小鳥ちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

小鳥ちゃん

小鳥ちゃん

映画(555)
ドラマ(63)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

良い映画だなぁ、と見終わったあと心の底から思える映画だった。

粗野なトニーの言動に最初はヒヤヒヤしつつも、長い道中、車中でのやりとりを経てゆっくりとお互いの理解を得つつ、確かな友情を培っていく様子が
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.8

面白かった!
エマストーンのくるくる変わる表情も可愛く、出てくる全ての衣装の豪華さと美しさに惚れ惚れする眼福映画。

バロネス役のエマトンプソンも美しくて憎たらしくて本当に良い役だった。クルエラもヴィ
>>続きを読む

キスから始まるものがたり3(2021年製作の映画)

2.8

シリーズを追うごとにどんどんつまらなくなっていってしまって残念。
ストーリーが2とほぼ変わらず、ラストも都合の良すぎる展開ばかりでひっくり返ってしまった。

エルとリーの共依存の関係に本当にイライラ。
>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.3

アンハサウェイの振り切った仰々しい演技が良かった!
冒険映画でワクワクして楽しめるけど、魔女の設定やビジュアルがなかなかに怖く、知らずに子どもが観たらびっくりしそうな映画だなぁと思った。
思い返せばオ
>>続きを読む

ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.6

良かった!
ストーリーはオリジナルと男女スイッチしてて現代版にアップデートされてて良かった。ベタベタだけど、こういう王道なラストの展開が大好き。

シーズオールザットのドンピシャ世代なので、レイチェル
>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

鑑賞中は2人のキラキラした恋に涙したけれど、見終わった後にいろいろとモヤモヤの発生する映画だった。

仕送りを送ってもらってイラストレーターを目指す麦と、(おそらく裕福な家庭の娘で)就活から逃れて奔放
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

凄まじい閉塞感と狂気。見ているこちらもだんだんと狂っていくようだった。見終わった後はドッと疲れてしまった。食欲も無くなった。

ウィレムデフォーとロバートパティンソンの演技がどちらも圧巻!過酷な状況下
>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

大人の青春っていいなぁとしみじみ。
コメディパートではしっかり笑わせてもらいつつも、後半の予想以上にシリアス展開に言葉を失ってしまった。でも、あまり湿っぽくない演出がされていたのが好感を持てた。

>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

5.0

最高!ゲームの世界の作り込みもキャスティングもストーリーも何もかも完璧。
始終笑ってハラハラドキドキ最高に楽しいのに、最後こんなにロマンチックな展開になるなんて…涙が止まらなかった。あのサプライズにも
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

2.4

始終しんどすぎる。見終わった後具合が悪くなった。
池松壮亮と蒼井優の圧巻の演技は素晴らしいのひとことなんだけど、始終宮本の歪んだ自己愛・自己陶酔、靖子への思いやりのなさ、そして自己愛(あまりにも強烈な
>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

2.7

ベタベタな悲劇展開、2人を結びつける悲しい因果、トンデモ展開てんこもりだった。しかしながら横浜流星のスクリーン映えは素晴らしい。美しさが際立っていた。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.4

面白かった!
ストリッパーたちの豪快でキラキラした生き様にワクワクしながら見た。犯罪行為でありながらも、今まで搾取されていたものを取り返すような鮮やかなチームプレイにスカっとした。J.lo演じるラモー
>>続きを読む

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.4

死後に対する新しい概念。夢があるようで、自分にとっては死ぬのが怖くなるとてもゾッとするストーリーだった。
ジェシープレモンスが、出番は少ないながらも存在感が凄かった。

オキシジェン(2021年製作の映画)

3.0

小さな密室からスタートし、少しずつ明かされる情報により、密室にいながらどんどん世界が広がっていくのは面白い感覚だった。面白くもあり、ちょっと怖い未来の話だった。

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

俳優陣が豪華。
エイミーアダムスのダルついた体、信頼できない主人公像が見事だった。
ただ、音楽の使い方が妙に安っぽくシリアスなシーンでも興醒めしてしまった。
ストーリー展開は一捻りきいて楽しめた。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

ゾンビをものすごい勢いで薙ぎ倒していくのがとても爽快!!ゾンビのアクロバティックなアクションも良い。
けど、やっぱりゾンビものは最終的にストーリーがウォーキングデッド化してしまうのか…結局は人間の世界
>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.0

甘酸っぱくて胸が締めつれ蹴られるような素敵な恋の話だった。恋心を認めたくなくて相手に辛く当たってしまったり、でも余計に恋する気持ちを止められなかったり…視線で語る彼らの気持ちの変化に目を奪われる。
>>続きを読む

食われる家族(2019年製作の映画)

2.5

面白くなかった。
結局あの女性は何だったのかとモヤモヤが残る。ホラー風の描写も中途半端。
1人の女性に徐々に家族が洗脳されていく異様な様子がしっかり描かれていたのは良かった。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

