lunesさんの映画レビュー・感想・評価

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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.4

キングスマンシリーズの前日譚。
組織誕生と世界大戦を阻止のためキングスマンが暗躍する。

過去2作品の興行的成功が担保となったのだろう。
今作はかなり実験的な内容で、第一次世界大戦という史実をキングス
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.8

今作はまず導入部分として、過去の三部作に対するアイロニックなオマージュから始まる。
元々続編製作を行う気が無かった監督が、新作を生み出す重圧や苦悩、第1作公開から22年の間にファン達が勝手に生み出した
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグがボンドを演じる最後の作品。
コロナ禍の為に公開が1年以上も延期となってしまった。

『過去との決別』というテーマが、第1作カジノロワイヤルから今作までを叙情詩のように結びつけている
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

99%死ぬ可能性のある郵便配達を任された主人公が、味方を救う為戦地を駆け回る。

全編ワンカットに見える撮影手法が話題の今作。
ある時は観客が戦地のど真ん中にいるように錯覚させ、またある時はスリリング
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

日本は海洋国家なので、陸続きで他国と接してる国境は無い。
もちろん、海上の警備と監視の方が楽とは言わないが。
世界を見渡せば、国境をめぐる紛争は数多存在する。
例えばイスラエル、インドと中国、ロシア、
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

1.5

絶滅したはずの超巨大サメが大暴れするアクションスリラー。

サメだけでなく中国資本が暴れまくっている今作。
アメリカ製作が霞むほどに中国押しまくり映画である。

大人しく人喰いザメが出たり隠れたりする
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

オーシャンズシリーズの続編。
説明不要の豪華女優陣共演のクライムムービー。

おそらく、「私はこのアングルじゃないと嫌」だとか、「衣装はこれがいい」とか、その他様々な要望が監督に突きつけられただろうと
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

ミッション・インポッシブルの続編6作目。
監督は前作のままスライド登板のクリストファー・マッカリー。
脚本はMI:3を担当したJ・Jエイブラムス。

今作は奪われたプルトニウムコアの奪還と核爆発テロを
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ダークタワー(2017年製作の映画)

2.0

スティーブン・キングの長編小説の映画化。
世界を守るタワーを守るものと、それを破壊し混沌を引き起こそうとするものとの戦いを描く。

善と悪の戦いという非常にわかりやすい二元論なストーリーであるが、原作
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

引退したキアヌ・リーヴス演じる凄腕の殺し屋ジョン・ウィックの壮絶な復讐劇を描いたクライムアクション。

「触らぬ神に祟りなし」
この一言に尽きる映画。

大事な愛車を盗まれたことと、亡き妻から託された
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ザ・リング/リバース(2016年製作の映画)

2.3

リングのハリウッドリメイク。

日本での最近の貞子といえば、どこかの奥さんの戦ったり、始球式でたり、3Dになったりと、どちらかと言えば怖いというよりユーティリティーさを持った万能キャラ的な存在になって
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.7

キングスマンの続編。

#秒で上がるにふさわしくオープニングからエンジン全開。
今作はイギリスのキングスマン以外に、アメリカのスパイ組織も登場するというワールドワイドぶり。

アクションも相変わらずキ
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ダークレイン(2015年製作の映画)

2.4

『大雨の夜にバスを待っている人たちに次々と不可解な出来事が起こる』

ネタバレ無しでレビューを書こうとするとこの一文で終了してしまうのだが、ある意味ですごい映画である。
まず、ホラーなのかSFなのかす
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.8

アウトレイジシリーズの続編。

多少の謎を残しつつも恐らく今回で完結となるだろう。
ヤクザの世界を北野エンターテイメントに仕上げてきた今シリーズ。
人物描写や殺し方ひとつとっても、笑いと凄惨さが同居し
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

残虐な手口で5人の人間の命が奪われた殺人事件。
懸命な捜査も及ばず未解決のまま時効を迎えることとなったが、22年後犯人を名乗る男が事件の手記を発売するという名目のもと、突如として世間に姿を表した。殺人
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

