●不正だらけの歪んだ正義感●
厳しい社会を生き抜くためには、
競争に勝たなければならない。
そして、競争に勝つためには、時として
不正を働かなければならない場合もある。
ところで、
相手が不正を>>続きを読む
●欧米精神が際立った恋愛映画●
欧米、とりわけ
アメリカ産の映画を視聴していると、
日本人と外国人の考え方や感情表現の
相違に気づかされることが、よくある。
もちろん、
国際化が進んだ現代にあって>>続きを読む
●非現実的な作品に描かれた厳しい現実●
本作は、視聴者の性別に関係なく、
多くの人が楽しめる作品となっている。
その理由はシンプルで、
男性目線から見て都合の良い女性と
女性目線から見て都合の良>>続きを読む
●悪役が善人に思える登場人物設定●
本作は、アメリカ人と日本人のそれぞれの
警察官が協力して、日本人ヤクザの親玉を
逮捕するという作品である。
本作は、今から約30年前に製作された。
当時と比較>>続きを読む
●重厚なヒューマンドラマ●
本作は、1861年のニューヨーク市の
アイルランド系移民が多く住む街を舞台に、
ギャング組織の頭領に対する主人公の復讐劇を
描いた作品である。
冒頭、組織間の激しい抗争>>続きを読む
●製作者の傲慢さが滲み出た作品●
本作は、ハリウッドで映画産業に携わる
業界人の人間模様を描いた作品である。
ハリウッド映画の、
とりわけ成功が期待される作品で
主役の座を勝ち取ることは、
本人に>>続きを読む
●「笑われる」ことはコメディか?●
本作の笑いは、そのほとんどが
主人公に非が無く、あるいは、
主人公の悪意なしに
発生したハプニングを対象としている。
特筆すべきは、主人公以外の登場人物が、
ハプ>>続きを読む
●パンクよりも大事な精神●
インターネット辞書で「パンク」とは、
「伝統を無視し、奇妙な服装や行動で体制に反抗する若者」とある。
本作はパンクに憧れる人間の主人公と、宇宙人で自身の種族のルールに反>>続きを読む
●キャラクターの設定について●
濃いキャラクターの主人公が活躍する作品だけに視聴後は色々と考えさせられた。
果たして、マザコン、ニートで思い込みが激しく行動力も人一倍ある人物を、主人公に置く必要が>>続きを読む
● 本当に自殺を理由に地獄に落ちたのか?●
序盤、レイチェル・ワイズ演じる、
双子の妹が自殺する。
キリスト教では、自殺者は死後、
地獄に落ちるとあり、彼女もその例外ではなかった。
ところが、物語が>>続きを読む
●人類と宇宙人の力関係について●
作中、明確な描写がなかったが、
人類と宇宙人、どちらが強者の設定だったのか。
①宇宙人が強者の場合
この場合、アメリカ政府がエリア51という特定の場所に、宇宙人と>>続きを読む
●優れた演出●
①音楽の使い方について
劇中、流れている音楽が一貫して、
明るく、爽やかで、落ち着いていた。
この手法は徹底していて、
最もシリアスなシーンと思われる、
アン・ハサウェイの旦那役の浮>>続きを読む
●いくつかの疑問点●
①「秘密」の島の存在を主人公に教えた男の動機は何だったのか。
②なぜ、教えた相手が主人公だったのか。
(二人の短い会話内容からはその因果関係が明瞭でない)
③男はその後、「>>続きを読む