画の楽しみ方が分からない。
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モテキ(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドラマもだけれど、映画も心に刺さりまくって痛い。

「幸世くんじゃ成長できない」というみゆきのセリフ、成長させてくれる相手を求めてしまう気持ちはとてもわかる。

るみこさん、傍から見るとすごく重いけれ
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マスク(1994年製作の映画)

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Netflixサムネの顎が伸びるシーンが脳裏に焼き付いている。小さい頃観たら絶対泣いてた。

否定と肯定(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あまり劇的な印象はなかった。ハラハラ感を求める人には物足りないと思う。

ホロコーストの存在根拠を主張するのではなく、ホロコーストを否定する相手の論理矛盾を突く、高次的な攻撃。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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同性愛者への理不尽な差別。怒り。

マルコの笑顔は本当に癒される。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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正直、冒頭のヒロインの泣き声が一番怖かった。

独特な色彩だなと思っていたが、聞いたところによるとグレーのフィルターらしい。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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500日のサマーを観てズーイー・デシャネルがもっと観たくなった。こちらのズーイーもかわいい。

伏線回収がすごい。構成がよくできているなあと思った。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

良い意味で、今までで一番、観ていて疲れた映画だった。これが本物の映画というものだとしたら、他の映画に見応えを感じなくなってしまうかもしれない。

万引き家族やJOKERを観た後にも感じていたが、脚本や
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

私の好きな人の大好きな映画、観てしまうのがなんとなく怖くて、何度おすすめされても後回しにしていたのだけれど、やっと観た。

恋の理想と現実の全てが詰まっている映画だと思った。恋愛ではなく「恋」の。
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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会話の勉強になる。ずっと見ていたい。原作読みたくなる。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

登場人物はみんな思いのほか素直で心の闇もありきたりな感じだし、謎解きもスムーズで物足りない。放映前の宣伝をみてデスゲーム系の雰囲気を想像していたが、予想外に前向きな映画だった。

細かいセリフは覚えて
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

珍しくもう一回見たいと思った。
たくさん考えさせられるキーワードが出てきて、難しい。

まもちゃんが惹かれたのはすみれさん、という事実は私にいろいろなことを気づかせてくれ、私の価値観を大きく変容させた
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

眼がない女の子は最初ダイヤを眼のかわりに付けているが、ダイヤが盗まれたことをきっかけにダイヤなしの自分を受け入れるようになる。
ダイヤが本来の自分からの逃避だったということは決してなくて、自分を愛
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ドラゴンヘッド(2003年製作の映画)

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ざっと観。真面目に観たら確かにだれてしまいそう。

神田沙也加の悲鳴がチープでよかった。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

個人的には秒速五センチメートルより好きだった。私に観るように勧めてきた人が、こちらの方が好みだと思う、と言っていたのでなんだか悔しい。

だけど、綺麗で素敵で好みだと思う話は、後々そこまで印象に残らな
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

近年の新海作品と同様に、風景がとても精細で綺麗ですが、登場人物の顔との落差に驚きました。

第一話で電車のシーンにかなり時間を割いていて、ありきたりなハプニングながらも、貴樹くんの明里への気持ちの重さ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きな人に抱きしめられながら海の泡になって消えられるなら、失恋してもこの上なく幸せだろう。

キャロル(2015年製作の映画)

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とにかく主演の二人が美しいです。テレーズの寝顔の破壊力...。

「あなたは結婚したいと思ってるの?」ときかれたテレーズの、「私はメニューも決められないから...。」という返しはウィットが効いていた。
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

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だいぶ前に原作を読んで、これがどう映画になるのだろうかとずっと気になっており、やっと観ることができました。

sideA/Bと表示しない方がミスリード度が増すと思うんですよね。勘がいい人はすぐに気づき
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この作品は観てしばらく経ってからも繰り返し思い出して考えてしまう。

生きてそばにいてくれるだけでいいと、私も大好きな人に言われたい。

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

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試写会にて。

メインキャラクターが病気や怪我をする作品はお涙頂戴的な感じがするのであまり好みではないけれど、この作品は終始愉快な感じがしていてよかったです。

とにかく型破りなDの言動を、常に楽しく
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最高に狂った映画。

登場人物が多いので序盤の面接シーンだけでは顔と名前が覚えきれず辛かった。

ダンスシーンが多く、展開も見えているので、冗長な感じという意見もうなずける。
面接でのプシュケの発言、
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

JOKERのパンフレットやラジオで紹介されていたので観てみた。
本当にJOKERとそっくりの内容だった。

大統領候補を殺すのに失敗したトラヴィスが一転してスポーツたち一味を一掃し、ヒーローになってし
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近観た映画の中ではもっとも熱中したように思う。

「ビートルズが存在しない世界」という事前知識だけで臨んだ。

評価が分かれる点としては、重たい要素が散りばめられているわりに活かしきれていない
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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ラストの暴動シーンが美しくてたまらなかった。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

期待していた以上におもしろかった。
久しぶりに途中で集中が途切れることなくのめりこめる作品だった。

桜井ユキ演じる三谷早苗に腹が立ちすぎて思わず拳を腿に叩きつけながら観ていた。
彼女の「名脇役であり
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