こなつさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

こなつ

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フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

3.8

クリスマスシーズンにぴったりのラブコメ。意外性とかオリジナリティには欠けるかもしれないけれど、ストレス無しでただただ楽しめた。

yukiさんのレビューで知って、クリスマスまでには是非観たいと思ってい
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

アカデミー作品「ドライブマイカー」で、数々の賞を獲得し、一躍注目された三浦透子の単独初主演作。

恋愛をしたことがない、恋愛をしたいという気持ちが湧かない、だからって寂しくないし、ひとりでも十分幸せだ
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

4.0

16年ぶりに観る「Dr.コトー診療所」は、懐かしい顔ぶれに胸が熱くなった。中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」の主題歌とともに、この作品のテレビ上映は鮮明に思い出すことが出来るほど心に残っている。

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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

4.0

監督は「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」など韓国恋愛映画のヒットメーカー、巨匠クァク・ジェヨン。韓国最旬豪華キャストによるラブストーリーとして注目の作品。

定番のハッピーエンドで、意外性のない王道の
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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.6

2017年直木賞、佐藤正午による同名ベストセラー小説の映画化。小説は未読です。

ファンタジー要素が強いのは元々苦手だが、この作品は好きな俳優が沢山出演しているので鑑賞。

物語の内容は、そんな事って
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

3.6

イタリア発、コメディ。シモーネ・ゴダノ監督2作目のこの作品は、イタリアで376館43週間のロングランの大ヒットを飛ばした。娘役のジャスミン・トミンカがイタリアゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いた作品>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.6

2018年公開、鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督が3度のアカデミー賞を受賞しているダニエル・デイ=ルイスと二度目のタッグを組んだ作品。ダニエル・デイは、この作品を最後に俳優業を引退すると宣言して>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.6

「街の上で」と「窓辺にて」の今泉力哉監督のリアルな恋愛模様を色々な角度から描いている演出が面白くて、この作品を鑑賞。

監督は、城定秀夫さん。
あれ?今泉力哉さんは脚本だけ?監督じゃないんだ。

と思
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愛への跳躍(2016年製作の映画)

3.6

フランス流タイムリープの9分間ショートムービー。

タイムリープとタイムスリップの違いが良くわからないまま、突入。タイムリープってこんな感じなんだ。

恋人のリュシーがデートをキャンセルしたことで、彼
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白い自転車(2019年製作の映画)

3.6

20分長回しワンカットのイスラエルの短編映画。

2021年度アカデミー賞短編映画賞にノミネートされた作品。

盗まれた自分の自転車を偶然発見し、何とか取り戻そうとしている男性。警察に電話したり自転車
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

心温まる作品だった。いくつになっても夢を諦めない素晴らしさ、そんな勇気を貰える。

クリスチャンディオールの全面協力により、当時のデザインを再現したメゾンでのファッションショーは、なかなか観られない貴
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

4.0

若者を中心に感動と共感の声がSNSで爆発的に拡散され、中国本土で2週連続興収1位となったヒューマンドラマ。中国全土を巻き込む社会現象となった作品。

「妻の愛、娘の時」のヨウ・シャオインの脚本。監督は
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

これはホラーなのか、サスペンスなのか、ミステリーなのか、どの分野に入るのか良く分からない。

映画紹介にはホラーと書いてあって尻込みしていたのは、私はホラーが苦手であり好んで鑑賞しない。

フォロワー
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

角田光代による同名恋愛小説の映画化。監督は今泉力哉。

「街の上で」「窓辺にて」と今泉力哉監督作品を観てきて、恋愛映画の繊細な心情を映像化することに長けているという手腕が気になり、話題になっていたこの
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

芥川賞作家平野啓一郎によるベストセラー小説「ある男」の映画化。ヒューマンミステリー。

「愚行録」「蜜蜂と遠雷」で数々の映画賞を受賞した石川慶が監督。

愛したはずの夫が全くの別人だった。それでも彼の
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

全世界1,500万部突破のミステリー。2019年2020年アメリカで最も売れた本。動物学者ディーリア・オーエンスによるミステリー小説の映画化。

ザリガニの鳴くところってどこなのだろう?ザリガニって鳴
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.0

作家水上勉のエッセイ「土を喰う日々ーわが精進十二ヶ月ー」を中江裕司監督が脚本化。沢田研二待望の主演作

料理研究家の土井善晴が映画に初挑戦して、四季折々の食でつづる人生ドラマ。

畑で育てた野菜、山で
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

過疎化や自然災害という問題を常に抱えている日本という国への哀愁と希望を感じた作品。

「君の名は」「天気の子」「すずめの戸締り」世界に誇る新海誠監督の3部作。
それぞれ自然災害が大きな柱となっているが
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.2

