liiさんの映画レビュー・感想・評価

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身体を売ったらサヨウナラ(2017年製作の映画)

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本当は社会的規範と愛と幸福に生きたかった普通に憧れる女の子の話

空虚、歪み

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

1.0

上手くいかないこととか全部含めて
恋愛ができるって
とっても贅沢だよね
とってもとっても

子宮に沈める(2013年製作の映画)

4.5

寂しいとか孤独とか怖いとか愛されたいとか
それが一定の限度を超えると人はおかしくなる。

弱さ?と狂気は表裏一体。

追い込まれると半歩先も見えなくなる。
思考力も判断力も鈍って
自分が何をしてるのか
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娼年(2018年製作の映画)

4.0

よく分からないけどしてるシーンで涙出た。
空虚なんだよね。全員。
孤独をぶつけ合っている。
居場所を求め合っている。
何かを確かめるように、刻み合っている。
言葉にしなくても、肌と肌で、感触で、温度で
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

4.9

若者だけじゃないと思う。
若者だから、そういう年頃だから、ってのはなんか府に落ちない
大人にだってあるよね?こういう痛々しい感覚。大人だから言えなくなっただけで。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.3

幸せな人、恵まれて生きてきた人はきっと秋子を責めるだろうし、悪人だと裁くだろう。

だけど人は、生まれた瞬間、誰も悪い人なんていない。みんなただの赤ちゃんだ。

秋子はどうしてこうならなきゃいけなくな
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.8

私はいつも自分のことばかりで必死だった。
幸せにならなければならない
やりたいことをやらなければならない
夢を持たなければならない
だけど何ひとつ見つけられないままもがいてきた。そんな自分を責めてきた
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.0

自分だったらどうする?って言葉一生おぼえてる。

誰にでも良いところとダメなところがあって、人生に与えられる試練も人それぞれ。忘れっぽい、ということはドリーの人生に与えられた試練かもしれない。だけど、
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.7

私は自分の存在を映画の登場人物に置き換えると「カナシミ」だと思う。
マイナスなことばかり考えて自分を肯定できずに生きてきた。存在の価値も分からずにいた。
だけど、この映画は「カナシミ」がいるから物語が
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

5.0

みんなどうしようもなくてダサくてそれが愛おしかった。
何もかも諦めたら上手くはいくんだけど、悲しいくらい何もかもが諦めらんないんだよね、
すごく不器用だけど、感情に正直で、すごく純粋な人間たちなんだと
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トイレのピエタ(2015年製作の映画)

3.3

生まれたことにも生きてることにも意味とかなくて、ただここにいるという事実があるだけで
ここはただの時代の一部始終で、生きてたくも死にたくもない人はたぶんたくさんいて、生きてても死んでも
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NANA(2005年製作の映画)

1.2

非対称な2人の友情。
NANAの真っ直ぐさが眩しくて苦しかった

mellow(2020年製作の映画)

3.0

ともさかりえのシーン、現実ではありえないことなんだけど、これが本質だな、真実だなって思った。私たちは、社会の中で波風立てず上手く生きていくために、無意識に、気持ちを抑えたり相手に合わせたり、見えないフ>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.2

みんなナカハラ君が良いって言ってるの全然よく分からなくて 何でだろうって考えてた。きっとみんなナカハラ君のように、ちゃんと感情に折り合いをつけながら生きてる。そうやって上手く生きていってるんだろうなっ>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

4.3

「平凡で穏やかで裏切りも隠し事もないひたすら公平な愛だけで満たされている人生」は、本当にどこにもないのだろうか?と思ってしまう。

アパートのおばさんも、不倫男も、不倫男の妻も、途中からみんな誰かを詮
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タイタニック(1997年製作の映画)

2.5

自分にとって大切なものを失ったあとも
何十年も生きていかなきゃいけないの辛すぎる
だけどとても美しかった

生きていきましょう…


君が死んで、私も死んだら全てが終わるんだなあ

KOTOKO(2011年製作の映画)

3.8

「歌ってる時だけは世界がひとつになる」

ずっとずっと歌ってて欲しいよ

渇き。(2013年製作の映画)

1.5

登場人物それぞれの渇きが交差する

狂気が美しさであるということだけに救いを覚えている

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

4.8

劣等感ほど怖いものはないよ
どんなに自分を可愛く造り上げたって
心に深く刻まれた傷はこれから先もずっと背負っていかなければならない。

可愛くいなければ愛されないという恐怖
自分のままでは愛されないと
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.5

昨日笑ってた人が明日には死んでる世界なんで
真実なんてものは一生誰にも分かりません。
本人でさえも。

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

5.0

生活の一瞬一瞬の出来事に神経が過敏に反応してしまう。自分ではコントロールできない程の何かが身体の中で暴れ出す。その何かが、鬱または躁へ向かっていく。自分でも説明がつかないことがとてつもなく苦しい孤独な>>続きを読む

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.4

好きで好きで仕方ない
想いが通じ合えたら、、本当はただそれだけ。
でも叶うことはない。
だから、あなたといるためならセックスでも何でもする、というかセックスするしかない。
そんな、人の寂しさ、弱さ、美
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