2023.01.16『美しい彼~special edit version~』先行上映会にて鑑賞。
「どうせ今流行りのキレイな男の子がイチャイチャしてるBLでしょ?」と色眼鏡で見ることなかれ。
原作がB>>続きを読む
人質にとられたファンジョンミン(本人役)が悪の手から逃れるまでの物語、とひとことでいうとそうなのだが、二転三転するストーリー、力点と作用点を抑えておかないとついていけない心理戦、ファンジョンミンが俳優>>続きを読む
これまでのあらゆるエンタテインメントの美味しいところを凝縮したような内容。これが実話だというのだからすごい。日本はある程度治安がいい国だから(この前の事件でそうも言えなくなったけど)大使として任務につ>>続きを読む
ちょっと物足りなかった。セッションみたいにトムハンクス演じる大佐とガチガチにぶつかり合う感じた欲しかったのとエルヴィス自身の人と成りが分かりづらくて共感に至らず。あと音楽で彼自身が救われないというのが>>続きを読む
やっぱりいい映画って説明がとにかく少ない。こうじゃないと。まず設定や登場人物の環境把握にしばらく時間がかかる。見ていく中で何となくこういうことか、とだんだん分かってくる。
1970年代のアメリカのガ>>続きを読む
家族の形は血が繋がっていなくても作っていくことができる。大人のエゴではなく、子どもの未来を守ることを最優先する選択が清々しかった。
しかし、この内容なら日本映画で撮れたのにもったいないと思ってしまっ>>続きを読む
冒頭の富裕層のキラキラ結婚式から一挙に地獄に突き落とされる感じはまさにジェットコースター。結婚式の最中に昔雇ってた使用人が自分の奥さんが心臓の病気で手術したいから金を無心しにくる。それを善意で何とかし>>続きを読む
事実を捏造することを命じられ、それを仕事だからとやらないといけない。そこで叛逆したら爪弾きにされる。左遷される。
思ったことを言ってはいけない、考えを発信してはいけない。何て不自由なんだろう。
父>>続きを読む
サムライミのスパイダーマンしか観てない私でも楽しめた。でも全作品観ている人はもっと面白いだろうな。というかスパイダーマンってパラレルワールドなんだ。受け継がれていくものじゃないんだな(勉強しろ)。過去>>続きを読む
昨今の政治における停滞感や、政治家の不祥事のパロディ、中身0の発言などが盛り込まれていて、かなりブラックジョークが強い内容。「今ここにある危機とぼくの好感度について」にも通じそうな、老害、女性差別、事>>続きを読む
ボクシングが物語の鍵として根底にずっと流れているものになっていて、そこに複数人の登場人物の人生が投影されていく。テーマとしては出会いとタイミング。そして伝えたいことは些細かもしれないけど踏み出す勇気。>>続きを読む
師匠とたけや脚本・監督の良さは既に多くの人に語られてると思うので、私は脇の俳優さんのことを少しだけ。中島歩さんは、普通にそこにただいるだけで本当はとてもハンサムな人なのに、この物語では完全にオーラ消し>>続きを読む
大企業が垂れ流していた物質が有害で、それが人体などを汚染していることと今も戦い続けている、ある弁護士の物語。
序盤からずっと平坦で眠くなってしまった。。
前作を観ていないのに観たくなり足を運んだ年末の映画館は満席。年齢層かなり高め。
すごく面白かったし、驚きもあったし、一番思ったのは「類は友を呼ぶ」ということ。
決して小川氏のPR映画ではなく、平井>>続きを読む
キングスマンシリーズ大好きなので、公開を心待ちにしていた。
ドキドキするし、お話は面白いし、今の社会問題として差別の対象になりやすい女性、お年寄り、黒人が大活躍するところも風刺がきいてる。
そして>>続きを読む
殺し屋稼業の男が元内縁の妻との間の娘を守るために奔走する。
物語の中に出てくるゴーゴーバーの女装ボーイが、なんだかんだで巻き込まれて、でも断りきれずに活躍するのが良くて。
一見軽薄そうなのに情に厚い>>続きを読む
佐藤寛太の演技をみるために。
お話としてはこう言っては申し訳ないのだが先の読める内容だったのと、長崎弁が聞きたかったのに全編標準語だったのが残念。軍艦島の映像は美しかった。
最後は佐藤寛太の演技に>>続きを読む
ああ、この雰囲気、めちゃくちゃ私の好み。前情報なく観に行ったのだけど、まさかホラーとも思わず。
現実と虚構が入り混じる様がスピード感を持って洒落た画で押し進められるから、食い入るように観ているうちに>>続きを読む
18年前からの続編。