2.9

SNSであるナーヴは挑戦者と視聴者で構成されている。
挑戦者たちは、視聴者たちからの様々な要望に応えることで、賞金を与えられると同時にナーヴの中で有名になり、それが栄誉となる。
難易度の高い要望に応え
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.4

『アウトロー』の続編。

くそダサい邦題『アウトロー』は『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』に改善されたらしい。 素晴らしいことである。

このタイプの作品が続編を作る場合は、「アクシ
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

陸軍のかつての英雄で、内部調査部に属していたジャック•リーチャーが巨大な陰謀の闇を暴いていくアクション大作。

何の予備知識も持たずに鑑賞した観客の頭から
「ジャック・リーチャーって結局何なの??」と
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.5

窃盗目的で侵入した家で、家主の座頭市的お爺さんが襲いかかってくるシチュエーションホラー?映画。

家主は盲目なのと引き換えに聴力が異常に良いので、ちょっとした物音にも反応できる、さらに老いているとはい
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.4

過去の事件の傷と自責の念により警察を辞めた高倉は、家を引っ越し、大学で犯罪心理学を教える教授として日々を過ごしていた。そんな穏やかな日々の中で、とある未解決の一家失踪事件を調査する事となる。
調査を進
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.2

7歳の時に母親と姉妹を殺された主人公のリビー。唯一の生存者が幼い少女ということもあり当時は大きな注目を集めた。加えて犯人として逮捕されたのは実の兄ベンであったこともより衝撃的な事件として人々に記憶され>>続きを読む

白い沈黙(2014年製作の映画)

1.9

失踪した娘を探し求める両親を描いたサスペンススリラー。

序盤、および前半で感じられる本格ミステリーの香りは、ストーリーが進むにつれ少しづつ失われていき、最終的に何の香りも残さず消えていく。

誘拐さ
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ハートビート(2016年製作の映画)

3.8

音楽とダンスに全てを捧げる才能ある若きアーティストたちの青春ストーリー。

音楽・ダンス共にクラシックとモダンという対立構造を持ちながらも、それらが徐々にクロスオーバーし、ジャンルやカテゴリーという垣
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.7

世界最大の検索エンジンブルーブックの社員であるケレイブは、創業者で社長のネイサンに別荘に招かれる。
ネイサンはケレイブに、自らが完成させたAIアンドロイド「エヴァ」を会話を通してチェックして欲しいと頼
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裸足の季節(2015年製作の映画)

3.4

トルコにある田舎の村を舞台にした、5人姉妹の人間ドラマを描いた作品。

テーマは『伝統と革新』、『保守と改革』、『抑圧からの解放』などステレオタイプと言っていいほどわかりやすいもの。
これらに美しい5
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.7

あれだけ大々的に宣伝した割には、蓋を開けてみるとこれといった見所の無い作品。
面白そうなおもちゃが沢山あるものの、結局どれで遊べば一番楽しくなるのかが終始わからないまま展開していく。

各キャラの色が
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

2.1

二人の子供たち、そして妻と幸せに暮らす主人公のエヴァン(キアヌ・リーヴス)。
父の日に家族皆で出かけるはずだったが、肩の怪我の具合が良くないエヴァンは一人で家に残る事に。
久しぶりに訪れた一人の時間に
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獣は月夜に夢を見る(2014年製作の映画)

3.0

恐ろしくダサい邦題はひとまず置いておいて、常に独特のミステリー映画を送り出してきた北欧映画らしい一本である。

デンマークの海辺の村で父と病気の母と三人で暮らす主人公のマリー。
村人たちは何故か母を恐
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.0

『アメリカ賞賛』という映画のジャンルがあったなら、おそらくハリウッド歴代Top5には入るであろう1996年公開の「インデペンデンス・デイ」の続編。

地球侵略を目論むエイリアンを撃退した1996年から
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

1.8

CIAが過去に行ったとされる洗脳実験「MKウルトラ計画」をパロったアクションコメディ。

『冴えない主人公が実は最強のエージェントだった』的な、いわゆるドンデン返しの黄金パターンに当てはまる今作。
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