lunesさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

lunes

lunes

映画(310)
ドラマ(0)
アニメ(0)

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.2

元々は、エイプリルフールのネタだった『貞子vs伽椰子』
『リング』『呪怨』を手がけていた製作会社オズが倒産するなどの憂き目にあい、本当に公開できるのか危ぶまれていたが無事に封切りとなった。

貞子と伽
>>続きを読む

デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

3.0

アメリカからジョージア(グルジア)にトレッキングにやってきた親友同士のクリス、ダニエル、そしてダニエルの恋人アリシアの三人。
ダニエルとアリシアは近々結婚を控えている。
しかし実はクリスはアリシアを密
>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

1.3

M・ナイト・シャマランの最新作。

なんだかんだ、シックスセンス以降パッとしないのは誰の目にも明らかである。
特にレディ・イン・ザ・ウォーターから始まる、ここ10年の作風のトリッキーさは、もはやついて
>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

見渡す限り草原の大地に、美しい少女とその父親が暮らしている。
毎日決まった日課をこなし、穏やかに日常を送っている。
近くには顔見知りの知人もいるようだ。

しかし、この平穏は長くは続かない。
現れた軍
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

自分たちを置いて出ていった父が死んだとの知らせを受けた香田家の三姉妹。
それぞれ思う所があるものの、山形での葬儀に参加することになる。
そこで、同じ父の娘だが異母の妹すずに出会う。すず自身の本当の母親
>>続きを読む

ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

2.5

ピンポン以来11年ぶりの共演となった、窪塚洋介と井浦新。

最後まで観ても、結局なんの意味があるのか良くわからないタイトルに加えて、劇中でも大川(窪塚洋介)と洞口(井浦新)のバカトークが繰り広げられる
>>続きを読む

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.2

美容整形手術をして帰ってきた母親の行動や言動が、以前と少し違うことにとまどう双子の兄弟。その違和感は日に日に増して行き、もしや別人と入れ替わったのではと疑うまでに。
そしてとうとう、二人は”母である女
>>続きを読む

ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.3

ムカデ人間シリーズの第三弾。

「鑑賞超注意!」は変わらないが、1がウォーミングアップ、2が本戦だとすると、3はクールダウン的な作風に落ちついた。

というのも、ファン(いるかは知らないが)が期待する
>>続きを読む

JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)

1.0

ロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックスの伝記にもかかわらず、映像はもちろんのこと、本人の曲すら一切かからないという謎仕様の映画。
ジミヘンの著作物を管理している団体が、どのようなルールで許諾を決定して
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.0

ホームセンターで働くロバート(デンゼル・ワシントン)は、元CIAエージェントという過去を捨て平穏な暮らしを送っていた。
深夜に行きつけの店での読書を習慣としており、ある日エスコートガールをしているテリ
>>続きを読む

コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.8

ファストフード店で店長を務めているサンドラは、ある日警察官を名乗るダニエルズという男から電話を受ける。内容はサンドラの店で働く従業員が、客から金銭を盗んだというものだった。
ダニエルズの話から、ベッキ
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.5

名門音楽院に入学した若きドラマー、アンドリューは音楽院の中でも最高の指揮者であるフレッチャーに出会う。
プロのドラマーとして成功する為の第一歩を踏み出したと喜ぶアンドリュー。
しかし、それは想像をも絶
>>続きを読む

さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

3.0

30年続いたシリーズのおそらく最後の作品になるだろう今作は、ファンへの最後のプレゼントにふさわしい一本となっただろう。

挿入歌、エンドロール、車など、どれを取っても懐かしいと思わせる演出が満載である
>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

まず、前三作を見ていない人に今作の鑑賞はおすすめしない。激しくしない。
この期に及んで丁寧な解説をしてくれる程、製作陣は優しくもなければ暇でも無い。

カジノロワイヤルからスカイフォールまでは、一見そ
>>続きを読む

かしこい狗は、吠えずに笑う(2013年製作の映画)

2.9

自主制作の映画ながら、様々な映画賞を受賞している作品。

映像の質感から十二分にインディーズ臭を嗅ぎ取れるが、そこらの自己満完結のチープな自主制作映画とは少し毛色が違うようだ。
美沙とイズミの友情から
>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.8

イギリス、サヴィル・ロウに店を構えるキングスマン。表向きは格式高いテーラーだが、真の姿は世界最強のスパイ組織だった。

高級スーツを身にまとった中年スパイのアクションムービーとあなどるなかれ、本家00
>>続きを読む

REC レック4 ワールドエンド(2014年製作の映画)

