malさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

今作の特徴は、MCUにしては話のスケールが結構ショボめなところと内容をコメディ路線に振り切ったことだと感じました。昔見たミュータントタートルズのアニメと作風が似てる。話の合間合間のジョークを面白いある>>続きを読む

美少女戦士セーラームーンR(1993年製作の映画)

4.0

話自体は単純。敵役「マモルくんを1人にした地球人はみんなころす!」マジか!MAD!すごいZATSU!

でも注目すべきはそこじゃない!初めて作品を見た人にもわかる構成や感動呼ぶ演出、地球規模の展開にな
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地球の静止する日(1951年製作の映画)

3.0

冷戦時代に作られたということを考えるとオチは想像のつく範疇にありました。反核、反戦のテーマがあるかもですが、むしろ覇権を握った超大国が言いそうなアレ。文字通り力技なオチではありました。

それでもこの
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

多くの人が高評価を下しているその理由が知りたい!どこが面白かったのかを知りたい!

精神疾患、貧困、格差社会、介護問題、虐待、アイデンティティの崩壊、社会からの疎外感など、現代社会における負の面の満漢
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

3.0

ハイローファンとしての私の評価は「普通。ただし面白くない寄りの。中身はほぼクローズZERO2!ただし小田島有剣のビジュアルが最&高」
トレーラーを見た時点で、「これ人数多すぎん?」と不安に思っていたの
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来る(2018年製作の映画)

4.0

純粋なホラーというよりは伝奇エンタメとして楽しめました。ちょっと話が早すぎて話の深堀りが足りず、登場人物に感情移入しにくい面も否めません。個人的には「テンポは遅いより早い方がずっといい」と感じる人間で>>続きを読む

ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年製作の映画)

3.0

バトル多めで前作よりも好きです!やっぱりなんか変なコメディーとかを混ぜるよりも、ひたすら戦っている方がドラゴンボールはおもしろいですね。武天老師さまが戦ってるシーンを見るなんてほんと久しぶりでそこに一>>続きを読む

ドラゴンボールZ 神と神(2013年製作の映画)

2.0

ファンムービーという印象!最初の20分はテンポもいいし、面白いなぁと思ったんですけどちょっと気になるところが多かったです。最初と最後はいいんですよ。でも中盤がねー!悪い意味で気になった部分が多い!具体>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

これでアベンジャーズが一旦終わったんだなという感じ。上映時間3時間の長丁場ですが展開にメリハリがあって退屈しません。構成としては、前作のエピローグからの終末感溢れる第1部、希望を掴むための残されたヒー>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーといい、演出といい、新鮮味がすごい!今まで見たことのない演出やカメラワークが目白押しで、アニメという手法の魅力を再発見させてくれます。もうめっちゃみんな動きます。画面もグイングイン動いてアニ>>続きを読む

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

原作のマンガは読んでいないんですが原作者の新井英樹さんの作品(『宮本から君へ』、『ザ・ワールド・イズ・マイン』、『Suger』とか)は好きだし、それを吉田監督が映画化するんだって言うんだからこれは期待>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

前作の内容をかなり忘れていたのでちゃんと復習すればよかったと後悔。でもあれはあれで難解という印象があるんだよなぁ…。

オープニングでの時点で結構衝撃!見た目や声は男性だけど、内面が女性ということがば
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.0

囚人もの+格闘ものということで、ちょっとした娯楽作品を期待していたのですが全然違ったよ!まさにバイオレンス映画。格闘技云々よりも、フィクション要素はあるでしょうがこんな恐ろしい刑務所は存在しているのか>>続きを読む

名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.0

仮想現実という題材が面白い。2002年の作品だけれども、古くささは全く感じず、むしろ今の状況にマッチしてますね。仮想現実でのミステリーと言うと岡嶋二人の小説、『クラインの壺』を思い出します。
ボンボン
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.0

前作がすごいよかったので、今回はどうだろうと恐る恐る見ましたが、楽しめました!心が揺さぶられるシーンが多くて満足。中でも、クリードが入院しているところはすっごいグッとくる場面。そりゃ、ロッキーに会った>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.0

友人関係のあり方とか自分の生き方とかを考えさせられるお話。ストーリーは王道ながらも最後の着地点は想像と違いました。保守的な人でも変化が欲しい人でも、異なる考えを否定しないで、それぞれの生き方を尊重し合>>続きを読む

名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.0

すごく久々にコナンを見てみました。突っ込みどころがすごいということで、期待していました。確かにすごい!なんでこの脚本でOKが出たのか謎レベル。後半になるにつれ、ツッコミ量が増えていくので楽しかったです>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

2.0

全然ダークさはないので「マーベル史上、最も凶悪なダークヒーロー誕生。」というキャッチフレーズはどうかなぁと思います。倫理観の無さだけでいえばデッドプールの方がよっぽど上だよ!『遊星からの物体X』+『寄>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