記録用

1990年公開ハッピーエンドのラブコメ。
鑑賞してからもう30年も経つのだと思うくらい、鮮明に覚えている。

ウォール街の狼と恐れられていたやり手で仕事一筋の実業家エドワード(リチャード・ギ
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

4.0

漫画家高橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ作品「天間荘の三姉妹」の実写映画化。ハリウッドでも活躍している北村龍一監督

ファンタジーは苦手意識があるのだが、予告編を観てなかなか面白そうだと思っ
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

4.0

アマプラの配信終了間近と知って、滑り込みセーフで鑑賞しました。

フランスのベストセラー「時空を超えて」の韓国版。原作者のフランス人作家ギヨーム・ミュッソは、自身の作品を映像化することに慎重で、映像化
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

4.0

9歳で失明、18歳で聴力を失いながらも世界ではじめて盲ろう者の大学教授となった東京大学先端科学技術研究センター教授 福島智の生い立ちを描いた実話。

メディアを通して福島智さんのことは知っていたが、彼
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ある愛の詩(1970年製作の映画)

4.6

記録用

最初に本を読み始め、電車の中で涙が止まらなくなって周りの人から不審がられた思い出があります。

映画も今までで一番泣いた作品。

愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

4.0

公開当時劇場で鑑賞。
自分の事しか考えていなかったザックが、本当の愛を知って成長して行く物語。工場にポーラを迎えに行き、抱き抱えたラストが胸に焼き付いている。
海兵隊の制服姿のリチャード・ギアがただた
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ダンス・ウィズ・ウルブズ(1990年製作の映画)

4.2

記録用

主人の転勤でヨーロッパに駐在していた時、友人から借りた一本のビデオ。映画の素晴らしさを初めて体験した作品です。

彼の声に魅せられて、ケビン・コスナーのファンになりました。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.0

今泉力哉監督の完全オリジナル脚本。

主演の稲垣吾郎をイメージして制作されたのではないかと思えるほどのハマり役。
等身大の恋愛模様は期待以上に楽しめた。

フリーライターの市川茂巳(稲垣吾郎)は、編集
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20世紀のキミ(2022年製作の映画)

3.8

高校生の男女の初恋を描くラブストーリー。

春さんのレビューで知って是非観たいと思っていた作品。

内容は、そんなに複雑でもなく、ありがちな青春物という設定だが、自分の高校時代をちょっと思い出すような
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

4.0

「マンマ・ミーア」のオル・パーカー監督、ハリウッドを代表するアカデミー俳優のジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが「オーシャンズ11」以来の共演を果たしたロマンスコメディ。

プライベートでも長い
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遠い夜明け(1987年製作の映画)

4.8

記録用

ずっと昔に観た映画を急に思い出して📎

主人の転勤でヨーロッパに駐在員していた時、知人から借りて鑑賞。
自分がそれまであまり理解していなかったアパルトヘイトについて考えさせられた。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.0

砥上裕將による小説を「ちはやふる」の小泉徳宏監督で映画化された作品。

作品の中には数々の名言があり、そのひとつひとつの言葉が、自分にとって今まで未知の世界だった水墨画というものの印象を大きく変えた気
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千夜、一夜(2022年製作の映画)

3.8

久保田直監督、青木研次脚本。
ふたりの1作目の作品「家路」は鑑賞していないのだが、久保田直監督のNHKのドキュメンタリー作品は観たことがある。

世界の8人のドキュメンタリストにも選出されたドキュメン
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

4.0

世界的なベストセラーとなったジェイン・ハーバーによる同名小説の映画化。
ロバート・コノリー監督、エリック・バナ主演のクライムサスペンス映画。

メルボルン出身のエリック・バナが12年ぶりに故郷オースト
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愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

4.0

フランスを代表する名女優カトリーヌ・ドヌーヴとこの作品でセザール賞最優秀男優賞を受賞した演技派ブノワ・マジメルの共演。

監督は「太陽のめざめ」(2015)で、ドヌーヴとマジメルを起用し、カンヌ国際映
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花様年華(2000年製作の映画)

4.0

アジア映画の巨匠ウォン・カーウァイ監督によるフランス・香港合作のロマンス映画。

この作品で、主役のトニー・レオンがカンヌ国際映画祭の男優賞を獲得。数々の映画賞を受賞している。

舞台は、1960年代
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藍色夏恋(2002年製作の映画)

4.0

2003年公開、台湾・フランス合作の青春映画。

台湾の人気俳優、グイ・ルンメイとチェン・ボーリンのデビュー作で、イー・ツーイェン監督自らスカウトして主役に起用し、一躍脚光を浴びた話題作。この映画がき
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欲望の翼(1990年製作の映画)

3.6

ウォン・カーウァイ監督の香港映画が、4kレストラ版で期限限定の上映を開始して以来、私の中での「香港映画」マイブームが始まってしまい、止まらない。

ウォン・カーウァイ監督を知ったのは、「恋する惑星」だ
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