青息吐息さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

青息吐息

青息吐息

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スターフィッシュ(2018年製作の映画)

3.0

綺麗な映像だったけれどYouTubeで見るくらいがちょうどよいような、、

オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

4.5

自分にとって韓国映画の入口でした。
映画館で見られて嬉しい。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.5

捨てる人がいれば拾う人もいるから。

あまり思いつめないように。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

目の前に広がるファンタジー世界の楽しさはこれまでで一番だったかも。

毎年の年末とか、こういうファンタジー大作が見たいなあ

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.5

世間ってなんだ?

世間て誰だよ

そんなこと考えると頭から土に埋もれてしまいたくなります。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

日本の家族って閉じたイメージがある。

”家族”って書かれた、家族分の大きさのトロッコに乗って死ぬまで走り続けるイメージ。それって美しいものでもあると思うんだけど、その命のサイクルと自分が向き合えない
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

〈恋の痛みを得ることは世界を知る有効な手段〉

一つ屋根の下で色々な人たちの交流があるのいいな。
グレタ・ガーウィグ演じるアビゲイルがかっこよくて髪の毛を赤めに染めた記憶。

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

〈パーティーや僕らは友達だ。友達こそ君の友達だよ。〉

〈僕らはこれからどうなるんだろう。分からない。試してみよう。〉

好きな台詞

アネット(2021年製作の映画)

3.5

冒頭からメタ的な表現、映画を擦り倒しているよう。ミュージカルは苦手ですが、これだけ自由に振る舞われると楽しいし、映画の豊かさを感じました。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.5

ベイクドチーズケーキのようなしっとり美しい映像、刹那的な二人。岩井俊二監督の「ピクニック」を思い出した。中盤の花火が上がるシーンを、奇跡のようなその光景を、もし映画館で見られていたならきっと泣いてしま>>続きを読む

君とボクの虹色の世界(2005年製作の映画)

3.3

正しいか間違いしか言えなくなったらどうしよう。その間を恋や好奇心でウロウロしていたい。秘密の一つ二つ持って春に散り初夏に手を伸ばす。

モービウス(2022年製作の映画)

3.3

この作品はマルチバースの海に消えていくのかどうなんだ?

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

人生は長くて夕暮れのような美しい時間は短いのか

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

4.0

濱口竜介監督の作品がフィクションから飛び出せばいいのに。骨は折れてるけれど、しっかりギプスをしてるから歩ける。でも後半になってそのギプスが粉々になってしまう。そんな感じで、誰かの常識?とか友情?とか、>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.3

R15+ 肌の露出 煙草 薬物使用 暴力。映画の感想がその人が日頃から主張したいことの文脈で語られそうだと思った(そりゃそうか)。前作よりより垣根を越えて人の裸が動物のそれにしか見えない感じなんだろう>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて初鑑賞『ゴッドファーザー』

敬意と恩恵、権力と支配。胸に薔薇。なるほどこれがドン・コルレオーネか。堅気である息子マイケルが殴られたり裏の世界に染まっていく過程でそれが若きアル・パ
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

初めて飛行機のおもちゃをもらった子供なの?てくらい、びゅんびゅんカメラ動かす。

ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.3

主人公は工作員で相手の人格を乗っとり遠隔で事件性なく対象を殺害。企業は端末利用者のカメラから生活情報を収集する。自分の意思で選択したつもりがいい感じで意識を操作されてるかもね。監督のグロテスクな発想、>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

〈答えが1つなら紛争は起こらんよ。〉同じ町に住んでいながら宗教によって対立する。空を映したシーンや今を印象付ける台詞がいい。後に少年が目指すだろう映画や演劇のみ鮮やかに色づく。故郷を愛し残る者、将来を>>続きを読む

ふたりの5つの分かれ路(2004年製作の映画)

3.3

皆が祝福し涙を流す結婚式と鉛色の離婚。謎。〈世の中には男と女しかいない※1〉自分はこの考えについて、割りと共感します。本当に交わることはないのではないか。関係が続いてる人と別れる人の違いもなくて皆、波>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

背伸びしたメイクや衣装、借り物の言葉がいつしか自分を形作る気がする。文学の授業に呼応するように、一目惚れや規範的な性との決別を考えるアデル。公園で演奏されてたハンドパンが恋を表現し、食事は性と思わせる>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

ギレルモ監督の細部にまでこだわりを見せるの好き。

時代の流れとか、流行り廃りがある中でどういう風に自分を置けばいいのか……

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

2.5

ジャンル映画と言われればそれまでですが、この作品がこれ見よがしに提示する“シスターフッド”や“フェミニズム”は、対立軸に置いた馬鹿な男性像、ご都合主義なストーリーのせいで全てチープに感じた。解像度の低>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

3.5

1つのクラス、35人の違う生き物とその家庭を映したドキュメンタリー。繊細な内容のため映画館でのみ。あそこが世界の中心だった。自分はある出来事からクラスの目を引くようなグループとか無理してた友達関係を止>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.5

城定秀夫、今泉力哉の二人の企画。『愛なのに』と2本続けてみても面白いです。もうなんだろう、最近オープン・リレーションシップなる言葉を聞きましたが、それに近いような違うような手探りのような……。「愛がな>>続きを読む

秋刀魚の味 デジタル修復版(1962年製作の映画)

3.8

娘をマッチングさせたいお父さんの哀愁。戦後の人たちのテンションとか興味深くみれました。人物を中心に据えた小刻みな編集と癖のある台詞が心地よいです。岩下志麻さんが美しい。当時の常識と現代の価値観は違うけ>>続きを読む

ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.6

2013〜2014年、100万人の抗議デモと政府による武力行使を映したドキュメンタリー。これ、当時ニュースになったのかな。こんなに将来のことや国を想う気持ち、ぼくは日本にはないかも。粛々と鬱々と言うこ>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

怪物と戦う者は、その際自分が怪物にならぬように気をつけろ。自己欺瞞を許さないジョーカー。世界を燃やす混沌の使者。正義を求めるほど闇が深くなるバットマン。護送シーンの横と縦のアクション、バットモービルか>>続きを読む

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.7

自分が一番怖いのを身に付ける。バットマンの由来、ブランディング。アイアンマンよろしく自分で試行錯誤しながらスーツを仕上げていくのが楽しい。正体がバレないように自らヒールを買って出る姿に「幸福な王子」を>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ豪華な装飾のされた重箱に入ってるのり弁みたいだ。

のり弁は好きです。