このレビューはネタバレを含みます
作画めっちゃキレイじゃん。
「一個できるようになると、できないことがすぐに出てくる」「オレよりスゴい次元で戦ってる人たちには何が見えてるんだろう」とかまさにサラリーマンの自分で笑う。そこだけグッときた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ノーランの意欲作。短期記憶が持たない男性が、強姦して殺された女房の復讐を果たそうとする物語。時系列をゴッチャゴチャにして構成された作品で、マジで変態すぎる。こんなん他に誰が撮れんねん。
とにかく変態と>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ガチですげぇ映画だった……。
『荘子』に、「胡蝶の夢」という話がある。荘子が胡蝶になって自在に飛び回る夢を見たが、目覚めた後にどっちが夢でどっちが現実かわからなくなった、という話。それを天才監督がもの>>続きを読む
いやー最高だった。実質ジャズライブ。
ライブ映像みたいに奏者ばかり写すのではなく、身を揺らす観客たちや同日開催のボードレースの様子も映していたのがよかった。みんな楽しそうに音楽聴いてて、うらやましくな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ラストはグッドガイ人形の工場でのバトルシーン。同じような人形が大量に作られる中でのチャッキーとの対峙は他の商品と紛らわしく、大量消費社会への風刺が効いてるなと。
ラストの「家に帰るわよ」「どこにあるの>>続きを読む
いなたいジャーナリスト志望の女性が、モードファッション誌のアシスタントになるお話。メリルストリープ演じる鬼編集長が超カッコええ。これは社会人になってから観ると染みるな。上が考えてることがわからないけど>>続きを読む
映画館で見ないと気が散りながら見ちゃうことが多いんだけど、ラスト30分は完全に見入ってしまって、体を動かしながら前のめりで見てしまった。
音楽という、再現性の薄い分野を極めることの難しさ。言語で伝え>>続きを読む
初鑑賞。もののけ姫→ナウシカと観て、宮崎駿の自然崇拝主義的な作風が腹落ちした印象。
この作品も、「エゴイスティックな人間vs自然の中に放り込まれた自然重視的な人間」という構造はもののけ姫と全く変わらな>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人間と自然の共存を描いた作品。小さいころ見てなかったからこそ今見たわけだけど、これをあの頃に見たら果たしてどんな感想を持っただろうか。
物語は、わかりやすい勧善懲悪ではない。小さい子が見るには、構図>>続きを読む
受動的に眺めてるだけでも楽しめるジェットコースター的映画。IMAXで観たから迫力がスゴかった。ただのヒーローものかと正直タカをくくっていたけど、ヒーローを通して人々の善悪や良心を描く作品だった。バット>>続きを読む
三島由紀夫のドキュメンタリーを見て、当時の日本における共産勢力に興味を持ったので見てみた。
本作は連合赤軍の山岳ベース事件、あさま山荘事件を中心に描いたドキュメンタリー。そこまで期待せずに身始めたんだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
三島由紀夫には不思議な魅力があると感じた。
どうしてあそこまでの知識人なのに保守思想に傾倒していくのか不思議に思っていたが、青年期の戦争体験に原因を求める平野啓一郎の考察はすっと胸に落ちた。(全体的に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
いい映画でした。自分の選挙区でないとなかなか覗けない、他の地域の地場の選挙活動を垣間見えるというだけで元は取れたと言ってもいい。
香川1区の小川淳也議員を追ったドキュメンタリー映画で、彼が総務省官僚を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「アウトブレイク」に続いて、パンデミック映画の名作を。パンデミックに地震、冷戦と要素てんこ盛りのSF。ちょっと盛り込みすぎた感じもするけど、でも形としては整ってる。さすが小松左京。
若かりし頃の草刈正>>続きを読む
多分中学生の頃かな?宣伝でこの映画を知って、観たいなぁと思ってたけど見れなかったので、柄にもなく原作を買って小説を読んだ覚えがある。というわけで、なんとなく筋書きを思い出しながら鑑賞。
原作の『告白』>>続きを読む
この時期に見てよかった。岩田健太郎医師がリフレインする。モーガンフリーマンの味。
韓国的ゴジラはこうなるのかぁ。全体的に薄暗さが漂い、格差社会が通底するのがポンジュノ監督の個性?
