観終わったあとすぐに
また観たくなる映画は
きっと良い映画なはず。
このaftersunは多くを語らず、
美しい映像が矢継ぎ早に流れていく
観てから2日経っても
まだ心の中に余韻が残ってて
自分の中>>続きを読む
時代遅れのコインランドリー
破綻寸前の経営と
修復不可能な夫婦仲
何も上手くいかず疲れ果てた日々
足取りが重い税務署のエレベーターで
突然の別世界からの誘い。
強制的に、意味不明な
マルチバースの世>>続きを読む
羊と山、ちっぽけで古びた小屋と
色の無い陽の射さない草原
家の中は暗く、質素で
絶望と虚無が音も無く漂う
自然は果てしなく広がり、冷たいようで
誰をも抱きしめてくれるように優しく
眠らない北極圏の冬の>>続きを読む
くだらなさとバカバカしさを塗りたぐった
ピーナッツバタートーストを
口いっぱいにほおばったような後味
真面目な空気感で
奇妙なことが起こりそうで
どうでもいい伏線回収をしたあとに
綺麗な音楽で誤魔化>>続きを読む
A24xホアキンフェニックスx
マイクミルズ
そして天才子役ウディノーマン。
どこを取っても傑作の予感しかしない。
デトロイト、LA、NY、ニューオリンズ。
モノクロが紡ぐそれぞれの都市の色。
そこ>>続きを読む
時代が変わっても
しばらく経ってふと
また観たくなる映画
5人の若者が嫌々ながらも
自分と向き合い
他者と関わり合い
傷つけ傷つけられ
少しずつ大人になっていく
“傑作の”美しき青春映画
同じ学年>>続きを読む
本を愛する者による
本を愛する者たちの映画。
本を愛し本に人生を捧げた
ブックセラーたちが
登場しては本について語る
大人になった今も
子どものような眼差しで
古き良き時代を思い出しながら
本を眺>>続きを読む
ヘルムートが切り開いた
新たな時代を、実際にモデルとなった
女性たちが生き生きと語る
きっと彼にしか出来ない
モデルたちの心に寄り添う何か
大胆にさせる何か
そして時代の先を行く
彼の頭の中の構図が>>続きを読む
『ティファニーで朝食を』でお馴染み
トルーマンカポーティ。
彼の知られざる華やかな人生を辿る
時代の先駆けとなる作品で
センセーショナルにデビューしてから
NYの社交界の中心的な人物となる
時代の寵>>続きを読む
ビルマーレイの
次々発する名言と
表情で語る演技。
最高に痛快で
サクサク進むストーリーは
仕事終わりに観に行くのに丁度いい
ボーダーとバンドTばかり
着ている娘に
(いちいち)お洒落なパパは
口>>続きを読む
ジミーフェイルズ4世の
夢とプライド、そして生き様
誇るべき“彼の“大豪邸と
サンフランシスコの街は
今日も静かに佇んで
親友と喜びを分かち合い
悲しみを背負い
幼い頃から夢見た日々は
静かに流れて>>続きを読む
あまりにも大きすぎた
Oasis解散の衝撃
人生の坂道をどんどん落ちていく彼を
救ってくれたのはやはり音楽だった
どの世代をも魅力する、
40代後半になっても
やっぱりかっこいいリアムと
とことん人>>続きを読む
青春の90年代を
全力で駆け抜ける
90年代カルチャーに
どっぷり浸かる映画だと思いきや
それでもやっぱり
ちゃんと90年代の空気なのだが、
(グッとくるアイテムがたくさん)
主人公もしかり
ストリ>>続きを読む
ルーカスヘッジズの苦悶に満ちた表情
ノアジュープの純粋で溢れる優しさ
シャイアラブーフの葛藤と歪んだ愛情
静かに流れるストーリー
どのシーンを切り取っても美しく
優しさが光となって
観る者の心をそっ>>続きを読む
音楽の世界に
人種差別があってはならない。
RAR対NFの激しい闘い。
今よりももっと人種差別が日常的な
1970年代のイギリスにて
白人至上主義が政治を乗っ取ろうと
今でもどこかの国がやってるんだ>>続きを読む
ホワイトシネクイントにて
短編の上映からの本編の鑑賞
短編が良かったとのレビューを見て
急いで映画館へ
短編の衝撃が凄まじかった
(本編よりもインパクト大)
心が落ち着かないままに
本編がスター>>続きを読む
すごく綺麗で清々しくて
息を飲む音までも聴き逃したくない
木漏れ日と水の音と
クラシックな街並みと自転車
色鮮やかなシャツと家族で囲む食事
アプリコットジュース
そして空の色が印象的
北イタリアのど>>続きを読む
第二次世界大戦の暗雲が
まだ微かに漂う、
世界恐慌に荒れる1933年、
ジャーナリズムの強い意志を持って
祖国を離れ駆け巡る1人の記者
華々しく繁栄する大国の権力と陰謀、
大手メディアの隠蔽体質と圧>>続きを読む
ミニシアター系の
教科書みたいな作品!
