みやさんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

みや

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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.8

満月が黒く欠けていくのと同時進行で、食卓に集う仲間達の隠し事が表に出てくる。

会話がテンポ良く進むので、舞台になっても面白そう。
本心をポンポン言い合うのは、お国柄か。

モヤモヤするのは、隠し事に
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.1

評判良いので鑑賞。
…ナンジャコリャ…

色んなジャンル要素てんこ盛り。
ホラー、サスペンス色強いですが、ダンシング祈祷師に関しては、新興宗教の儀式を覗き見してるような可笑しみ。
ゾンビゾーンに至って
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

パキッとした色使い、曲は好きでした。
もっとどかーんと気持ちが持っていかれるかと期待しすぎたかも。

落ちない泣かない叫ばない、クールなゴズも素敵(^-^)

トリプルX:再起動(2017年製作の映画)

4.0

本編前にワイスピの予告が流れて、熱量上昇で鑑賞(^-^)

大好きハゲマッチョなので、悪趣味な素肌に毛皮姿に鼻息むふーん。

だんだんXが増殖して、センターをめぐる白熱の闘いになるんだわ、きっと。(な
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汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年製作の映画)

3.5

環境、教育、貧困といった大きな問題に絡んで、いち企業の悪体質が幼児の命を奪ってしまう現実。

弱者が犠牲になる理不尽さが、胸にどっしりときます。

結局、今も変わってないのかな。

素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.5

想像していたより、ふわっとしてました。

割と強引に、うまいことまとめた感じもあって、今ひとつハマれなかった。

マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.8

あっちこっちの時間軸で見せられていたものが、1つの事実としてハッキリしたところで涙がでた。

そんな風に壊れてしまうのは、悲しすぎる。

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.2

ゴズリングの落ち姿サイコー!
家でテレビ見てる感覚で、声出して笑っちゃうとこ多い。
拳銃投げたシーンに思わずツッコミ。まぁ、ああなるわな。^_^;
70年代の車、イカシテル。

ラッセルクロウとのバデ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.5

タイトルに惹かれて鑑賞。

観ている時は???と不可解でした。すぐに理解するには、私の経験値は足りなかったようです。
つらつら思い返して少し理解して、他の方のレビュー読んで理解して。

おもいっきり壊
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.0

勧善懲悪に安心しつつ、アクションの格好良さにシビれる。

デンゼルワシントンの、馬に半身隠しつつのガンアクションに惚れる。
イーサン・ホークとイ・ビョンホン、いい感じのイチャイチャにニンマリ。
7人そ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

BGMがないことで、自分の心に問いかけるように鑑賞。

結局、誰もが悪くないのが辛い。
おいこら、キチジローとは思ったけども。
希望を持てなかった時代に、本来の教えとは少し違っていたとしても、パライソ
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.8

ドント・ブリーズに続いて、犬こぇぇシリーズ。

吹っ切れた後の容赦なしな目の座りっぷりが好き。
痛々しい映像は、だんだん楽しくなっちゃって、後半は半笑いに。

小さいライブハウスの動線を考えると、何度
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

全部が語られたわけではないので、続編がどうなってくか楽しみ。
ベンアフレックのスーツに隠しきれない筋肉。笑

アシスタントが、ほぉー、なるほどね。

愛を歌う花(2016年製作の映画)

3.8

韓服から洋服へ、伝統音楽から歌謡曲へ。時代の移り変わり目と耳で美しく楽しませてくれる。

ソユルの嫉妬心に同情してしまう。愛してる男が残したとはいえ、あの歌詞を歌うなんて辛すぎる。

結構な量の日本語
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

4.0

北で家族と平和に暮らしていた

そんな平凡な事すら、国の思想によって叶えられない。
どちらの取調官も嫌な奴全開で、伝わらないもどかしさに、んんーてなる。

統一とはならなくても、せめて協力共存できる関
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

あまり説明する事もなく、淡々と事件が映し出され、その後遺症に悩まされる姿が描かれていく。
モノクロの映像、BGMのない惨劇が続いて苦しくなった。

救いようがなくて、ただただ、やりきれない気分にさせら
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

犬トラウマに拍車が^_^;
じーさんの狂い具合が後味悪くていい。

これでもかこれでもかなので、気を抜かないで。

2017劇場2本目

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.9

それぞれの立場の人間が、自分の良心の逃げ道を残す判断をしていく。
どちらを選択しても正しいし正しくない。戦争は理不尽。

ピンポイントでトドメを刺す場面が恐ろしくて。

2017劇場1本目

ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.6

身体が元気なうちは働け働けなんてのより、還暦過ぎたら心のままにやりたい事やりたいーと思う。
のんびり微笑ましい気分になりました。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

