トシさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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はちどり(2018年製作の映画)

4.5

まるでエドワード・ヤン!食卓が大事に描かれてるのとか是枝っぽさも。とにかく画面に惹きつけられた。韓国でこんなすごいクラシックが生まれていたとは。
全然関係ないけど、手書きのハングルってキュートだね。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

いやー、思ったよりめっちゃ良かった。ほとんどナショナルジオグラフィックスの世界だったけど、映像が凄過ぎる。戦闘シーンなんか2分くらいでいいんじゃないって。まあ、ネイチャーだけでなく、メカにもこだわっち>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

マイク・ミルズの監督作の中でダントツに好き。いささかロマンティック過ぎると思わないでもないけど、モノクロの美しい映像と音だけで心が持っていかれる。それにジェシーのなんと魅力的なこと!!

アテナ(2022年製作の映画)

3.5

全てがエモーショナル。映画としての好みはそこで分かれるところで、自分にはトゥーマッチだった。ただ、ひたすら悲しみだけが残る

日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)

4.0

鶴田浩二カッコいい!立ち居振る舞いが一人だけ世界が違う。配信で見たけど、イヤホンで聞いてると最後の倉庫のシーン、エコーのかかり方がすごくて感動。貴重なフィルム上映、劇場に行きたなったな〜

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

-

ボロ泣きしたけど、これが映画が良くてなのかと言われると… リアルタイムの連載で受けた衝撃が強過ぎて。
ついベタなプロットが気になっちゃうけど、2時間強の映画に山王戦を収めたスピード感は素晴らしかった。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.5

良かった〜。すごく胸がすく映画。
こんなに「静か」な映画なのに肉体性がすごい。ミット打ちで自然に身体が動いてしまってちょっと恥ずかしかった。
あと、「喋らない」ケイコの心にものすごく目を凝らしてしまう
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

2.5

コーエン兄弟好きだけど、ちょっとこれは無いんじゃない?ギャグも滑り続けてる(それはいつものことか)し、音楽や黒人文化の扱いが酷過ぎた。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

-

これは点数付けられないわ…
チャドウィック・ボーズマンをみんなで弔うための映画だし、みんなでチャドウィック・ボーズマンを弔うことができたと思う。

一言だけ蛇足。タロカンが地上(というかアングロサクソ
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木枯し紋次郎(1972年製作の映画)

4.0

面白かった〜。菅原文太がすらっとしててカッコよくて。冒頭の見栄を切るところから、おおっ!という。殺陣もテレビの時代劇見慣れてる目からするとグダグダなんだけど、ホントはそんなんだろうね、というリアルさが>>続きを読む

スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

どうして、こんなダメ人間に心を揺さぶられてしまうんだろうね。多分自分もダメ人間だからかな…

サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)(2021年製作の映画)

4.0

フェスティバルの編集映像かと思ったら、69年のブラックコミュニティのドキュメンタリーだった。
とはいえ素晴らし過ぎるパフォーマンスはザ・フィフス・ディメンション、メイヴィス・ステープルズ、マヘリア・ジ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃありきたりな設定にしては面白かった。とはいえ、やっぱり脱出するのね。ループの中にいる人は同じ時間軸共有できるなら、みんな引き摺り込むのもありではないかと、邪悪な発想をしてしまった 笑

グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。ほとんどバストアップの連続で焦燥感と徒労感しかない物語。ほんとにロバート・パティンソンなのかと目を疑う小汚さ。ニコラス・ウィンディング・レフンの傑作、プッシャーを思い出した。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん、中盤までのドライブ感は良かったのに、ゾンビパートの消化不良感がなんとも。。もっと過去の話ではなく、今の話としてサンディの魂を救えるようになれば良かった。

プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.0

そこで逃げるんかーい、の連続だったけど、ラストはさすが。最高に面白い夏休みムービー!

13人の命(2022年製作の映画)

3.5

さすがロン・ハワード。ド派手なドラマがあるわけではないんだけど、一人一人のキャラクターを丁寧に描いていく。しかし、全員は助けられないこと覚悟しながら視界ゼロの水中に潜る時の恐怖たるや…

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.5

蛇足でしょ、と思って先延ばしにしてたんだけど、BCSで若干言及があり、ラスト前にやべえと思って慌てて見た。
BrBaを見てない人がこの映画をどう見るかちょっと想像が付かないんだけど、個人的にはBrBa
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グレイマン(2022年製作の映画)

4.0

キャラクター的には主人公たち以外のあまりのマヌケっぷりに笑ってしまうんだけど、ショットとアクションがキレキレで最っ高!!とならざるを得ない

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.5

2人が走る!走る!映画ってのは動いてるものを撮るもんだ、っていうのがビシビシ突き刺さってくる。ブギーナイツやマグノリアに激しく胸を掴まれた頃に比べると自分が年取ったせいか、眩し過ぎて見られないってくら>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.0

撮影と編集がとにかく素晴らしい。エンディングでなんかハートウォーミングな音楽流れてるけど、登場人物ほとんどみんな狂ってるから… なんつー脚本だよ。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

長澤まさみに対する扱いがキモいとか、CGがショボいとか、台詞がダサいとか、ラストのアクションシーンあれかよ、とか、そんなの議論するまでもないというか、そこはダメだと思う。
ただ、そうであったとしても楽
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

素晴らしい。ほとんど何も言うことない。

もし、あえて比較するとしたら、ゼアウィルビーブラッドというより、ファントムスレッドでしょうね。こちらの方が好み。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.0

こんな皮肉もなくストレートなストーリーもキャラクターも珍しい。ハーフオブイットみたいなスペシャルな映画と比べるとやっぱり見劣りするものの、ボス最高… ただ、いかにもな3rd以降だけでなく、本作のタイト>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

色彩と撮影に目が回る〜。特に後編パートは似たモチーフでWe Are Who We Areを見ちゃってるので、(敢えてとは言え)ベタなポップソング使いとプロットに陶酔できないものがあった。とはいえ、アラ>>続きを読む