このレビューはネタバレを含みます
イザベラと、イザベラの家庭教師を兼ねて侍女も務めるヴァイオレットの交流は普通にいい話だなーというテンションで見ていたけど、テイラーが郵便社に関わってくる後半は面白く見れました。テイラーがエイミーと過ご>>続きを読む
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思ったよりもずっと面白かった。「何やら古いホラー映画にフレディという名の殺人鬼がいるらしい」ということだけはぼんやりと知っていたので、『エルム街の悪夢』のキャラクターだったのか、という感動も得られまし>>続きを読む
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正直言ってテンポは悪かったし、これまでのシリーズ作品にあったようなユーモア要素も減ったし(これは監督が変わったことが大きいのかもしれない)、中弛みがまったくないわけではないんだけど、最後まで見たらなん>>続きを読む
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前半は普通のサスペンスとしか思えなくて惰性でダラダラ見ていたところもあるけど(家中で逃げ回るマディソンを上から見下ろすショットは良かった)、「その発想はなかった」的な展開をブチ込まれる後半から一気に面>>続きを読む
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キャラクターを絞ってバトルに特化するという潔い構成になっており、短い時間の中でも上手くまとまっていて見やすかった。キャラクターもみんな立っていて、特にほぼ原作しか知らない私にとって新キャラとなるブロリ>>続きを読む
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女性が男性から受ける不愉快な言動を描く不条理映画なんだけど、とにかく気持ち悪かった。
驚いたのが、コットソン村に登場する男性は幼稚だったり身勝手だったり詮索好きだったり無神経だったりするけど、男性が>>続きを読む
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潜入捜査官を主人公に据えた作品というと『インファナル・アフェア』という傑作があるけど、こちらも素晴らしかった。いつ主人公の正体が露見するかという緊張感と、それぞれの立場故の葛藤とドラマがたまらなくいい>>続きを読む
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だいたい想像通りの映画で、想像通りの面白さでした。90分くらいの短い映画でサクッと見られるのも良かった。
とにかく自己承認欲求モンスターである母親が強烈なんだけど、「恋って楽しいのよねー!」とクラス>>続きを読む
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私の観測範囲では賛否両論だったけど、カヴィル版スーパーマンとベンアフ版バットマンの劇場鑑賞のラストチャンスっぽかったから鑑賞。面白かった。マルチバース展開は頭が混乱してくるので基本的には苦手なんだけど>>続きを読む
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コロンバイン高校銃乱射事件が発生する当日の様子を、執拗な長回しで生徒たちの背中越しに淡々と描いていくんだけど、あくまでもドライな視点で作られていたのが良かった。
特定の人物に会うたびに時系列を前後し>>続きを読む
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とても面白かったけど、四時間はやはり長すぎる。でも配信で見たからいつでも視聴をやめられるのに、四時間分の物語に付き合わせるだけのパワーはあった。スローモーションの多用などで画や映像を魅せることに拘って>>続きを読む
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実質スピルバーグ版『ピノキオ』。普通に面白かった。主役のロボットを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントは素晴らしかったし、ジョー役のジュード・ロウも非人間的な空気を纏っていてハマり役だった。首を曲げる>>続きを読む
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いい作品だったとは思う。特に役者の熱演が大きく、稲村家四人を演じたキャストによるアンサンブルも美味でした。が、ストーリーも序盤は引き込まれたんだけど、ちょっと気になるところもあって結局は没入しきれなか>>続きを読む
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前半と後半で物語が変わるけど、前半はともかく後半は盛り上がれた。といっても前半もトイレでのバトルは面白かったし、その後バイクで逃げるアジズに対してハリーが馬に乗って追うのも楽しかった。が、ヘレンの浮気>>続きを読む
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賛否両論だと言われる作品に対して自分がどんな感想を抱くのか毎回楽しみなんだけど、今作は可もなく不可もなく、という中途半端なところに落ち着いた。あれ?