女性が犠牲にしていることの全てが濃縮されているようで、見ているのが辛かった。原作未読なのでわからないが、劇中のコン•ユ演じる夫は、とても育児に協力的で妻の味方をしっかりしてくれていたので、それがとても>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.7

離れていく車の窓越しのおばあちゃんの姿を見て、おいおい泣いた。おばあちゃんが自分だけに、と握らせてくれるお小遣い、こういうのにも弱い。

ビリー演じるオークワフィナのナイナイを思う気持ちが溢れ出る繊細
>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.0

大統領が襲撃されるテロは笑っちゃうくらい景気の良い爆破が次々と起こって、これぞハリウッド映画!という感じで見応え十分。
しかし、筋書きはドラマの24でよくある展開で面白みも犯人の意外性も全くなく、最後
>>続きを読む

ダンス・オブ・41(2020年製作の映画)

3.8

辛い。
同性愛者が辿る過酷な運命を真正面から描いた映画。
ラスト、彼の涙を見てこちらも涙せずにはいられなかった。

妻の立場を思うと、これもまた辛くて…。誰も幸せになれない。けれど、誰も悪くない。生ま
>>続きを読む

モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

3.5

良かった!
出てくる女の子たち、みんな頼もしい。今まで疑問にも感じずにいてしまったことにひとつひとつ立ち向かう姿に勇気をもらえる。
セスが素敵。登場時はモサっとしてるなぁと思ってたけど、見進めていくと
>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.6

誰かが誰かに告げる愛の言葉のリレーがとても素敵な映画。誰かを思うかたわらにお花、という風景も美しい。
ともさかりえ扮する夫婦のシーンはコントみたいでクスっと笑った。
愛嬌のあるお花屋さんの田中圭がとて
>>続きを読む

ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.8

辛くて険しい道のりの不妊治療を、男性目線で大胆にコミカルに描いていたのが新鮮でクスっとしながら楽しく観た。
しかし一方で、不妊治療のリアルと過酷さもしっかり描かれていて、とても良かったと思う。

藁に
>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.3

とても良かった。
長尺なのを感じさせない構成•演出、自然と融合する人の心情を映し出す美しいシーンの数々、キーとなる唄の使い方…どれも素晴らしい。

俳優陣の演技も圧巻。個人的に浅田美代子と蒔田彩珠がベ
>>続きを読む

闇はささやく(2021年製作の映画)

2.6

二転三転するこの映画のジャンルと、絶妙に怖くないホラー演出で見終わってなんじゃこれは?となった。
あと、サイコパスなあの人はこの家がどうとか関係なく以前からまじモンのサイコパスだったという伏線を張られ
>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.3

オープニングのおしゃれな演出には興味を惹かれたけれど、その後の展開にところどころ?マークが浮かんで楽しめなかった。
セラピーとはいえ未成年の女子高生との淫行はいかん。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

ちょっと切ない恋愛ものとして途中まで見ていたけど、ラスト見たらあまりに共感できなくてゾッとしてちょっとしたホラー映画観た気分になった。この彼女のいびつな執着も、人によっては愛と呼ぶのだろう。

俳優達
>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.3

面白かった。
手に汗握るハラハラドキドキのEVAや、こんな時自分ならどうするだろうかと考えさせられる展開にしっかり楽しませてもらった。宇宙×絶望展開という組み合わせのなんと相性の良いことか。閉塞感、後
>>続きを読む

モンスターハンティング 復讐の狩人(2018年製作の映画)

2.2

何が起こっているのかよくわからない。
限られた予算の中でカメラワークと音を工夫してモンスターのいる世界を表現しているとは思うけれど、ストーリーも平坦でつまらない。

ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏(2019年製作の映画)

3.7

見応えがあった!
四季の中で起承転結がしっかり描かれており、民と民政官、ジョル大佐が来てからのの関係性の変化も面白い。ロケ地の美しさ、撮影のセットも素晴らしい。

とても人間味溢れる民政官。マークライ
>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

5.0

見終わった後、あまりの衝撃に言葉が出なかった。
どんなに1日がリセットされても2人を隔てるものがなくならないジレンマ。希望の先に見えた、言葉を失うほどの展開。物語の作りも、人種問題への強いメッセージも
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.5

不器用で愛らしい最高の青春映画!
日常にSNSが当たり前の時代に生きるティーンエイジャーの過酷な日々。
お呼ばれした陽キャのプールパーティー、年上の男子からのセクハラ、あまりにも地獄すぎてこっちまで吐
>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.9

なんという美しい映画だろうか。大自然の中での馬との触れ合い、朝日、夕焼け、星空。青の色合いがとても美しくて息を呑むほど。「ムーンライト」に似た青という色合いへのこだわりを感じる。
生きがいを絶たれて、
>>続きを読む

クエイ(原題)(2015年製作の映画)

3.2

人形や小物のショットと音楽の組み合わせが良かった。どことなく不穏な感じもまた良い。クエイ兄弟への愛を感じる。