年を取り気がつく両親のありがたみ。
その感謝の気持ちでさえ、両親の力によるものなんだよなあ。
自分以外の家族の耳が聞こえない、そして漁師の娘、美声持ち。設定が素晴らしすぎる。
みんな必死で生きて、必>>続きを読む
ドキュメンタリー風も謎解きも好きなので割と楽しめました。途中までは……。
途中からの「突如スター獲得して無敵状態」みたいな流れがめっちゃ笑ってしまった。あんだけここまで来るの大変だったのに…!つよつ>>続きを読む
えもいわれぬ感情が出てくる。人に寄生しなければ生きていかれないけれど、寄生するためのプライドが無ければまた生きていかれない。
胃の辺りが掻きむしられる、お父さんのあの目。ソン・ガンホさん、お見事。
設定はスタイリッシュで奇妙な感じがしてよきでした!が、宗教モチーフが出てくると瞬時に冷めてしまう…無理矢理絡めなくてもよかったのになあ。と思うけど絡めたかったならしょうがないなあ。
懐かしい都市伝説感。わかりやすく嫌悪させてくれる虫たち。
ドキュメンタリー風なのは好きですが時系列が一瞬わからなくなり、あとちょっと長いなと思い、うーむ。と思ったけど、これ絶対一人で見られないからそう>>続きを読む
演技と現実の境目がすごい…
責任は常に自分の中にあるかもしれない。だけど、時代と大勢の波に抗えないこともあると思う。その抗えなかった時の恐ろしさよ。。
いわゆる「ホラー映画」とされる作品のイメージを覆してくれた作品。仕留め方がスマートで、見惚れるほど美しい。
夜の月明かり、水が張られたプールの中。無音で、ロング髪の女生徒の首が刃物で裂かれる。女生徒>>続きを読む
小さい頃に見て、恐れと魅惑の間にある愛と切なさを知った。
(あと、ウォーターベッドって何!欲しい!という気持ちも知った。欲しかったなあ)
悲しみの1週間だった。こんなんやめてくれ…って展開がずっと続く。画面の風合いはずっと美しいが、生命の儚さが透けて見えて辛い。
かのブローノ・ブチャラティは言っていた。「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ>>続きを読む
たぶん1年分くらいの「なんで?」を使い切った作品。理不尽さに怒ることはあっても、泣くことってあるんだ…。そのぐらい二人の男性を強烈に嫌悪した。ところが「現実にこんなことする人間は絶対にいない!」と断言>>続きを読む
よくある普遍的な設定を、ファンタジーになり過ぎず現代劇として、しかし生々しさなく夢幻のように見せたのは、ひとえにスウェーデンという土地柄によるものだったのかなと思う。そして、ダイレクトに性癖に来てしま>>続きを読む
一瞬で価値観、生き方が切り替わることの脆さ。空気がリアルで、当時の日本のどこか麻の葉的な雰囲気が漂っていて好き。
子供の頃に観てどハマりした。私の中の恋愛観はこの作品によって完成されたと思うぐらい、ずっと好きな作品。
ずっと女の子の妖艶さと船長的なおじちゃんの関係を目で追っていた。
そして気づいたら自分もおじちゃんと同じ気持ちになり、女の子だけを目で追っていた。
透明で淡く白い風景の中、その風景のような女の子2人が現れ、いつの間にか風景が仄かなピンクから赤に染まっていく。それを良しとするか悪しとするか。私は比較的良しでした。
荒々しく美しい。最初は衝撃と嫌悪感が強かったが、いつの間にか「二人」が愛おしくなっていた。こんな愛の形があるのかと胸が震えて、涙が出た。
那奈役の小松菜奈さんがブチ切れたシーンのおかげで安心。蹂躙されるのは女側ってなんで決めつけてんの?って感じは最高ですね。にしても柳楽さん凄かった。。