クリーチャー気持ち悪いなしかし、、
2.3回追い抜いただけでトラックにひたすら煽られる主人公。粘着質な人間に主人公が絡まれ続けるという設定でも十分怖いが、それを車vs車に焼き直すことで表現の自由度が上がっていて面白い。トラックの運転手の>>続きを読む
全編ノーカットに見える撮り方はスゲーと思った。目が離せんし、油断できない。ほぼずっとカメラが主人公の近くにあるので、没入感は十分なんだけど、カタルシスが薄い作品が自分はそんなに得意ではないことが浮き彫>>続きを読む
サブプライムローンを予見して空売りを仕掛け儲けた人たちの実話。フィクションと言われると急に陳腐な感じがするけど、いざ実話と言われるときな臭い匂いを嗅ぎ取り核心を持ち続ける主人公の非凡さが際立つ。ただ、>>続きを読む
見てないスピルバーグ作品。犯罪予知できる近未来が舞台で、主人公はその犯罪予知課の捜査官。ある日、自分が殺人を犯していると予知される……。
いい映画だったなぁ。撮り方が面白い。本編通してずーっと「現実がどこかのディスプレイに映っている」という構図オンリー。これが作品の主題である「SNS」と噛み合ってる。娘のことを理解しているようで友達の名>>続きを読む
母国でクーデターが起きたせいで、空港に閉じ込められて出られなくなった男が主人公。すげえいい映画じゃねぇか…。ちょっとうるっときちゃったよ。ラブロマンス要素もよかった。
海外の空港で言葉がうまく通じなく>>続きを読む
「人間の見た目をした怪物が、ただただずーっとついてくる」という設定が面白い。筒井康隆の短編「歩く取的」もこんなような話だった気がする。日常の中で、たったひとつの不条理、狂気が入るだけで、かくも当たり前>>続きを読む
前作が偉大すぎた。サイコホラーではなく、ただの超能力SFに堕した印象。シャイニングの続編だと思うと下駄を履かせたい気もするけど、贔屓目に観てもそこまで面白いとは思わなかったんだよな……
東海テレビの報道部にカメラを入れて撮ったドキュメンタリー。主人公は、テレビ局の顔としてプッシュされている福島アナ、ジャーナリスト気質の澤村さん、そして派遣社員として中途入社した渡邊さん。群像劇の背景に>>続きを読む
評判を聞いて行ったが、かなり面白かった。これはフィクションなのか、ドキュメンタリーなのか。
太宰治の女性遍歴を主軸にした映画。野暮だけど、どこまでがフィクションなのかが気になる……。デカダンスな雰囲気をまとった小栗旬の色気はスゴイ。太宰の著作は「ヴィヨンの妻」しか読んだことがないが、太宰をデ>>続きを読む
フィクションと見れば面白い。これを現実と結びつけるのは個人的にはやめたい。思想的にはどちらかといえば共感できるけど、望月さんや前川さんが出てくる必要あったのかな(笑)あと、内調のイメージがヤバすぎる(>>続きを読む
3には敵わんけど、これはこれで個人的にはアリ。このエンドは、続編が気になる……!
映画館で見ると、ちびっ子が喜んでる声が聞こえてきてそれがよかった。
いつものトイストーリーの物語の作り方から少し趣向が変わってる!と思ったら案の定監督が変わってた。すごく切ないエンドで、年齢が年齢だったら泣いてたわ。
このシリーズは「やっと一安心…」と思わせといての急転直下がうまい。観ながら「よっしゃ!……ってえぇ、もう……」みたいなこと何回もしちゃった。
なんじゃこれ。クソおもろいやんけ!!
夢ありすぎる。
小さいころって「なんで?」って思うくらいトミカ無くしてたけど、あのころ思い当たる節がなさすぎて「トミカがどっかに行っちゃった」みたいな言い方をして>>続きを読む