これ以上はネタバレになるので、、
レイラがずっとかわいいのと
ホットチョコレートが飲みたくなる。
映画好きにはマストな作品では。
きっと何度も観返したくな>>続きを読む
美しく、退廃的で
丁寧に詩を読むように
死の物語が緩やかに流れゆく
ニールヤングのギターと
ジョニーデップの表情だけで
全てを物語る
打たれた子鹿に寄り添うシーンと
最後の舟のシーンが
ずっと心に残>>続きを読む
表現が難しいが
始終独特で絶妙な空気が流れる
ロードムービー
どの切り口も素晴らしく、
曖昧さと不完全さが
心地よく小刻みに
ストーリーを進めてくれる
むっとするような汗ばむ太陽の下
カラリとした爽>>続きを読む
遊び心満載!!
ジムジャームッシュと
ゾンビが出会うと、こうなっちゃう。
映画館のシートに座って
真面目に観てる我々を
嘲笑うかのごとく
でも、それだけで終わらないのが
ジムジャームッシュ。
ト>>続きを読む
純粋に感動し、興奮した!!
こんな映像が今まで隠されていたことに
驚きを隠せない。
学生運動も三島由紀夫も
知らない世代だが、
時代を全力で生き抜いた彼ら
同じ日本人として敬意を表したい。
言葉に力が>>続きを読む
この映画は美しい、
全てが美しく映されている
モノとモノの距離感、
静と動、人と自然
無機物と有機物、光と闇
計算された対比する世界に
敢えての余韻を含めながら
美しいストーリーを乗せて
静かに緩や>>続きを読む
リアリティのダンスの終わりから
そのまま繋がるスタート
のっけから飛ばしますホドロフスキー
前作はホドロフスキーの父、
ハイメのための作品
本作はホドロフスキー自身のため
自身の青春時代を回顧する>>続きを読む
グレタガーウィグとシアーシャローナンの
タッグだけでも観る価値があるのに、
ティモシーシャラメとエマワトソン、さらに
フローレンスピューまで。贅沢の極み。
この時代の服装や暗さが際立って美しいのは>>続きを読む
DO THE RIGHT THINGとは、
異なる雰囲気の作品。
全体的にコミカルでアクション的な
空気が流れているけど、
テーマは割と際どいラインを
ずっと攻めていく。
どちら側も熱を帯びて
過>>続きを読む
いくつものJuly 15thが過ぎていく
誰も望んでいない結末は
最後のワンシーンで
少し救われた気がした
いつまでも心の中に
美しい思い出を抱いていたい
どうか、あの頃を忘れないように
初めてのホドロフスキー作品。
只者ならぬ雰囲気に負けじと意気込むが
その圧倒的に独特な世界と
スケールの大きさに
あっさりと出鼻をくじかれてしまった
鑑賞しながら、えっ?えっ?っと
色んなエッセン>>続きを読む
ただただケイトハドソンが完璧。
素晴らしいストーリーが霞む程に。
こんな子がもし現実にいたなら、、、
絶対に人生狂わされちゃうだろうな
でもぜひ会ってみたい。
あまり期待できないバンド系の映画の>>続きを読む
最後はまさかの展開!笑
内容はともかく、
こういう映画は息抜きに大切。
ガサツで不器用でおっちょこちょい
でもどこか憎めないフランシス。
毎日が上手くいかなくて、
彼女なりに一生懸命にぶつかっていく
それでも、モテないこじらせ女子。
さすが、グレタガーウィグの真髄。>>続きを読む
恋愛、コメディ、ドラマ、
どれも丁度いいバランス。
疲れないし、最後まで心地が良い。
この映画が好きなのは、
一生懸命恋に生きてるのに
いつまでも上手くいかない
ダコタジョンソンが
どのシーンもずっ>>続きを読む
ストーリーが進むにつれ
少しずつ、ゆっくりと
心の美しさ、愛の温かさが
とめどなく溢れてくる。
ありふれた日常が、
当たり前に過ぎ去る幸せに
浸りながら愛に包まれていく。
12月の夜明けのサンフラ>>続きを読む