2016年劇場で観たベスト8。
それ以降
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.8

泣き所笑い所が、短いスパンで交互にあって、てんこ盛りでした。

おとうちゃんの愛も幅広く与えているのだから、かなりの熱量だと
思うのだけど^_^;

良い映画でした。

ハロルドが笑う その日まで(2014年製作の映画)

3.5

北欧の景色とおじいちゃん達がわちゃわちゃする姿にほのぼのする。

過去は足枷にもなるけど、自信として笑って過ごしたい。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

正直に生きるがモットー故に偏屈扱いされるおじいちゃんに、うまいこと隣人がお節介に絡んでいく。

子供の頃、パパにぎゅーってなるシーン。こうやって安心したり甘えたりをしたい。
奥さんとの幸せだった時を回
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ライオット・クラブ(2014年製作の映画)

3.3

イギリスの若いイケメン達がきゃっきゃする話だと思ったら、金持ちのボンボンがゲスい所業をする話でした。

彼らにしたら、そこに所属する優越感や将来受ける恩恵を考えれば、ここで描かれた事は大した事なくて。
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.8

序盤の美しい浜辺に海、格好いいサーフィンで心を引きつけておきながらのサメ登場。

サメの執念すごすぎ(ToT)
傷口補修に苦しい声でた。

しかしサメのラストの絵面。笑

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

前触れのない爆発音が、いつ地雷で命を落とすか分からない恐怖感を煽ります。
誰かを憎まなければやりきれない軍曹の気持ちが変わっていく事が救い。あの後、何事もなく無事でいて欲しい。

美しい白い砂浜で、当
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.9

隅々まで物哀しさと憂いを孕んで。切り取りたくなる美しいシーンが多い。
彼が得たかったもの、失ったものの価値は、凡人の価値観では理解出来ないんだろうな。
だからこそのあの演奏かと思うと、やりきれず哀しく
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PK(2014年製作の映画)

4.8

笑えて泣けてほんわか良い気分になる映画。最高!

元気チャージ体操、微笑ましい。
インド映画らしく歌い踊り、ウソをつかないpkが地球でついた嘘、兄貴も素敵。
サントラ欲しいかも。

アーミルカーンの不
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

ラストの真っ青な空と軽快な音楽が美しい。
学生時代に人生を導いてくれた友人との出来事と、その友人を探す旅。時間は長いけど泣き笑いでした。

言霊は万国共通なんですね。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

緊迫感があって、これがあれと繋がって…と、ちゃんと犯人捜しも。

囚われて身動きが取れなくなると、案外、越えてはいけない一線は歪んでしまうのかもしれない。

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.2

話が進むにつれ重い。重すぎる。
内戦という背景を考えると、もしや実話かもと思って、さらに地面に埋もれる気分。

母親が生きた道を娘が辿る場面は、交互すぎてどっちがどっちだか境目がわからなくなる感覚が良
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淵に立つ(2016年製作の映画)

4.2

全員が八坂という死神に首掴まれてしまった。
泣き叫ぶでも暴力的でもないけれど、淡々としている分だけ何が起きるか分からない不穏さが常につきまとう。画面にいないのに八坂の存在感たるや。
章江の変貌ぶりが凄
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.2

押し付けがましくなくていい。
さらりと流れていって、それでもチクチクしたものが刺さる。

桜満開の湖のシーンが好き。

このタイプのクズでイケメンには弱い。笑

ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

3.3

哀しいけど、ここまでお互い魅入られたらという憧れも感じる。目の焦点がゆらゆらするのが、より不安感を醸し出してました。

予告に惹かれて見たけど、苦手な方面だったので低めです。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.5

前半の画面酔いと過去作を観ていないからか、なんだかうーんでした。
でもカーアクションは、おぉー。SWATの車強すぎ。

ある戦争(2015年製作の映画)

3.7

静寂が多い中、地雷の爆発、戦闘機、銃撃戦といった場面だけが椅子に響くほどの爆音で身体がすくんだ。

余裕のない戦闘状態での判断が正しいかどうか。
戦争が元凶と分かるだけに、どう結論が出ても重い。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

緊迫感、不安感、ぎゅっと濃縮されて見応えありました。
サリーの心以上に奥さんの心の動きが切ない。

奇跡を共有した皆さんの笑顔が素敵でした。