斜里に住む方々の表情がとても良かった。知床という場所が持つ単純な映像の強度もありながら、子どもたちとの相撲シーンなどのユーモアさもあり、年齢層広く楽しめる映画だった。
監督自身が斜里を訪れた夏から冬に>>続きを読む
何度でも見直す。
映画は脚本じゃねえ。
映るもの、見えるもの、演じること、そこに立つこと、想像させられること、掻き立てられること。それが詰まってる
これは映画だ。
2021再見
鑑賞者がずっと見つめ続けるアンナカリーナがふとカメラに視線を見つめ返すそれが----
7月30日新文芸坐にてオールナイト鑑賞、記録。
たぶん男はこの緊張感をより一緒になって味わえていると思う。
なぜなら実家で夜中にコソコソとひとりで同じようなことシてませんでしたか?
ドンシーゲルに共感できるのは1回目に調査で独房から出た時はものす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バカンスで出会った昔の女性オーロラ、彼女の娘に好かれてしまったような男はその娘たちで実験をし始める。妹のローラと遊んだあとに、クレールと出会うのだがクレールと出会うときの切り返しショットがこれから絶対>>続きを読む
カメラの前後の動きで、キャラクターの揺れ動く感情を魅せる。2人がソファに座って抱き合う様子をカメラが引いてみせていったときは安心を感じた。
鏡や螺旋の階段を使用してクロエに対しての揺れ動く感情をあざと>>続きを読む
ヤバすぎるシーンがあるので必見。
一緒に暮らしていても圧倒的に理解し合えずに在る他者、それをそれとして普通だとして一緒にいるということからは離れない強さに感銘を受けた。理解し合えないけど一緒にいれる>>続きを読む
ひょっこりはん似の彼がもう一度座るところのかっこよさよ。
音楽が劇内で鳴っているのか、映画音楽なのか、絶妙な使い方が効果的で共感した。
テヘランへ向かうバスのシーンがとてもかっこよかっかった。悪いことは悪いけど、勉強よりも大切なこともたくさんある。
堀禎一でいちばんおもしろいかも。
このレビューはネタバレを含みます
タネを作る行為と彼が東日本大震災3月11日に高田で起こったことを様々な言語で綴った本を出版するという行為は似ている。
雪の中で虎舞を踊る姿映像の向こうのスリル感がありながら自分の目に焼きついた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「都会も森もたいして変わらない、都市に木があり、森にゴミがある」
という最高の格言とともに、男性2人と犬1匹が秘湯を目指して車を走らせる。ただそれだけの映画だがとても気持ちよくて、これから良い風呂に入>>続きを読む