YukiYukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

YukiYuki

YukiYuki

映画(187)
ドラマ(2)
アニメ(0)

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

あの有名な音楽(ジョン・ウィリアムズ)やスピルバーグの初期作品ということは知っていたものの、実は見たことなかった。ほかのパニック映画もそうですが一番怖いのは人間なんだな。欲やらエゴやらがいかんのです。>>続きを読む

恋愛適齢期(2003年製作の映画)

3.9

登場人物(特に女性たち)がみんな生き生きしていていい。失恋を仕事の成功につなげるエリカはかっこいいし泣きっぷりが最高。メインとなる恋愛模様ももちろんいいけど、娘と母、姉と妹の関係が好きです。

スイミング・プール(2003年製作の映画)

4.3

シャーロット・ランプリングの、絶対誰にも媚びない凛とした美しさが昔から大好きです。想像力をかきたてる映像や音楽で心にグイッと入り込む作品。何回も見直したい。だらしないのに無垢な少女みたいに見えるジュリ>>続きを読む

ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.2

むかーしテレビのロードショー(水曜?)で見て、犯人の記憶はあった(衝撃だった)ものの懐かしくて鑑賞。ジェーン・バーキン可愛い。布施明の元ヨメもさすがの美しさ。血のりはいかにもペンキです。なんとなく展開>>続きを読む

赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年製作の映画)

3.1

おーい!赤ちゃんに鉛筆持たすなー!ラグビーじゃないんだからちゃんと抱っこしろー!などなどが目についてしまい、当時好きだった作品なのに今見ると「ないな」と思うところが多い。「カントリーベイビー」が成功す>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.1

グロいです。あんな死に方だけはいやだなと思わせる醜悪な画像。誰もが疑心暗鬼になり場所的にも(南極)人間の繋がりという意味でも孤立する恐ろしさがうまい。でも2度は観ないな。愛犬家は注意!

BODY/ボディ(1992年製作の映画)

2.9

惜しい…ウィレム・デフォーにジュリアン
・ムーア、こんな豪華な俳優そろえてるのに駄作になったのはマドンナのお色気全面に出してバランス悪くなったからだろうな。ユルゲンさんはU ボートの、気弱な秘書は「危
>>続きを読む

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.1

ナチスに大量虐殺されたのはユダヤ人だけじゃなかったこと、この映画で知りました。スリリングな「オデッサ・ファイル」のようなストーリーを期待してたのに長い殺戮シーンがあります。しかし人間の誇りについて考え>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.9

エグいホラーは苦手なんですがこれは楽しめた。ベトナム戦争後反動で自由奔放にはっちゃける若者、かたや基本オープンな性は悪という考えの老人…でも彼らも性的には現役でいたいのよね。だからってなあ。嫉妬かよー>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

2.7

どう楽しむのが正解なんでしょう。やることなすこと裏目に出るわ警察はまぬけだわ…あとこんなに誰も通らない町ある?サスペンスというより歯痒くてどうにかなりそうでした。

私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.7

ジュリエット・ビノシュうつくしーい。今まで見た映画で一番きれいと思った。擬似恋愛に溺れてるときのみっともなさは「あーなりたくない」と思わせるけど悲しくもある…この映画は若い人にはわからないのではないだ>>続きを読む

ザ・スタンド 連続殺人犯の元カレと妄想症に悩む私(2018年製作の映画)

3.1

彼強すぎ。ジェイソンか君は。何が怖いって、若い女の子ひとり人里離れた真夜中の小汚いガソリンスタンド(おまけに雨)で留守番するのが一番怖いです。トイレが最上級こわい。B級でそれなりに面白かったけど、最後>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

ノー前知識で見ました。あれこれの中でエリザベスからあふれでるヘイトが一番怖いー!オチはちょっと「猿の惑星」的な…重い。疲れました。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんとなくウワサで結末がやばそうとは聞いてましたがやはり…自由なはずのアメリカ(ずっと国旗が映ってた)なのに古くからの価値観から外れてるやつらはまるで虫を殺すように排除される。いろいろ感じることが多い>>続きを読む

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.1

うーん子どもが痛めつけられるの見るのは苦痛でした。全く前知識なかったんだけどあれはイーサン・ホークだったのか!犯人のサイコっぷりの語られた方、子どもたちの友情、肝心なとこ薄いので作品の仕上がりも薄いの>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.7

バカバカしいけど楽しかった。女優さんたち(とくに菜々緒さんと小池栄子さん)のヤンキーメイクよかった。永野芽郁ちゃんは口元に品があって可愛い。強さのDNAのわけが好きでした。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.4

ムロツヨシの役者っぷりすごい。ユリちゃんがどんどん可愛く垢抜けていく様子と反比例でどこまでも堕ちていって、同情されるどころか笑い者にされてしまうのが哀れすぎる。作り物動画に生きている、人間の感覚を失っ>>続きを読む

新宿スワン(2015年製作の映画)

