まだまだぼのぼのさんの映画レビュー・感想・評価

まだまだぼのぼの

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.4

史実を知らないまま観賞。
フォン・エリック家は「呪われた一家」と呼ばれたとのことですが、確かに悲劇の連続。その根源にあるのは父親からの抑圧や男らしさの押し付けであるという描かれ方でしたが、確かに原因の
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.1

昨年公開の映画「エルヴィス」でも印象的だったプレスリーの妻・プリシラが主人公の本作。プレスリーの音楽的要素や人物の掘り下げはほとんどなく、スーパースターに憧れる少女のシンデレラストーリーとその先を描く>>続きを読む

ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

コングさんに強敵が現れて圧倒的強さを誇るゴジラニキに助太刀を頼みに行くも、話聞いてもらえずドタバタしてたらモスラ姉さんが仲介してくれて無事一緒にぶっ飛ばすお話。
ヤンキーマンガのテンプレみたいなストー
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.2

12歳の頃に離れ離れになった初恋の相手と24年ぶりに再会し、NYで数日間を一緒に過ごす。

自立してNYで仕事し結婚もしているノラと、韓国でそれなりに人生を重ねつつもノラを捜し続けていたヘソン。
大人
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陰陽師0(2024年製作の映画)

2.0

終始少女漫画のような美術やスタイリングで、狙い通りなのか謎ですが違和感が炸裂する陰陽師ワールド。アニメや漫画だと効果的であろう演出が、実写映画だとチープに見えてしまい、全体的に俳優陣の演技でなんとか見>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.5

家にも学校にも居場所がない寡黙な少女・コットが、親戚夫婦の家で初めて愛情を受けることで、初めて“生きる”ことができるまでを、穏やかで美しいアイルランドの田舎町の風景と共に静かに丁寧に描いた作品。

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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.2

犬小屋で育ち、犬と共に生きていた一人の男の半生を、精神科医へ語る現在と、過去の出来事を行ったり来たりしながら描く本作。哀しく孤独なダグラスに寄り添い、愛と信頼を与える犬たちとの絆が印象的でした。

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伯爵(2023年製作の映画)

3.5

感想を言葉で表現するのがなんとも難しい、かなり風変わりな作品。
不死身の吸血鬼が生きることに疲れ死を望むことから始まる彼と家族の物語が、モノクロで強調される美しさやグロテスクさ、個性的な楽曲、ある人に
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.6

今年のコナンくんは北海道が舞台。劇場版ならではのスケールの大きさと大量のツッコミ所が楽しい通常運転でした。
ミッションインポッシブルみたいなアクションと、コナンらしいラブコメと、たくさんの北海道の観光
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.6

オリジナル版「ゴーストバスターズ」は、キャッチーな音楽とワクワクするガジェット、お揃いのコスチュームに、個性的なゴーストたち、おじさん達がふざけて遊んで、でも最後はカッコよく〆る。そんな粗くてテンショ>>続きを読む

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.2

不気味で可愛いちょっと昔のアメリカのダイナーが舞台。雰囲気は個人的にとても好みなので、ビジュアル的にはかなり好きなタイプ。

でもとにかくお話がつまらない…
テンポが悪い…
設定が良く分からない…
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.2

64歳にしてフロリダ海峡横断を成し遂げたマラソンスイマーの物語は、まさにトライアンドエラー。
5度目の挑戦で成功するということは知っていましたが、それまでのチャレンジでぶつかる困難は、普通なら「もう二
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梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

3.8

あらすじや予告からイメージしていたよりも、かなり観やすい作品。勿論サスペンスなのでピリピリした緊張感は続くし無情さはあるけれど、ほっこりするようなオトボケキャラも癒しだし、世子とのやり取りは希望を感じ>>続きを読む

フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

3.9

辛いスナック・ホットチートスを生み出した一人の男が、いかにして偉業を成し遂げたのかが、明るくテンポ良く描かれています。
王道サクセスストーリーで、家族や周囲の人々の支えと本人の折れない強いスピリットが
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

最初から最後まで、さっぱり意味が分からない。ひたすらボーが酷い目にあってるのを眺めているだけの映画。なのに観てられるのは何故なのだろう…。

アリ・アスター監督なので覚悟してたけど、過去イチ意味不明で
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映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)

1.3

原作マンガは面白いんです。ヒリヒリした攻防戦に先が読めず、普通のサラリーマンが半グレ組織と渡り歩けることに、不思議と説得力が出てくるんです。

映画は原作マンガの第二部と第三部の要素をつまみ食いしただ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.1

紙芝居のように語られる不思議なお話。
キュートでポップなビジュアルを背景に、無表情で語る登場人物たちは人形のよう。不思議な力を身につけたヘンリーの物語も、掴みどころがなく、何が言いたいのかフワフワ。
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