おこじょさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

おこじょさん

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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.9

3時間という事で少し見るのを抵抗してたけど、章立てで前半はサクサクと切り替わるので見やすかった。

舞台のほとんどが吹雪の中の洋品店なのだけど1800年代の南北戦争後のアメリカの雰囲気がお洒落に演出さ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

言葉にするのが難しい…!
テレビで野田さんがストーリーに合わせて音楽を、新海さんは音楽に合わせてストーリーを考えてお互い譲り合ってたと聞いたけどそれがすごいわかる!というような感想です笑

天気をテー
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.5

6歳の女の子、フリダが見る人間社会とそこでの生き方を描いた作品。

この映画の中で大きい出来事が起こるわけではなく、叔父夫婦に引き取られた女の子の日常が淡々と進むだけ。
そういった意味では言葉での説明
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.3

ジャケットのインパクトがまずすごい笑

冒頭5分ぐらいで引き込まれて、そのまま私の中ではピークを迎えた感はあるものの、笑
アーミーナイフもびっくりな死体メニーの万能ぶりに最後まで間延びせずに見れました
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.5

沢山のリメイク作品がある中で、どれも見たことなかったんですが(私あるある)、
お話と同じ時代に作られた1976年版を初めて見てみました。

ミステリーとしてだけ見るとちょっと大味な気がするけど、田舎の
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.7

遅ればせながら初鑑賞。
想像以上に切ないストーリーでした!

タイムリープするたびに変わる周りの環境と真琴千昭功介の心の揺らぎにそれぞれ感情移入できて切なかった。

出会いを大事に、一瞬を大事に、後悔
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何も前情報無しに見たので國村さんがどういう役割ででてくるのだろうと思っていたら…なるほどスケープゴート的な役割だったとは…!

屍鬼やらゾンビに呪い、謎の湿疹に悪霊、祈祷と十字架などかなりごちゃ混ぜな
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ベティ・ブルー/インテグラル 完全版(1992年製作の映画)

4.1

色々刺激が強過ぎてラスト20分は口がずっと半開きだった…笑

冒頭からすぐ流れてくる蒸気オルガンのテーマがサーカスで流れてきそうな独特のメロディで速攻でぐっと掴まれた。

ベティのキャラクター、スクリ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.3

最初から最後まで全く理解も共感もできないし目に入る映像はほとんど汚いものばかりで胸糞な気持ちになりかけるのだけど、ヘロインにのめり込むレントンが見る世界は浮遊感あって独創的なアートのようで少し感動する>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

2.4

普段手を出さないジャンルだけどトゥルーマンショーに続いてジム・キャリー繋がりでの鑑賞。

あんまり考えちゃいけないと思うものの、マスクについてどう捉えていいかわからず、置いていかれた感🤢
なんで緑…?
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

昔、世にも奇妙な物語の「エキストラ」というタイトルに同じ設定の話があって、斬新な発想でずっと記憶に残っていたのですがこの映画に着想を得ているのかな。
それはホラーに寄ってたけど、この映画ではポップで笑
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.4

見終わった後から余韻が増幅していくのが他には無い感覚でした。

過ぎ去ったこと、失ったこと、その時その時に区切りをつけて、未来のために後悔しない今を生きなければいけない。

と分かってるんだけど、気持
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.3

続編を見るために久々に2回目の鑑賞。

初めて見た時は童心に戻ってワクワクしっぱなしだったけど見返すとこんな叫んでたっけ?という印象でした笑

何も考えずに楽しめるエンタメ映画!

東京日和(1997年製作の映画)

3.9

夫婦2人の儚くて幸せな歳月を映像にした回顧録。

陽子さんは風船のような人だなあと思った。そしてその風船の紐を持って見上げているのが旦那さん。
そんな印象を覚えました。アラーキーの印象が少し変わった。
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東京兄妹(1995年製作の映画)

3.5

日暮家の慎ましく静かな生活を見続けていると、舞台が自分に馴染みのある土地だったという事もあって少しずつこの世界観に馴染んでいって、その感じが心地よかった。

私は両親は健在だし兄もいないし妹もいないし
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

3.0

鶴瓶さん若いなあ〜でも中井貴一全く変わらないなあ〜、牧瀬里穂の瑞々しさと白シャツが眩しすぎる〜川越の街並みってやっぱりいいよね!とか考えてたらさらっと半分経過してました。

公園の遊具でぐるぐるするシ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.7

食肉処理場を舞台に、片腕の不自由な初老の男性と発達障害傾向のある若い女性が共通の夢を見た事で始まる、お互いの心と体と未来を繋げる過程を描いた珍しい設定の物語。

生まれ持った気質の彼女の振る舞いは感情
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.1

もうほぼ10年前の映画なんですね。公開当時話題になってたけどなんとなく見るの避けてたやつ。

全てがあっさりさっぱりした描写で、登場人物も主人公以外は社会に身を置いてるはずなのにどの人も宙に浮いてるよ
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明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.5