面白いは面白いのですが、子供を守るというヒロイズムの発揮は悪く言えば陳腐、よく言えば王道的と感じられる展開でした。

前作がトリッキーな構成だったのでそれを期待している人には、ちょっと肩透かしかもしれ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.0

事前情報はほぼ仕入れていない状況で見てみました。全然チェックしていなかった作品ですが、とても評判が良いのが気になっていまして。ちょっと調べてみると名作『茄子アンダルシアの夏』を作った監督の作品なんです>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

刑務所には入っていない。裕福ではない。生きていくのに非常な苦労はあるが可能であってしまう。そんな現代日本の貧困。社会保障システムがカバーできていない日本の歪みにみえます。
そんな貧困の中で生きるにはし
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カン・フューリー(2015年製作の映画)

4.0

バディがカンフーマスターに惨殺されたことをきっかけに、カンフーの魂を得た最強の警察官カン・フューリーがカンフーマスター・アドルフ・ヒトラーの野望を打ち砕く!
公式動画がyoutubeにあがっているので
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のど自慢(1999年製作の映画)

3.0

のど自慢に出演する人々の群像劇。庶民的な生活感、ささやかな幸せがあふれていて、見終わった後に明日もがんばろうと思える作品。何気なく見ているのど自慢の出演者でも一人一人、大なり小なり悩みや苦労、幸せがあ>>続きを読む

X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.0

『ローガン』を除くと今まで見たXメンシリーズで1番楽しめました!アクションが抜群に好き。
話に大きな関わりはないけれどクイックシルバーがやばい!彼のアクションシーンはストップモーションアクションの歴史
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.0

マーブルは好きなんですが登場人物が多く、かといって群像劇というほど一人一人に焦点があたるほどでもないXメンの映画はちと苦手。そんな私でも普通に楽しめました!
プロフェッサーXとマグニートのダブル主人公
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この森で、天使はバスを降りた(1996年製作の映画)

2.0

鬱映画って聞いたからね!観てみたよ!
確かになんともやりきれない結末。でもあれでいいの?エンディング後、まず最初に頭に浮かんだのは「犬死に」という文字でした…すいません。あの人が亡くなる必要なくない?
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.0

「どこかで見たことあるような展開だなー、あっ!『ポセイドン・アドベンチャー』か!」と思ったらプロデューサーが同じでした。パニックディザスターものの金字塔ということで観たいなとずっと思ってたのですが上映>>続きを読む

スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

2.0

退屈な作品ではないのですが正直なところあんまり認めたくない作品です。最後の結末に納得できないんです。あの結果で誰か救われる人はいたのか、もっとどうにかできたんじゃないのか、そんなことを考えました。聖書>>続きを読む

イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

3.0

ヴィゴ・モーテンセンの格好良さがこの映画の大きな魅力になっているのは間違いないでしょう!立ち姿、ふるまいが渋くて正にナイスダンディ。顔小さくて身長が高い。脚ながい。これは最高。彼の着る黒いスーツやナオ>>続きを読む

アレックス(2002年製作の映画)

3.0

『メメント』と比較されることが多い&鬱映画ということで観てみましたが、思っていたのと違う!『ファニー・ゲーム』、『ミスト』、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』みたいな、私の心に残る鬱映画とはちょっと違う。>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

4.0

もう怖いよ!内容としては政治的な要素も含んでいますが私にとっては完全にホラー!いつも笑っているんだけど何しでかすかわからないアミンの怖さよ。それほどバイオレンスシーンの頻度は多くないですが「それほど」>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

視聴後の清々しさと言ったら!小型ロケット開発に青春を注ぐ高校生4人の話で、友情・努力・勝利&父親との確執を描いた素晴らしい青春映画。困難に次ぐ困難を乗り越えていくというストーリー自体はべたべたで派手な>>続きを読む

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.0

WW2のホロコーストの話ですが、これはきつい…。設定がちょっと浅いのは置いといて、越した先が強制収容所の近くという、子供の情操教育には最悪の場所だなとは思ってましたが、それどころじゃないオチが悲しすぎ>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.0

二回目の視聴が面白いどんでんがえし系の映画!違和感が「そういうことか!」と氷解していくアハ体験みたいなものが楽しめます。
二回見るとああなるほどとなる作品で見事な脚本だと思います。ただトリックというか
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.0

主人公三人それぞれのちょっとズレた性格と勘違いをコントのように楽しめる映画で、最後まで面白く観ることが出来ました。
堺さん演じる桜井は服装、歩き方、顔つきからして「こいつダメだ」感がすごく伝わってくる
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

Wikipediaで三か国語にわたって専用ページがあるくらいの名作量産コンビ、スコセッシとデニーロ。本作も素晴らしいです。

肥大化した自意識と妄想に囚われているいう点で『タクシードライバー』のトラヴ
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