Annaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

-

“恐竜”って昔から一度も自分の興味世界の中に入ってきたことがなかった。なんでだろう。こんなに神秘的で魅力的で興奮する生き物なんて他に無いのに!
曲も最高!
スピルバーグの世界は本当に素晴らしい。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

-

酒は飲んでも飲まれるな!
テーマはこれに尽きる!

お酒は好きだけど、量を飲んだりお酒に頼るタイプではないので、気持ちを理解できたかというと難しい。
でもとにかく酒を浴びるマッツの色気と存在感に溺れる
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

-

映画は現実を映し、虚像を創り出す。
この作品だって自伝“的”であって真実ではない。

映画は創作物だから
監督の頭の中の理想や妄想の世界を作り出せる
監督の好きなようにできちゃう。
もっともっとクリエ
>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

-

会の仲間たちの発する言葉が徐々に詩的になって行くのが印象的。

人を生かしも殺しもする言葉の鋭さと、
今も昔も変わらない思春期の若者の脆さ。
“Dead Poets Society”という原題に対して
>>続きを読む

キャンバス(2020年製作の映画)

-

妻を亡くした喪失感で絵を描かなくなったおじいさんが、再びキャンバスに向かうまでを描いたショートフィルム。
物語としては大きな意外性もないのだけれど、
人物の肌の質感が凄い。本物の人肌以上に人肌らしい。
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

-

鋭くまっすぐな瞳
ケイコがそこに存在していた。
岸井ゆきのはどこにもおらず
目の奥までケイコだった。思わず震えた。

心地良いミット打ちの音を聞くことはできないけれど、都合の悪い声も聞こえない。
レフ
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

-

アマプラを漁っている中でたまたま見つけた作品なのに、心を完全に拐われた。

ビートルズで始まり、お茶目なヒトラーが登場した序盤。戦争映画、ここまで明るく描いて良いのか?と思うくらいポップに進んでいたの
>>続きを読む

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

-

悲しくも美しい純愛物語。高純度。

孫はいつから自分の未来を知っていたのか?
もしかしたら序盤でしばらく静秋に会えなかった頃?一歩間違えればストーカーモラハラ男なのにそうだと考えたら彼の行動一つ一つが
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

-

マリオに夢中になったことがある人ならみんな楽しめる映画。
DSやWiiで楽しんだ景色に強烈なエモさがあり、ゲームにはないマリオの家族、ピーチ姫の生い立ちを知れるという新鮮さもある。

そしてもうなんと
>>続きを読む

SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる(2023年製作の映画)

-

もちろん現実はこんなにうまく行くことないんだろうけど。物語全てが綺麗に作られた創作物ではあるんだろうけれど。自然の景色も部屋の風景も、主演2人も、物語の結末のように優しく美しかった。良くも悪くも韓ドラ>>続きを読む

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

-

真のクリエイティブの天才は、頭の中も単純で複雑。努力の天才やがいたとしても辿り着けない領域にいる。
でも、その頭の中身を覗き見することで非天才が新たなクリエイティブを生み出すきっかけになるのかもしれな
>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

-

日本で生まれ育ってきたからこそわかる生活の丁寧さ。歴史や伝統を重んじる考え。港町の穏やかな風景。全ての描写が心地よくて気持ちよかった。

手をつけずに埃を溜めるのではなく、手を入れて美しい過去の姿を保
>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

-

夢と愛と友情と憧れの詰まった堀越ニ郎の半生。
だけれども、宮崎駿をはじめとしたスタジオジブリスタッフのものづくりへの姿勢、想いをこれでもかと示しているように感じた。
“つくりあげる”思いが一番伝わって
>>続きを読む

耳をすませば(1995年製作の映画)

-

DVDでしか視聴方法が無かったので、帰省タイミングで久々のTSUTAYAへ!

「ふるさとって言われてもよくわかんないんだよね」って雫の言葉は私も中学高校時代にずっと思ってた。
だからこそ、ちょうど帰
>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

-

校門、大きな木、電車の教室、小林先生の温かみ、、、幼い頃に小説で読んで想像していたトモエ学園がスクリーンに映し出されていて大感激!

あらゆる人が発信する多様性に疑問を持つことが何度もあったけれど、ト
>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

-

12/31映画納めにして2023年ベストを叩き出した!!
強いメッセージ性がありながらも、
明るく元気でとにかくハッピーになれる。
目の前を照らしてくれるような最高の歌の数々!
デモのシーン以降鳥肌と
>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

-

んー…なんて理不尽なんだろう。
コメディ要素が多く、重すぎないように描かれているのが逆に苦しくなる。
この話を、イェスンの回想として明るめに描いていたのならば、よりやるせない。

司法において、権力は
>>続きを読む

ウォーリー(2008年製作の映画)

-

前半はウォーリーやイヴの可愛い動きにメロメロだったのに、中盤からは震えが止まらなかった。
画面の世界から離れないおデブたち、歩くこともままならず、ぜーんぶ機械がやってくれる環境。
この映画が公開された
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

-

激動とも言える人生の中でもみぃたんが明るく成長できたのは、
「笑顔でいれば、ハッピーがやってくる」
というママの言葉のおまじないの効果だったのかな。
"バトンをつなぐ"という表現がとても素敵で、まさに
>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

-

ヒーロー映画における人害経済的被害って描かれない部分でとんでもないよなと思っていたので、そこにメスを入れるとは。

ラストのタイマンシーンはダメだよ…。いくらなんでも悲しすぎる。
ヒーローが沢山出てく
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

Filmarks試写会にご招待いただきました!ありがとうございます!!

