まちまおまるこさんの映画レビュー・感想・評価

まちまおまるこ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.6

戦後日本に翻訳され今も図書館の海外児童文学の棚にそっとささっている王道の「児童文学」。少年の、行きて帰りし物語だなあというのが最初の感想。ただ、あまりに狂気じみていてたくさんのことがあって。
魚の腹を
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.4

心揺さぶられた。
チッソ幹部の國村隼さんが怖かった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

J-WAVEで別所さんが勧めていて、予備知識無く映画館に飛び込む。
あ、ヴェンダース、大丈夫かな…とチケットを買ってから不安になる。けれども、映画館のあたたかいくらやみに閉じ込められて、最高のperf
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モテキ(2011年製作の映画)

4.6

2022年秋にアマプラ視聴。
しんどいときに助けられた。
金沢旅行から帰ってきてすぐ見返した。

Love Letter(1995年製作の映画)

4.8

舞台が函館だとずっと思い込んでいた。
昔の函館市立図書館だと。小樽だったことを
28年ぶりに再見して知った。思い込みってあるもの。
街並みが綺麗。光が美しい。それが病院の廊下でも。
音楽が静かに語るの
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.8

不思議な映画だった。
観ている間は、退屈と違和感を覚えた。特に第一話最初のタクシーの中ののろけ話。へんてこな棒読みのお芝居が長い。早く終わらないかな、と思いながら、映画館のシートにぐたっと頭を載せて、
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この空の花 長岡花火物語(2012年製作の映画)

4.7

奇天烈な感じに違和感ありつつ、最後、めちゃくちゃ心に残りました。
古い図書館の映画会で鑑賞。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

原作の短編がどうしようもなく好きで、好き過ぎて映画化は不安半分だった。あの静かな哀しみの気配を壊されたくなかった。
それなのに、気が付くと映画館の座席に座っていた。3時間近い映画だとか、監督の評判とか
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.1

息子とみた映画館の最後?の作品かな。
うぱっの犯人。
ひどい弁護士の山崎努。

東京公園(2011年製作の映画)

2.3

不思議な映画。
永野里美さんと小林隆さんの『真田丸』コンビのご夫婦に笑ってしまいました。

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

4.6

気持ちがあがった。
目標を忘れがちな今を改めて
がんばろう。
一番前の一席しか空いてなくてギリギリの時間にそこに座った。休憩時間にふと隣を見たら、以前仕事でお世話になった作家のNさんが奥さまと鑑賞され
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

4.3

辛かったが、観て良かった。
子どもが勉強したいのに、させてもらえないというのは、とても辛いし、申し訳ない気持ちになる。
図書館といっても、あんな、倉庫みたいな…。それでも、あの子にとって、有益な情報が
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犬部!(2021年製作の映画)

4.0

ノンフィクション作家片野ゆかの『北里大学獣医学部 犬部!』が原案。映画では、獣医を目指す学生たちがつくったサークル犬部メンバーが、学生時代と、10年後の大人になった姿とを行き来している。

林遣都と
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

人がコンピュータの役目をしていた時代、宇宙に人を送り込む軌道計算を担当してあたアフリカ系アメリカ人女性のおはなし。
働きすぎじゃない?と子どもに心配され、15分かかる黒人向けのトイレにピンヒールで走る
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.6

"悲しい気持ち''を思いださせてくれた。
20代のときって、楽しいだけじゃなく、行き場のない悲しみをたくさん抱えていたな。
ライアン,ゴズリングの完璧な元カレ顔が最高でした。
ミアの、切り開いたような
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

-

予告編に惹かれて。
映像も音楽も美しく心地よく、
悲しい話をミステリーがぐいぐい引っ張っていく。
まんなかの衝撃で、ばばばっと涙が溢れました。
後半の二つ目の衝撃は不可解だったけれども、観て一週間経っ
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