序盤の雨のシーンからCGクオリティの進化にまず驚>>続きを読む
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初恋の "鍵の君" を追いかける千代子の一代記にはあまり興味を持てなかったけど、現実と虚構、時代から時代への移行をシームレスに描きながら、狂言回しがそれを追体験していく演出は面白かった。特に馬に乗り、>>続きを読む
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シンプルなストーリーがいいし、名優二人の演技もいいし、エドワードとカーターという境遇も性格も異なる二人のおじいちゃんが生き生きしているのが可愛い。金持ちならではの豪快な諸国漫遊も楽しめたし、二人がリス>>続きを読む
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不満の多い完結編でした。すでに恐竜がいるのにわざわざイナゴを登場させたのは、前作のラストでブチ上げた「恐竜と共生せざるを得なくなった人間社会」という問題をスルーして、観客の意識を恐竜以外に誘導させるた>>続きを読む
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クリーチャーデザインは凝ってたし特殊メイクも素晴らしかったけど、話が面白いわけでもキャラクターが立っているわけでもなく、セノバイトも思ったより大人しいから私にはちょーっと退屈だった。
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少女の語る御伽噺と並行して、女性の人権が奪われたタリバン政権下のアフガニスタンでの不条理な世界が描かれており、美しいアニメーションの力もあっていい映画だとは思った。が、パヴァーナの置かれている状況を過>>続きを読む
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転生ものがあまり好きではないのに『マガディーラ』を見たのは『RRR』が面白かったからなんだけど、転生云々以前にかなり冗長でちょっと疲れました(『RRR』も疲れたが)。
まず冒頭のダンスシーンでめげそ>>続きを読む
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私はアメリカン・ニューシネマの系統が刺さりにくいようで、名作と言われるこの作品もなかなか乗れなかった。恐らく前半の気楽なテルマにイライラさせられたことが、楽しめなかった最大の要因だろうとは思う。ああい>>続きを読む
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子供向けの可愛い話かなと思ったら、大人というか社会人向けだった。クリストファー・ロビンに従軍経験があるというのが、やるせないやら何やらでもうね。しかし家庭より仕事を優先して家族に責められるパパの話は大>>続きを読む
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評判がいいので期待してたんだけど、比呂美が登場する前までは面白そうに見えてたんですよね確かに。序盤のてっこのカマキリみたいな動きとか、混乱の街中で英雄が逃走する長回しのシーンとか、日本を舞台にしている>>続きを読む
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鈴木亮平目当てで期待せずに見たけど、思いの外楽しめました。変に弄らずストレートなコミック映画として作られているのが良かったのかもしれない。いい意味でオーバーなのが合ってたというか。鈴木亮平はやっぱりい>>続きを読む
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韓国ノワールはパッと見の雰囲気が似ているので、そんなにたくさん見てない私ですら各作品の区別がつかなくなりつつあるんだけど、やっぱりクオリティが高いので見出すと止まらなくなる。『アシュラ』も例に漏れず面>>続きを読む
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前作よりずっと面白くなった。バカバカしいけどバカバカしいなりに序盤から盛り上げてくるし、飛行機、タクシー、フェリー、地下鉄と色んな乗り物が目白押しで楽しい。あと今回はフィンをヒーローとして描いていたの>>続きを読む
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気になるところはありつつも勢いで面白く見させられた、みたいな映画だった。前半は入れ替わりをコミカルに描き、後半にはディザスタームービーの要素も加わるのが予想外。あと実は入れ替わりというよりもタイムリー>>続きを読む
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上映当時から評判は聞こえてきたものの、『サカサマのパテナ』が合わなかったので過度な期待はしないで見た。やはり想像を越えてはこなかった。いい映画だとは思うけど、好みじゃなかった。序盤で合わないだろうなと>>続きを読む
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ゲーム版は『逆転検事2』までプレイしたけど、映画版も欠点は多いものの思ったよりは楽しめました。
まず成宮寛貴の成歩堂がはまっていたのが大きかった。頼りないところもあるけど、やる時はやる熱い男を好演し>>続きを読む
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ヒュー・ジャックマンが英国貴族! メグ・ライアンが可愛い! よし撮れ高MAX! みたいな感じの映画だった。SF要素は理屈がよく分からなかったけど、そこはまあ雰囲気でいいのだと思う。ストーリーも雑で転結>>続きを読む
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良かったところもあるけど、結局私にとって好きな作品にはならなかった。ストーリーにメリハリがないのが最大の要因だと思うけど、なんか乗り切れないんですよね。銃が出てくるシーンも違和感しかなくて、あれは必要>>続きを読む
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レスラー界のスーパースターがピークを過ぎてボロボロになりながら、それでも戦うことをやめられない姿が痛々しく切なかった。ランディの現状は己の身勝手が招いた結果でもあるんだけど、不器用な彼を嫌いになれない>>続きを読む
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エンタメの定石を敢えて外すというか、カタルシスに酩酊できるタイプの映画ではないしストーリーも地味なんだけど、見終わった後に「この映画は結構好きだな」と思えた不思議な作品でした。トミー・リー・ジョーンズ>>続きを読む
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家族の抱える秘密が暴かれていくことによる悲劇を湯川先生が解いていくミステリなんだけど、それ以上に人間ドラマとしても秀逸で素晴らしかった。『容疑者X』は面白いとは思うものの評判ほどには刺さらなかったけど>>続きを読む
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ドラマ版は未視聴だけど、この映画を見る分には問題なかった。
タイトル通りの内容だけど、献身は究極の自己満足でもある、という独善的な面も描いていたのが良かった。その描かれ方がまた優しく残酷で、それが最>>続きを読む