長男の命日に合わせて息子や娘がそれぞれの家族を連れて帰省する。とうもろこしのかき揚げ。和やかな場で交わす建前と本音。
人間の業と書いて樹木希林
誰かの清い言葉よりも馴染みがある。
実家に帰るとたまに思>>続きを読む
1990年~ 外交で訪れたソマリアで敵対する韓国と北朝鮮はお互いを出し抜く日々。そんな時、内乱が勃発。燃え上がるソマリアから脱出するにはお互いの協力が必要で……。誰の為の何のための争いだって。ご飯で心>>続きを読む
過ぎ行く人生のタイミングとか迷いとか。
どの言い方が適切か分からないけれど。時代とか世間の常識とか現代の価値観が自分の生きる指針ではないと思いたい。この世には男と女しかいない。それはジェンダーとかセク>>続きを読む
なにが特別とかじゃなくて映画館で、スクリーンで見られていることに感動した。タランティーノ作品にも似ている〈映像を見ているだけで幸せ〉の状態がずっと続く。役者と撮影と演出と美術と音楽がものすごい高い領域>>続きを読む
光が当たる所で本音は言えなくて、光が当たるほど居場所がなくなって。雨が降るから息が出来て、夜が来るから素直になれる。だから最小単位の私たちは暗がりで告白し、暗がりで抱きしめ合う。〈生まれてきてありがと>>続きを読む
夢を見るか、現実を見るか
新たな才能を発掘する主人公の奮闘
バスケ試合中のカメラの動きが面白い
アダム・サンドラー、の側にいれば一発当ててくれそう
宗教より古い精霊を祀る祈祷師一族。
その儀式を取材するスタッフ
「皆がイメージするような派手なもんじゃないよ」
そう笑う、ニムだったが、姪っ子のミンの様子がおかしい……!回し続けたカメラには想像を絶す>>続きを読む
愛とセックスは別。好きな時にするし、だからといってお決まりのように殺人鬼の手で早々と退場させられるもんですか。神のくそったれ
モラルに縛られて何もしないより、相手に嫉妬するより、裸で風を切って進む彼>>続きを読む
怪しげな神を奉る集落。
絶対に踏み入れてはならない地下道。
〈知れば知るほど不幸になる〉
見えないのにそこに居るナニカ。
この作品を見ている私たちまで巻き込む。
呪いは24時間営業中
血:★★
呪>>続きを読む
ドクター・ストレンジのスコット・デリクソン監督。
続出する行方不明者。地下に閉じ込められた少年。線の繋がっていない黒電話から聞こえるのは怨念か希望か。大人という〈怪物〉を前にした少年少女の連帯。
びっ>>続きを読む
感染すると残虐な衝動を抑えられなくなる。街は殺戮に溢れる。離ればなれになった恋人は無事再会出来るのか。
近年の生ぬるいホラーでは満足出来なくなったという監督の一線越えまくり(でも理性も感じる)ジェット>>続きを読む
主人公が最後山に登って見晴らしの良い景色と共に自分(探し)を見つけるエンディングを、一緒に撲滅しませんか?
監督の前作「殺さない彼と~はその年のワーストでしたが、「ぬぬっ」とかそういうアニメ台詞が上手くはまってた。恋した時の美しい瞬間をとらえていた
「寂しいだけが人生だ」
75歳以上の高齢者に安楽死の選択が出来るようになった。と言うか日本が推進するようになった話。選択は個々の自由(任意)だと言いながら、徐々に決められない(排除されていく)空気が出>>続きを読む
例えば、閉ざされた職場(小さな社会)から連想するのは村八分感情に同調圧力。でもこの映画にはそれとは違う、結束、温かさ、それに強かさ。普段過ごしていて忘れがちな退屈な日常がこんなに美しいなんて。人の営み>>続きを読む
ロジャー・ラビット(1988)のように実写と2Dアニメが混在した世界で、若返りのCG整形手術をしたりピーターパンは老いて職を失ったり、落ちぶれたキャラクターは”パチモン”に整形されて海賊版で働かされた>>続きを読む
改めてトムがすごい俳優だと気付いた一作。最愛の妻が人質になったことから、なりふり構わないイーサン(トム)。〈これは不可能なミッションだぜ…〉と仲間がたじろぐ次の瞬間に電話越しでトムが〈クリアした!でも>>続きを読む
〈空へようこそ〉
前作の公開から36年『トップガン マーヴェリック』トムが毎回ムチャしてすごい怒られるけど、持ち前のポジティブと白い歯で乗り越えていく「考えるな行動しろ」古臭くていつか消え行く存在か>>続きを読む
2022.05 再鑑賞
「君と居ると夜が延びていくようだ」
お酒の席がなければ、出会うことのなかった人たちがほとんど。お酒なくして我なし なんて。
シンプルな夜空の色合い
全編が心象風景のよう>>続きを読む
2分未来の自分と現在の自分と2分過去の自分。現在、過去、未来がワンカットシチュエーションで収められたSFドタバタコメディです。ワンカットのアイデアすげー。あの「カメラを止めるな!」にあるような多幸感。
見た。見た人の感想がどっちに転んでも耳に入れたくない。あとさっきから不整脈がおきて眠れない。宙(ソラ)を見上げることを許して下さい。
幾重にも鮮やかに浮かび上がる風景の描写はこれぞアニメーション。>>続きを読む
十代の群像劇。追いつかない。いつだって気持ちは言葉や態度に追いつかない。青春のキラキラと残酷さは表裏一体。キャスト陣もすっかり大人を通り越したのを思うとあの頃はあの頃しかないんだと思う。すごく良かった>>続きを読む
スペシウム光線の演出一つで絶対信頼出来るし絶対期待出来る。こちらミーハーですが、小さい頃初めて買ったスーファミはウルトラマンだったし、いつも右手にソフトビニールの人形を握ってた。鑑賞前は、あの頃のぼく>>続きを読む
異次元の楽しさだった。死ななくていい命が沢山あった気がするけど。B級な90年代ホラーの領域を豊富な人材と予算で表現すると新しくなる。ディズニーのファンタジアもここで活きてますね。