この18年、キアヌは色々あったよなぁ…なのにまたこうやって華麗に復帰出来るのは勇気与えるのでは。
既にあんなガチャガチャ付けなくてももうどっちが現実で虚構かなんてよくわからな>>続きを読む
超絶長編ドキュメンタリー。途中で休憩が入った映画初めてかも。
ボストン市庁舎で起こる日常のタスクを追いかける。
市役所で働く人の意識が市民のためということ、市長もその責務を意識している所が伝わってくる>>続きを読む
まだBLにさほど興味も知識もなかった頃に、とあるイベントでこの作品のタイトルを見かけ「とんでもなくインパクトがあるタイトルだな」と思った記憶があるが、まさか自分がドハマりして劇場版を映画館に観に行くよ>>続きを読む
特に何も起こらない日常。でもそこにはドラマがある。同性の二人がお互いを想い合い、支え合いながら一生一緒に暮らしていくのは、2人が良ければそれでいいじゃないかと思うけれども、やはりそれぞれに両親や兄弟が>>続きを読む
こんなにもバカげた裁判がほんの数百年前まで行われていたということがまず驚きの事実だし、とんでもないなと思う。それぞれの証言がちょっとずつ食い違っているのだけれども、やはり人間自分をよく見せたい、美化し>>続きを読む
2021年に観たアジア映画の中で一番泣いた。壮絶ないじめに遭っている女の子とグレている男の子のボーイミーツガールの話と一言で片づけてしまえるかもしれないけれども、未成年ゆえに自分ではどうしようも出来な>>続きを読む
自分が直接的に犯した罪ではないが、自分がきっかけで大切な誰かを亡くしてしまったことがある。そんな人たちの後悔と再生の物語。
「正しく怒れば良かった」「少しでも早く帰っていたら」人生はそんなことの連続だ>>続きを読む
ミュージカル映画は特にアバンが大事な気がするのだけど、この作品もそこは完璧だった。ニューヨークの移民の街、ワシントン・ハイツのお話。中でも印象的だったのが、移民の中から頭がイイ子がスタンフォード大学と>>続きを読む
私は全然ブラックミュージックを通ってきていないので、スティービー・ワンダーとB.B.キング以外ほとんどのアーティストの曲が分からなかったし、聴いたことがあるなというくらいだった。それでも純粋に音楽ドキ>>続きを読む
スマホ3台で撮影する難民家族のドキュメンタリー。アフガニスタンからヨーロッパまで安住の地を求めて旅をしていく。
自国にてどうしても安全に暮らせなくなったから難民になる訳であって、本当は自国で暮らせるも>>続きを読む
3人の主人公の人生交差点。因果応報をテーマにSABU監督が描きたかったことはきっちり描かれていたと思う。劇中であまりそれぞれの人物についての背景が多く語られないために、誰にも感情移入がしづらいのが難点>>続きを読む
2021年も半分を過ぎたが、今年観た映画の中で最も衝撃的な作品。陰鬱な天候、何もなく荒涼とした島、聳え立つ灯台、確固たる意志を持ったかのようなカモメ、吹き荒れる嵐の音、低く鳴り響く汽笛の音。くるくると>>続きを読む
17歳の彼女たちを取り巻く世界がなんと危険なことか。バイトをすればセクハラの応酬。バスで移動すればナンパされる。立場が上であることを、または男であることを利用して17歳の彼女たちを精神的にも肉体的にも>>続きを読む
爽やかで痛快で、女性が大活躍する映画、と言い切ってもいいのだけれども、やはり少しモヤモヤしたものが残るのはどうしてだろう。会社の中での女性の地位がまだまだ低かった95年。後半はショムニさながら、女性が>>続きを読む
台湾映画の知識がほぼないままに観に行った。一言で言うと、世界観と設定の勝利。終始「このお話は単純なラブストーリーじゃないよ」という感じが滔々とベースに流れているように感じるのはどうしてだろうか。日常を>>続きを読む
日本の映画の宣伝ってミスリード多くない?と常から思ってるのだが、これも例に漏れず。父と娘の感動ストーリーに見せかけて、実体はメメントだし世にも奇妙な物語だ。認知症は親戚の大叔母が患ったのが最後で、ほぼ>>続きを読む
Twitter原作が完結した瞬間に映画化決定のリリースを出すのはいただけなかったが、それと作品とは別に考えられたし。
結論から言うと観て良かった。前半はワニの生き様を見せて、後半は残されし者たちの再生>>続きを読む
生きていくということは一人では当然無理であり、人は皆、誰かに頼って頼られて生きていくのだけれども、そこで無視できないのは女友達の友情、連帯。そこには、不可思議な感覚がある。自分に置き換えると、久しぶり>>続きを読む