亡くなった夫の身元調査をして欲しい。奇妙な依頼をされた弁護士と、突然失った家族の正体を無くしてしまった家族の話。
名前を捨てた男が最初に尋ねたのは名前。
深い所を流れる地下水脈のような悲しみを持つ>>続きを読む
バレンタインデーを控えたある日、男は奇妙な連絡を受ける。それは、ケンカ別れした恋人が、自分に関する記憶をすべて消したというものだった。復縁を望んでいた彼は落ち込むも、やがて自身もその施術を受けることを>>続きを読む
いろんな方面から勧められてたものの、怖いから見れないと敬遠してけど思い切って視聴。
思ってた怖さとは全然違くて、あぁそっちの怖いか〜と思った。
あるんだろうな、こういう奇祭。人間の社会性とか文明とかの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1862年アイルランド、看護師のエリザベス・ライトは、ミッドランズ地方で暮らしている、アナ・オドネルという4ヶ月間も食事を摂らずに生きているという“奇跡の少女”を観察する任務を与えられる。
看護師の>>続きを読む
「痛い？なんて初めて聞かれた」
人の痛みにとても鈍感な学生たち。大人たち。ノリで人を深く深く傷つける人たち。普通に学校生活を楽しんでいる子どもたちがとても異常に見えた。「いじめ」じゃなく「犯罪」。>>続きを読む
1942年ジャワの日本軍俘虜収容所を舞台に支配する側される側の心の機微を描いた作品。
「自分は正しいと信じていた人たちの、あなたは犠牲者だ。もちろん正しいものなど、どこにもいない」
戦争に翻弄されて、>>続きを読む
スウェーデンに留学してミニマムな生活に憧れを抱いたデザイナーのジーン。物で溢れかえる自宅を改装して事務所を開こうと断捨離を始めるが。
最初は気前よくなんでもゴミ袋に詰め込んでいた主人公が、手放す段にな>>続きを読む
ちょうど、LGBTQの授業を受けてきた娘と観た。
子どもが大人になった時により良い状況になっている事を願って、託さず、今できる事をしなくてはね。
性的少数者の割合、10人に1人。友人知人100人いたら>>続きを読む
危険を知らせる赤、閉塞感を感じる赤、生きている証の赤。
白い雪、安らぎであるはずの翠、情念を隠す青。色のコントラストと感情が絡み合って、とても情緒が綺麗な映画だった。
ただ、こじれてる。めっちゃこじら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
13年の刑期を終え、旭川刑務所から出所した元殺人犯の男性。今度こそカタギとしてまっとうに生きるとの決意を胸に上京した彼は、、、
直情的で理性の効かない真っ直ぐさが滑稽に映るところもあるけど、生い立ちか>>続きを読む
池松壮亮を改造人間にして、コメディ映画撮ったんだな。
最初から最後まで、どんな気持ちにもなれない、ある意味シン体験。
「自分の事を憎むのは辛いよ。自分の事を好きになれたらいいのにね」
10代の学生が始めた抗議集会に12万人。心に残るのはなんとも言えない「悔しい」気持ち。
声を聞くのは誰？声を聞かないのは誰？
