るるばーさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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愛に関する短いフィルム(1988年製作の映画)

5.0

デカローグはマイベスト映画。その中の1作品である「愛に関する短いフィルム」はやはりしみじみとすばらしかった。ストーカーと言ってしまえばそれまでだけどそのまなざしのやさしさ… 深い愛を感じた。
マグダに
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終わりなし(1984年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後は亡き夫アンテクを追ってガス自殺を図る妻ウラ。重い結末につぶされそうになりながらも2人が向こう側へ進んでいくシーンを観ているとこれでよかったのかと思ったり。しかし手を取り合うでもなく、顔を見合わせ>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.5

学生時代に観て、○十年ぶりの鑑賞。その時とほとんど変わらない感想。

ああ青がきれい、音楽がきれい、ジュリエット・ビノシュきれい…

キェシロフスキ監督の映像美を楽しむ映画かな。

偶然(1982年製作の映画)

3.8

重く暗い、けれど美しい、大好きなクシシュトフ・キシェロフスキ作品でした。監督の描く登場人物はあまり感情をあらわにせず押し黙っていることが多いのに、なんであんなに人間が剥き出しな感じがするんだろう。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

帰ってきたヒトラー観てきました。最初笑っていたのにいつの間にか笑えなくなる映画。最後はかなり皮肉な結末で… こわいこわい。ヒトラーがというよりあっという間に流されてしまうネット社会の大衆(自分含む)が>>続きを読む

フランス組曲(2015年製作の映画)

3.8

美しい映画だった。ドイツ軍支配下のフランスで生きるさまざまな立場の人たちが描かれていて、それぞれ感情移入しては泣いた。いろんなシーンで泣いたけど、気高く厳格な義母が意外な人間的な一面を見せるシーンに一>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.5

すごくよかった。息子ジャック役ジェイコブくんが初めて「世界」にふれるたびにみせる感動や恐れの表情がすばらしくて。それだけでも観てよかった。ジャックとママの愛情にも泣いた。これから2人「世界」で生きてい>>続きを読む

裸足の季節(2015年製作の映画)

4.0

すごくよかった。徹底的な男尊女卑な世界が描かれているのに、その中で生きる5人姉妹がみずみずしくて眩しくて不思議と気持ちがよい。 特に末っ子ラーレの生きる力に圧倒されました。ラーレ!強く生きて!

そし
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.2

いろんな形の老いの実感のようなものが静かで美しい映像を通じて伝わってくる映画でした。切ないけれどクスッと笑えるユーモアも散りばめられていて、なんとも言えない不思議な感じ… 80歳になった時にまた観たい>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

よかった。美しい映画だった。絵画のような映像の美しさと葛藤する人間の美しさとすべてを受け入れる人間の美しさと。
エディ・レッドメインさんは初めて観たけれどすごい俳優さんですね。リリーの乙女感、恥じらい
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山河ノスタルジア(2015年製作の映画)

4.0

親の人生、子供の人生、親子の感情が過去現在未来を通じてじわりと伝わってくるよい映画だった。春節の華やかさで始まり静かなかつグッとくるラストへ。すごくよかったなあ。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.5

そんなダークな衝動が人をここまでポジティブ前向き人間に変えるなんて(笑) 殺人を扱ってるのになんだか人間て可笑しいねってクスリと笑わせてくれる映画でした。ラストも毒が効いてました。

全編を通して流れ
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