maaaaachedさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

maaaaached

maaaaached

映画(691)
ドラマ(8)
アニメ(0)

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

全部1人で作ったというのを知ってから観たのだけど、冒頭の映像を観た瞬間から「え、こんなに緻密なの…!?」と唖然となるような作り込みに、畏怖の念のようなものが込み上がってきた笑
作り込みもそうだが、グロ
>>続きを読む

夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.7

濱口監督作品がホンサンスに準えて語られるのは分かる気がする。ズームの手法とかだけじゃなくて、価値観が近い気がする。自分がこういった会話劇に関して、海外の映画となると母国語の映画ほど繊細な心の機微を捉え>>続きを読む

PASSION(2008年製作の映画)

4.5

卒業製作でこのクオリティは半端じゃない。ずっと面白くて引き込まれてた。
濱口監督は人間観察の変態だと思う。
人の心の本質をずっと探求し続けているように見える。

その後の作品に通底するような価値観やテ
>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

3.4

加害者側にも事情がある、単に悪として切り捨ててはいけない、ということが描きたいのだと思うけど、森田剛を前科者に追いやった人たちが普通に極悪人でしかなく、結局悪を悪として切り捨てるような構造になってしま>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.4

娘がいなくても家族がしっかりと自立して生きてけるんだ!という描写を描いてほしかったなと言うのが正直なところ。
ろうの人のキャラクターの描き方がとても良かった。
手話ギャグも新鮮で面白かった!

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

麦と絹の過ごした日々が、まるで自分の記憶だったかのように感じてしまうほど焼き付いて離れない。これから先何度も見返したくなるだろう一本。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「これからよ。」
それはライアンだけでなく、映画を観てるこちら側への警告。映画を観た後、あなたはどう変わるの?と問われてるようで頭から離れない…

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

思わず夜中だけどコーヒー飲んでしまった。肩の力の抜け方が心地よかった。この力の抜け具合で生きたいなぁとなんとなしに思った。
サムメンデスとかスパイクリーの名前が出てきて、え?って思ったけどこれ2000
>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

久々にこの感じのジョナヒルが観れて幸せでした。
冷静に考えると、科学者が一回も科学で戦ってないので主人公チーム達も全然褒められたもんじゃない。主人公達に「ドリーム」をぜひ観てほしい。
流石に世紀末過ぎ
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

こんなにも愛とリスペクトに溢れた作品があっただろうか…

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.4

懐かしい
ここからアメコミも大きく進化したなぁ〜

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.4

人間の細かな心の機微がとても緻密に描かれており、まさに濱口監督の真骨頂と言った感じですごい面白かった!
シュールな笑いもたくさんあってびっくりした。
良い映画というのは説明的でなく描写で語る〜的な話は
>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

究極のマザコンならぬチルコン
サラポールソンがすでに不気味で怖い

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

5.0

"面白い"の殴り合い。これぞ仕事。自分も頑張らないとと、奮い立たされる映画だった。

へぇ〜主題歌LITEなんだ!って意外に思ってたけど、LITEの曲はまさに殴り合いのようにヒリヒリしてて、この映画に
>>続きを読む

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.5

ラブコメかと思って観たらかなり社会派だった…!男的には面白いけどちょっと苦笑い、みたいなシーンがたくさん。ラストシーンはこの映画に見慣れた後に観させられると、いつもの景色なはずなのにすごい違和感を感じ>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.3

めちゃめちゃ面白かった!
タイトルの出方であ、この映画絶対面白いやつだってなった。
特に人質交渉のシーンがほんっと最高すぎた。めちゃめちゃ面白いし、カッコいいし、同時にフレッドの影響を受けてることがす
>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.6

主演のサッシャルスがとても良かった。大物になりそう。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

ようやく鑑賞しました。
これほどまでに緊張感の続く映画はなかなか無い、、映像も素晴らしかった。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.6

痛ましい事件すぎた…
この事件が1989年に起こった事件というのにも驚いたが(まさに現代で起こりかねない事件に思えた)、この映画を2017年に撮ったっていうのは、ヴィルヌーブ監督のジェンダー問題への意
>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.4

ホドロフスキーのキャラがイメージと全然違ってびっくりした。新庄BIGBOSSみたいだった。笑
まさかあのダリまで出演予定だったとは驚いた。スケールデカすぎ。笑

砂の惑星(1984年製作の映画)

3.3

なるほど世間の評価も分かる、と言った感じではあるが、奇妙な味わい深さがあった。今後カルト的な人気がもっと出て、評価逆転しそう。笑
ハルコンネン家の描写が最高。食べながら喚き散らすのとか最高だった。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

まさかこんな切ない話だとは思わなかった…切ないを通り越して、やりきれない気持ちになる。
ライアン・ゴズリングはこういう役ハマりすぎる。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

なぜかずっと観れてなかったのだけど、ようやく鑑賞。
これが82年の映画、つまり40年前の映画だとはとても思えない。感覚的には00年代くらいに思える。

ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

母親にとっては失われた15年だったけど、子供達側は当然人生を歩んでいくわけであって、「人を殺した母親」を持つ子であるという事実、そしてその母親は不在であるということを内包しながら人格形成されていったは>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

完全にメタルギアでびっくりした。笑
ビリー・アイリッシュの主題歌がかなり良い。

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.5

良い作品であることと、面白い作品であることは別なんだなと感じた。
特にエンタメ作品となるとその辺のバランスは難しい。
大きな意義がたくさんある作品であることは間違いない。

個人的にはアンジーがMCU
>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

優しさや思いやりというものは、いわば”加点”であり、
その加点行為は良きものである反面、相手に同じだけの加点を求める無意識のプレッシャーを与えるかもしれないし、良くも悪くも心は波立つ。

「ノマド」は
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

久しぶりに観たらめちゃめちゃ良い映画だった。SFではあるが主題は人間の人生的な問い。

「もし未来が分かったら?」というタイムリープ的なifから、一瞬一瞬の大切さに帰結するとても自己肯定的で強く、優し
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった…!ディティールが神。本当にあの世界がある感がすごい。
スターウォーズをリアルタイムで観た人はこんな感じだったのかなと想像するような、新時代のSF映画の金字塔をリアルタイムで目撃で
>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.8

途中までイライラしすぎて発狂しそうだったけど、最後は気持ちよく終われて良かった、、

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

韓国が舞台なのにめちゃめちゃ村上春樹の雰囲気があってすごい良かった。