lamiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

ジャケットを一目見た時から、多分これ好きだなと思っていたけど、やっぱり。

低めのコンラスト、ポップな色彩が何ともフランス映画らしくて可愛らしい*
深い悲しみを経て、静かに成長していく2人。何故だかと
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ミスエデュケーション(2018年製作の映画)

3.5

"同性愛は罪"だと、矯正施設に入れられてしまう主人公の女子高生キャム。
自我と向き合い始め、まだ自分を理解しきれていないような、どことなくふわっとした印象。クロエ・モレッツが意外にもハマっていました。
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

3.6

フランス産クライムコメディって感じでクスッと笑える作品でした。家を飛び出すあたりのシーンが一番好きだった笑

冗談ばかり言い合ってて、本当に仲の良いファミリー♡
ポップな3原色が印象的。ラストもよかっ
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核家族(2020年製作の映画)

3.1

正直この作品はあまりにも母親が醜くて映像的にかなりキツかったです。。
どうか、青年が核家族に囚われ自分を見失いませんように・・・

幕あい(2019年製作の映画)

3.6

私を好きになるキッカケになったり、色々観始めた頃に好きになった作品は何度も繰り返し観ていて今でもすごく想い出深い作品に・・・*

そんな気持ちを思い返させてくれる素敵なショートフィルムでした。

私も
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二十歳の死(1991年製作の映画)

4.3

陽の光が十分に射し込まない家の中は暗め。彩度は低く、何とも冷たい感じ。家族の死が迫る数日間。経血に染まる白いシーツ。

弟が自殺を図った。不安定な主人公をよそ目に、他人事で上の空な親族の若者達。温度差
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バーニング・ゴースト(2019年製作の映画)

3.9

パリの黒い夜の街並み。冷たいブルーのネオンがひたすらに切ない。。

ファンタジー要素強めの、しっとりとした大人のラブストーリー。

全体的に静かで雰囲気や映像は好みでした*主人公が離れ目気味で少し幼め
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青く震える娘(2020年製作の映画)

3.4

色鉛筆?クレパス?のような独特なタッチと全然美しくも可愛くもない(笑)媚びないイラストがとにかく印象的。

内容はメンヘラチックで、中々にドロドロしています。絵が好みでないと難しいかなぁ

ソレ・ミオ ~ 私の太陽(2019年製作の映画)

3.6

家族の元から失踪し、突如羽を羽ばたかせる父親。何も知らずに残された母親。

普通なら父親を責めてもおかしくはない状況だけど、どちらの状況も知りながらお互いのプライベートを大切にしつつどちらとも関係を保
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犬っころ(2019年製作の映画)

3.0

粗悪な環境に放りやられた大量の犬。難民のアナウンス。かなりストレートな映像でした。

myFFFにノミネートしたことで多くの人の目に触れ、考えるキッカケになるんだろうなと思う。

友だちの友だち(2020年製作の映画)

3.4

サイケな色彩に気を取られていると、思わぬ展開に目が点になった。どこかSF感を彷彿とさせる不思議な映像とは反対に、内容はかなり現実的で生々しい。
外国のアニメって多い気がする。このギャップ苦手です…
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ダリアの世界(2019年製作の映画)

3.5

とある植物園の温室。その小さな空間も、ダリアにとっては一つの大きな世界。モスグリーンが広がる植物の中で、ダリアは夢を見る。

ふと迷子になって1人彷徨い歩く。それがほんの一瞬であっても、きっと少女にと
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言葉にならない(2020年製作の映画)

3.8

彼女にとって人生のほとんどである数十年間。忌々しい記憶、トラウマ。時間が経ち、ようやく決着をつけようと決心したところだったのに・・・やり場のない怒りと苦しみ。

これまでずっと、親族の前では笑顔を作っ
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.8

ここまで観ると、どうしてホビットの中からビルボが選ばれたのか、彼の賢さや純粋な優しさが心に沁みてよく分かる。

悲しみも残るラストでしたが、ファンタジー映画ってすごいなぁと思わされる作品でした。アクシ
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

4.0

ドラゴン喋るのね!しかも低くて素敵な声*
ラストはかなり気になる終わり方!

エルフは強くて綺麗で、スマートでいいね。人間やドワーフとの差がすごくて悲しくなります( ; ; )笑

オーランドは、ロ
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ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.7

冒頭のホビットの村が可愛らしくて癒される*

初めは登場人物(ドワーフ)の多さに、人を覚えられないうちに話が終わるんじゃないかと不安になりましたが、だんだんと把握。
おすすめされて観たけどいつの間にか
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サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

3.5

見覚えあるなぁと思ったら数年前に鑑賞済みの作品でした。魔女たちのルックスが全然魔女らしくなくて、そこが本当に残念・・・( ; ; )笑

3部作中の3作目、2作目から何年か経ちだいぶ変わってるかと
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ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

3.7

配色が好み*
水色とピンク、それぞれのカラーに染まったファッションに身を包む2人の少女。
水色×ピンクのエンドロール。
ピンクのアルファベット×背景の自然のグリーンが最高。

終盤、歩き続ける主人公を
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.0

植物が動物のように生き生きと、まるで意思を持っているんじゃないかと思うような描写(幻覚)が好き。笑顔の裏に凶暴性を孕んだコミューン内の人間達がひたすらに怖い。

タペストリーや壁画の絶妙なゆるさの絵が
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悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

3.8

ティーン時代のウィノナ・ライダーを拝める作品*当時から背高くて脚長い、お顔小ちゃい!

