rさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ヒミズ(2011年製作の映画)

3.7

前回観たときよりも面白く観れた。
二階堂ふみさんの声のトーンの変わりようが印象的。子供のような話し方、何かを諭す話し方、全く違うんだけど狂気的。住田くんに対しての執着心が強い。園子温監督の作品に出てく
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.4

俳優陣の演技がすべて熱い。
園子温監督の映画は異様なテンションがなが〜く続き、独特なテンポについていけない部分もあるが感情に素直で愛に素直でみんながむき出しの栗状態。
満島ひかりさんのインパクトも凄か
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.5

タイトルからイメージしていた映画と違くて衝撃を受けた。カメラワークが気になる部分があったし、ぎこちなく感じる演出が所々あった。
変だよ可笑しいよと言われ続けていた母や淳平。ルールや決まり、それに縛られ
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.9

途中途中、続きの気になる映画だ。
言葉ではっきりと述べることなく、所々に愛が交差している。それが雪景色とリンクして胸に突き刺さってきた。
小樽いいなあ、そして手紙。映画Love Letterのような雰
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チャン・ツィイーの表情が魅力的すぎだ。
カメラも顔アップが多く途中からそこばかり目がいってしまうくらい、純粋な目線でまっすぐで半開きの口もへの字になるコロコロとした表情も愛らしい。笑っちゃうくらい走り
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草の響き(2021年製作の映画)

3.6

ポスターの奈緒さんの表情に惹きつけられて以前から観たかった作品。
なんだろう、不思議でもやっとする感覚。まだ大人になりきれていない、感情を伝えることが苦手な子どものように全体的にハッキリとは描かれてい
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

伝えたい想いが前面に出ている作品。
その中でも尾野真千子さんの声のトーンや姿に痛ためられなくなった。愛すると愛されたい、勝手に子供は愛されたい側、親は愛する側と想像するが親になっても愛されたいと思い続
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ある男(2022年製作の映画)

4.4

自然現象をうまく使っていてお洒落な映像に見惚れた。
すべてが早くもなく遅くもなく丁度良く進み、ひとつひとつの繋ぎ方が好み。綺麗にまとまっていて私の中でスッキリと終わった。わかりやすい。
最近は映像の中
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

4.0

海外のラブコメディは流れる音楽がとても良い。お洒落な映像。
初めの足元からその人の姿が想像できた。お洒落は足元から。ファッションもチェックできる作品だ。
それぞれの厄介な恋。色んな形があっていつの間に
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.0

どこか懐かしい音のはじまり。
柄柄のタオル、5本指の靴下、町内の賑やかさ、背景から小物までリアルで好きな感じ。
町内の一体感、何事も本気で動く純粋さは可愛らしく、いつの間にか克彦さんがスタッフ帽子を被
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.9

忘れていたのでもう一度鑑賞。
当時の捉え方、記憶はまた違く、変わっていた。

登場から不信感のある千草と、淡々と感情を殺す恵理菜。そのふたりのバランスが良く、お互いにとって相手の存在は強いものと感じる
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

3.6

中川龍太郎監督の作品は言葉や映像が素敵で追ってしまう。
初美さんの涼やかだけどしっかりとした佇まい、声の質にも惹かれ、朝倉あきさんの声の優しさに心地よくなり、映像の音に耳を澄ました。自然体なリアクショ
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.5

ほのぼのと流れる映像。
キャラクターみんな、リアルで愛らしかった。
特に吉高由里子さん演じる祥子ちゃん、大学時代のキャピキャピとした存在感、コメディ要素もあって楽しんでいる雰囲気が伝わってきた。十分に
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.8

わたしは好きな感じだけど、逆に原作を読んでいないと、難しいとも思った。それでも中川龍太郎監督の詩人やエッセイストの感覚は私にとってフカクフカク、スンッと入ってくるし、風景や衣装のピタッとしたハマり具合>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.3

期待をしすぎて見てしまった。高校生と時代劇。この組み合わせは新しく、SFもあって青春映画に新鮮な風が吹いたよう。旬な俳優さんや歌手、役名までもが今っぽい。でも青春映画を最近見すぎてしまったからか、にき>>続きを読む

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.8

ある普通の家庭。ひとりひとりの抱える事によってバラバラと欠けていく怖さを面白く描いていてゆった〜りと流れていくのだけど、目が離せなかった。小泉今日子さんのシーンシーンの目の表情がすべてを伝えていて、そ>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

3.4

17年前の映画。性への表現が今と違って、こういう難しさのある映画に豪華なキャスト陣が揃っていて驚いた。サオリちゃんは初めから終わりまで素直で純粋な女の子だったと思う。目の前にある状況を受け入れられず、>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.6

ほのぼのとする監督のさすがの作品。
子供っぽさのある癖、口調、仕草が萌歌ちゃんが演じることでキュートな美波に仕上がっていて美波の周りにいる個性的なキャラクターたちも愛らしく、クスクスと口元が緩んでしま
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.9

ふくだももこさんの遊び心のある軽快さがすきでこの作品も私にハマった。少女たちとブルーハーツ。というところも好きな部分のひとつかもしれない。
若いからこそ許される可笑しさが描かれていて特にキャラクターに
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.9

ひとりひとりのキャラクターが
俳優陣と似合っていて愛らしかった。
にきびや話し方、少年少女さがすごく現れていて
キャラクターを引き立てる、生かす表現ってこういうことなんだなと思う。鬱になるような、でも
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

テンポが良い。パンパンと使う少しのシーンでもちゃんと撮られていることを考えると、監督の伝えたい思いが分かる気がする。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.4

小説がすごく良いからから難しいけど女性の窮屈さと自由さが好きな作品。やっぱり社会性を訴えるものがすき、映画館で観たかった。あの空間で観るとまた違うだろうなあ。

いちごの唄(2019年製作の映画)

3.4

音楽と風景、人が
すごくお似合いでした。
キャラクター性のつよい
役者さんの絡みを観れるのが贅沢なくらいです。

みをつくし料理帖(2020年製作の映画)

3.8

映画だからかギュッと詰め込まれていたような気がします。
一品一品の料理、流れる所作が美しく、だからこそもう少しゆっくりと観たいと思ってしまいます。

自分の与えられた居場所と意志の相違。理解して、そこ
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