1.8

7年越しのRECシリーズもこれでようやく完結。
スピンオフ的なREC3を挟んで、話はようやく本流に戻ってきた。

一作目のRECが公開された頃は、P.O.Vの撮影方法が流行っていた中にあって、手持ちカ
>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

3.5

元警察官の藤島は仕事を失い、家族と別れ自暴自棄で荒れた生活を送っていた。
そんなある日、娘の加奈子が失踪したとの連絡を別れた妻から受けた藤島は、自力で娘を探し出すことを決意する。
しかしその過程で浮か
>>続きを読む

サベージ・キラー(2013年製作の映画)

3.0

結婚を前にニューメキシコへ車で一人旅をすることにした主人公のゾーイは、その道中で地元のゴロツキに襲われている少年達に遭遇する。
彼らを助けようと奮闘するものの、二人は殺され自らも囚われの身となり、激し
>>続きを読む

スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

3.0

元ジェームズ・ボンドと、元ボンドガールが共演したスパイムービー。

主人公の元CIAエージェント、デヴェローは第一線からは退きスイスで隠居生活を送っていた。しかし、過去の同僚達が次々に殺害され、最愛の
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

クリストファー・ノーランのSF超大作。
ものすごく入り組んだ(ややこしい)作風が得意な同監督にふさわしい内容である。

そう遠くない未来の地球では、植物の段階的な死滅による食料不足と、それに伴う気候の
>>続きを読む

アイ・フランケンシュタイン(2014年製作の映画)

2.4

フランケンシュタインの物語は、元々ホラーというよりも哀愁のあるSFだ。
自分の運命を嘆き、孤独に苛まれた、あるモンスターの話である。
今作はこの原作をベースとして、神と悪魔の戦いに巻き込まれた主人公ア
>>続きを読む

ホットロード(2014年製作の映画)

3.2

ホットロードをリアルタイムで読んでいた少女は、今40代になっているだろう。
その彼女らが、この作品に強い思い入れをもっていて、且つ好評価なのは当然だ。

しかし、ぶっちゃけて言ってしまえば、こんなもの
>>続きを読む

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.3

まさかの映画化だった、前作の大ヒットを受けての続編。


今作は、るろうに剣心の中でも強烈な印象と強さを持った最狂の敵、志々雄真実の登場する京都編を描いている。

それにしても、まぁよくここまで豪華な
>>続きを読む

Over The L’Arc‐en‐Ciel(2014年製作の映画)

2.0

エンターテイメント業界において、DVD等の本作品についている特典映像というのは、おまけにすぎない。
本来公開しないバックステージをわざわざ撮影して、購入者に見せてくれるのだから、製作者側の粋な計らいと>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

我が子を誘拐された父親と一人の捜査官の物語を描いたサスペンス映画。

自分の愛する子供が誘拐された時に、親はどうするかという、ある意味究極的なテーマを扱っている。
もしも、警察も信じられず、他に頼るも
>>続きを読む

大人ドロップ(2013年製作の映画)

2.6

予告編やスポットCMで感じられる、さわやかな印象と本編の雰囲気の違いに驚いた。



青春映画は基本3つに分けられると思っている。
1つは、バカ感動系
2つは、悩み切な系
最後に、リアル描写系。

>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.7

新薬の開発には、途方もない時間とお金と労力が必要になる。
ゼロからまだみぬ特効薬を作り出すなどというのは、まさに砂丘で一粒の砂を見つけるに等しい非常に困難な作業だろう。
仮に新薬の開発にメドがついたと
>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

3.2

ネイビーシールズは、デルタフォース、グリーンベレーと並びアメリカの特殊部隊の中でも超エリートが所属する部隊である。
このレベルの隊員に求められる能力は、肉体の強靭さは勿論のこと、過酷な状況に耐えうる精
>>続きを読む

大脱出(2013年製作の映画)

2.7

スタローンとシュワルツェネッガーのダブル主演、刑務所脱走エンターテイメント。

アクションスターとしては、とうの昔のピークは過ぎ去っている二人であるが、70歳を目前にして今だに肉体派として第一線で活躍
>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

2.4

大学を卒業した23歳のタマ子は、就職活動もたいしたせずに実家へと帰省。
食べては寝を繰り返し、漫画を読みふけりながら、一日中ダラダラと過ごす日々。
父親も本心ではなんとかして欲しいと思っているものの、>>続きを読む