90'sのレトロファッションがキュート!
ファッションのみならず、背景や画全体がアメリカのお菓子のような鮮やかさ
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狼の血族(1984年製作の映画)

4.5

2021年の映画初めはこちらの作品でした*
ジャケットはこんなですが、主演の少女がとっても可愛い。少女趣味な悪夢が現実に・・・

大きなテディベアに抱き捕まれる、森の暗がりで馬車に乗って現れる怪し過ぎ
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呪いの館(1966年製作の映画)

3.6

元祖ゴシックホラーといった感じ。
ワンシーンの画像を見て一目惚れた美少女の出演シーンが少ないのが残念!そしてこのジャケットも残念すぎる…( ; ; )
古いのでそれなりにチープ感漂いますが、こういう
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マチルダ 禁断の恋(2017年製作の映画)

3.7

ロシアの建造物がどれもあまりに素敵過ぎてそこばかりに目がいってしまう。列車内の豪華なブルーの装飾もよかった。

アリックスが博士と馬車に乗り、外を駆け抜ける時の、宮殿の外観の美しさに唖然としました・・
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.7

悲しい悲しい物語。実話である部分が恐ろし過ぎる。こんなに絶望的なことってあるんだろうか…信じられない、信じたくない気持ち。
辛い内容であることは聞いていたので覚悟して観ましたが、観賞後数日間引きずりま
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.3

クリステン目当ての鑑賞*内容やジャケットにずっと惹かれずでしたがやっと・・・!
コメディ要素が強く、無駄にグロテスクな描写がちらほら。
最後はゾンビのプロポーズを目の当たりにしたような感覚・・・
作品
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.3

不思議。オゾン監督の作品は、あらすじに全く惹かれないのに映像にうっとりさせられ、いい映画だったなって思ってしまう。

静かに流れ始める音楽と共に、だんだんと色づき彩度を取り戻す映像。途端に思い出す過去
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.6

クリステン主演だったので鑑賞*人間らしい弱さもありつつ、かっこいい役柄!ずっと目で追ってました笑

SF深海ホラーは多分初めて観ましたが、思ったよりも恐怖感がなかったところはちょっと残念。こういうのは
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マイ スキニー シスター(2015年製作の映画)

3.5

ゆるっとした妹とストイックな姉。対照的な2人だからこそ生じる、お互いを羨ましく思う気持ち。

大好きで憧れのお姉ちゃんがどんどん壊れていく。幼い妹も不安定になっていくのは仕方のないことだと思う。

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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

4.0

こういう悪夢めいた物語好きです。バスに乗ってて目が覚めると全てがブルーの世界になっていたり、真っ暗な夜道を車で運転中に怪しげな人とすれ違ったり、、印象的なシーンがちらほら。OPから表示される、クレジッ>>続きを読む

赤い航路(1992年製作の映画)

3.4

ストレートな描写が多く、ファム・ファタールとなるミミが美しいと思えなかった事が残念( ; ; )
でもバスで出会う過去のシーンは好き*朱色のドット柄ミニワンピ、ふわっとエアリーな茶髪ロング、鬱々とし
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dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.4

B級感抜群のオープニング、期待していた女優さんと映像全体の色相があまり好みじゃなくて、どうなることかと思いきや・・・二転三転する展開にいつの間にか見入ってました。

あまり品はなく、ちょっとドタバタし
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サーミの血(2016年製作の映画)

3.6

感慨深い物語でした。でも私の語彙力では言葉で感想を表すのが難しい。

エレ・マニャの人生のほんの一部。発端と結果が描かれている。観賞後は、何とも遣る瀬無い気持ち。
好きでも嫌いでもなく同情もできないけ
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.9

オープニングの墓地のシーンから美しくて引きこまれた。聡明な彼女に、エル・ファニングが見事にハマってる。

街中で本を売りに出そうとする父と、久々の再会。別れてポロっと涙を流すメアリー
。このシーンとっ
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.6

前作があまりにも可愛らしく衝撃だった為に期待値が高すぎたのか・・・?( ; ; )ファンタジーの度合いも前作くらいが好み。

とはいえ、相変わらずぷっくりなアンネリとオンネリがかわいくてほっこりする
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.7

序盤から天井の錨が怖いです。
幻影(過去)とリアルが交互に展開されていく。最近観た映画の中ではNo.1のバッドエンド。

殺風景な狭い部屋で、恐怖は再開する。
過去になると、正直またか…と思うんだけど
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

ジャケットやあらすじに惹かれず先送りにしていたけど、ドランさんが監督なので鑑賞してみました。英語ということもあってか、これまでの作品と違う雰囲気を感じながらもこの監督らしい家族間の描き方。

崩れ落ち
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