2.8

なんだかなー。時代のせいでしょうか。古くさくダサい。女をわかってないオッさん監督の作品だなって思ってしまいました。俳優さんたちがもったいない。あと、邦画はなぜ何年たっても音質がよくないのだろう。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

そこまで深く考察したいとも思えない残念な作品でした。羊たちの澄んだ瞳。越えてはいけない境界を越えてはいけないのだ人間は。うむ。

(数日たち追記です)観た翌日くらいからなんだかじわじわ…いろんな想像を
>>続きを読む

たみおのしあわせ(2007年製作の映画)

2.8

時効警察は大好きです。オダギリジョーと麻生久美子の組み合わせはものすごいケミストリーが出ると思う。この映画でもふたりの美しさは素晴らしい。でも作品全体は視点が定まらない感じで、ぼやけた印象です。ドラマ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

キングの作品ぽいなーと感じました。親のエゴや怖さを乗り越える少年たちの友情がいい。特典映像もよかった。ペニーワイズの役者さん身体も顔もよく動いてすごい。メイクをとるときれいな顔してるんやなあ…とそこに>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

ミシェル・ウィリアムズ、これまで重ーい(シリアスって意味で)役しか見ていなかったから、どうしてもおバカに見られるキャラが新鮮でした。ヒロイン、ニューヨークの5番街なら垢抜けないぽってりさんかもだけど、>>続きを読む

[リミット](2010年製作の映画)

2.9

自分は閉所恐怖症で息苦しさを感じながら見ました。最後のオチが読めてしまった。胸糞映画とは知らなかった。単純すぎて眠かったです。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

2.8

胸糞憂鬱絶望作品でした…まさかのオチ(のなさ?)。評価高いけどわたしは好きじゃないですね。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.7

35年前の作品でしたか…初めてちゃんと見ました。見るまでいきなりハエになって出てくるのかと思い込んでました。じわじわ醜く変化する様子が恐ろしい、でも悲しい。彼を救いたいヴェロニカが健気です。冒頭のヒヒ>>続きを読む

ベスト・フレンズ・エクソシズム(2022年製作の映画)

2.7

ストーリーは学芸会レベルです。ホラーじゃなくてB級青春映画ですかね。悪魔はハリーポッターのアレに似ています。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.7

古代マヤの、ってサブタイトルついてるからてっきり呪い関係かと。お約束のしつこいサメ、すぐ出番なくなる男子たち、女の友情…はいいんだけどきゃーきゃー叫びすぎでしょ。叫びも度を過ぎると白けてきますね。それ>>続きを読む

シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.1

展開読めすぎだけど面白かったです。可愛い犬にあれはないよな…で、あんな生活じゃ嫁は逃げるよな…キングは「ミザリー」「シャイニング」など作家が主人公の話が多いですね。創作活動はメンタルがギリギリになるの>>続きを読む

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.7

テンポが早くて引きこまれました。ちょっと最近の日本の暗殺事件と重なったり…政府の無能ぶり、テレビ局の局長の腐敗ぶりは日本でもあるんじゃないんですかね。いまや遠い現実ではなくなるかもと恐ろしさも感じまし>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.2

マイケルさまのご立派な持ち物に対する感想が多いですが(もちろんわたしも目を見開きました)、「わたしを離さないで」で清純イメージだったキャリー・マリガンがどろどろに自堕落メンヘラ女で、女優ってすごいなと>>続きを読む

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

3.9

難解で、見たい部分をあえて見せない、焦らされる作り。でも家の撮り方とかまわりの牧歌的な風景とか光と影の対比とか、とても惹きつけられます。大人になる前の少女たちの純粋さが痛々しくも美しい。音楽もいい。好>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.2

深く考えずに見るなら楽しめますかね…月は神秘的ですからね。ただ、この手の作品に必ず盛られる「軍内の意見相違」「ばらばらになった家族の再生」「誰かの犠牲で成り立つ平和」に、やっぱりそーなるかとなってしま>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

唯一聞こえる娘は皮肉なことに、たぐいまれな歌の才能を持つ…卑屈にならない家族の姿が良かった。海も緑もとてもきれいで、裕福じゃなくとも豊かな暮らしだなーなんて感じてしまった。大好きなジョニのBoth S>>続きを読む

ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.0

ギリアム監督の世界を堪能しました。奇妙で混沌としていて現実も幻想もごちゃ混ぜ。でもなんだか切なくなる。大好きな世界です。私たちもコントロールされている道具なのかも…

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

善と悪、悲劇と喜劇の概念が揺さぶられる危険な作品。孤独な男がきれいごとを並べる市長候補に絶望し、銃で武装して革命を起こそうとするところ。まさにデニーロが主演だった「タクシードライバー」を彷彿とさせます>>続きを読む

男と女(2016年製作の映画)

3.1

もっとドロドロズブズブな展開かと思ったら意外に綺麗で切な系でした。コンさん母性をくすぐるタイプですね。つきまとい待ち伏せたりも他の人なら警察呼びますけどね、彼は可愛いと思わせる得なタイプです。脱ぎ方も>>続きを読む