イヤミス(と表現していいのかわからないけど)ど真ん中な作品でした。

精神衛生上よろしくないです。でもそれぐらい不安を煽られてじわじわと効いてくる感じ。
後半は自分で自分の肩を抱きしめてしまうぐらい鳥
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

前から色んな人がオススメしてて気になってたもの。
笑い、涙、笑いと操られるようにテンポよくコロコロと感情が変わって、これが短い間でしかもアニメっていうのが凄いなあ〜。

今ではメモリプレイっていう演出
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.2

疲れている時に一人で家で見ると癒される映画✳︎

頭と体がとてつもなく疲れてて、早く寝たらいいんだけど心はそれを解消したくて映画見たいなっていう気分の時にドンピシャでした。

橋本愛ちゃん演じるいち子
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フォロー・ミー(1972年製作の映画)

4.0

探偵って隙が無さそうで人の粗探しを真顔でするイメージだけど、
この映画にでてくる探偵は仕事してるのかしてないのかわからない、それでいて始終楽しそうな微笑を浮かべてる独特の雰囲気で可愛い笑

途中まで絶
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

3.9

1994年、そんな遠くない過去にこのような大量虐殺があったことを恥ずかしながら知りませんでした。

優秀で各国の外交官をもてなし軍とのパイプもある主人公が、窮地に立たされた時に生まれた国の違いだけで切
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.4

今までに無い新しい演出と最初から最後までハイテンポで展開していくお話で普通に面白かった!

メディアの中だけでお話が進むから、その中での家族や友人関係、失踪後の対社会との関わりとかが無駄が全て除かれて
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

5.0

メゾンドヒミコで過ごす人全員が普通よりも傷ついたり葛藤を味わった過去を持ちながらも、自分に正直に、他の人を尊重する暖かさがあって、決して幸せ溢れるストーリーじゃないのにじんわりと幸せな気持ちになる不思>>続きを読む

白河夜船(2015年製作の映画)

2.9

原作をかなり昔に読んでお気に入りだったので見てみました。

アンニュイな雰囲気で会話も抑揚抑えめで大半聞き取りづらかった…笑

嫌いではないけど退屈だったかな…
井浦さんの色気がすごい。

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.4

戦争とファンタジー要素、全く真逆なものを混ぜ合わせた斬新なお話。
何も考えずに見たい時にうっかり見てしまうと色んな意味で疲れてしまうかも。

私自身、主人公に負けじとお花畑寄りの現実逃避をするので最初
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.7

久しぶりにがっつりと見応えのある映画だった。

身体が不自由で自分の人生を生きられないお金持ちのウィルと、健常だけど貧乏で自分の人生を生きられないルイーザ。

難しいテーマだけど始終ルーの天真爛漫さに
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バイオハザード(2002年製作の映画)

3.8

ゲームのシナリオ通りなのかな〜と思ったら世界観が混ざってる形なのでまた新しいものとして見れます。

主人公が中心に世界が回ってるので笑、ストーリーに予定調和感はあるけど最初から最後まで飽きませんでした
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

4.2

毎度ディズニーの映像・色彩美に感動!

お話的には一つの村を束ねる女の子が大自然に立ち向かうというスケールの大きさなので何ひとつ私が共感できる部分はありませんが、笑

それでも冒頭から最後まで色んな青
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星空(2011年製作の映画)

3.1

あらすじを見て想像してたよりも内容が薄くてちょっと期待はずれだった。
世界観とか素敵なのに、登場人物が主人公すら起きることに対して感情があっさりしてるのが気になった。

こちらで絵本が原作ということ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.1

淡々とお話が進む中で、玉音放送を聞いた時のすず達の反応に戦争の虚しさが伝わってきた。
出征する水島さんとすずのシーンも切なかった…

全てが不足している時代で、自分に折り合いをつけながら強く生きていく
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

死者の国のカラフルな世界観がツボだった。うわ〜と思わず声が出るぐらい綺麗!

歌、ストーリー、映像と三拍子揃ってて感性+10ぐらい上がった気がする。

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

傷ついた人達の不器用な交流の中だからこそ登場人物一人一人の思いやりが際立ってほっこり。

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

2度目の鑑賞。
今までSF映画って現実味が無くて苦手だったけど、物理学の説明もあってリアルというか、異なる時空間の中で本当に交信ができるかもって思えるワクワク感が凄い!

人間らしく生きる意味、愛の力
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.4

ガガ様の演技に惹かれて観に行きました。
トントン拍子に話が進む展開でどこかで見たことあるストーリーだなと思ったら昔の作品のリメイクだったみたいで納得。
なのでかどうかはわからないけど登場人物に感情移入
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