思わず笑い声が漏れてしまう場面が多々あり、個人で参加しているはずの試写会に一体感が笑

綾野剛スーツ似合いすぎスタイル良すぎ
>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

試写を観させていただきました。ありがとうございます!
レビュー推奨とのことですが、公開前かつ些細なコメントがネタバレになってしまいそうなので今回はネタバレボタンを押します☝️

今をときめく演技派俳優
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

「今日は濃かったな」「こんな日があったっていいよね」「いい日だったな」「不思議な一日だったな」
そんなふうに毎日を振り返りたくなる。
大量生産、大量消費、情報過多。そんな世の中は日常を“こなす”と表現
>>続きを読む

ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

-

泣ける…泣いた…。電車のなか鼻水啜りながら涙を落とさないように一苦労。
長野は生まれていないので実際にその瞬間を目の当たりにはしていないけれど、こうやって今もなお多くの人の記憶に残り、語り継がれている
>>続きを読む

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

-

感情のやり場に困ったとき、ポテトサラダ一気に作って一気に平らげたくなる時、ある。丸ごと茹でて潰してこれでもかってくらいマヨかけて、ぐちゃぐちゃに混ぜて、八つ当たり気味に作っても美味しいから。そしてこれ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

-

両親が宗教を信じるのと同じように、ちーちゃんは大好きなお父さんお母さんを信じたい。まーちゃんだってほんとは同じ気持ちだったはず。おじさんたちだって信じてあげたいはず。

現実社会でも宗教二世の話題が表
>>続きを読む

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

-

これ実話なんですね…。あれだけの絶望的な状況のなかで周りを励まし続けるというのが本当にすごい。

自分の涙腺はこんなにも緩かったのかと感じる日々ですが、今回は気づいたら頰が濡れているというか。
ケンテ
>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

-

子供の言い分も聞かず何度も何度も同じやり取りを繰り返す物分かりの悪い?大人達にイライライライラ。主張が通らず諦めてしまうアハマドプールの顔と言ったら。「しつけ」を大切にする大人に抑え込まれて、思いっき>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

-

鑑賞後一言目は「手汗がやばい」二言目は「映画観たわ〜」
いい意味でこれ以上の感想が出てこなかった。極音爆音上映で、テレビやスマホからは出てこない音に触り、映画館の醍醐味を全身で感じた。立川まで行った甲
>>続きを読む

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

-

サンフランシスコ、歩いてる人少ない。
意外だった。

打ち合わせ先の会社のエレベーターで一緒になった宅急便のお姉さんや、知らない土地で道を聞いた駅員さん。もう多分二度と会わない人だろうな。
みたいな気
>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

-

これ絶対好きだと思うよ、と私に薦めてくれた方々、よく私のことをお分かりで!!
ジョークを言い合いながらもチームでimpossibilityなミッションに挑んでいく感じ、楽しくて仕方ない。
別に深い学び
>>続きを読む

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

-

「映画」という映像作品ではあるはずなんだけど、台詞の少ないこの作品は、写真のアルバムのページを1枚ずつめくっていくような感じで幸せとドキドキ感に溢れていた〜

空想の世界で生きてきたからこその行動力と
>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

-

映画を好きな理由のひとつに、感情が揺さぶられるというのがある。
陽気になり、苦しくなり、不安になり、怖くなり、楽しくなり、、、
この醍醐味を司ってるのが映画音楽ではないだろうか。
脚本や映像の美しさは
>>続きを読む

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

-

通勤しながら見始めたんだけど、これは電車の騒音の中で観るものではないと慌てて封印。

映画館で観れなかったのを後悔するくらい、
静寂と景色と彼らの勇姿を堪能する作品だった。

高所恐怖症には脚がキュッ
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

言葉の説明が一切なく世界観を理解するのに苦労してたはずなのに、後半はしっかりと砂の世界に飲み込まれていた…

映像も美しく、砂の一粒一粒の煌めきと砂虫の迫力が同じ砂だとは思えないくらい魅力的だった。彫
>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

-

また魅力的なヒーローが現れた〜
これだけ色んな設定でたくさんの登場人物を出していても、それぞれの色と世界観があって、衝突することなくアベンジャーズへと集約されていく感じ。もっと早く知りたかった気持ちと
>>続きを読む