ほんのBGMのつもりでつけたのに、気づいたら、世界に引き込まれてました。やっぱり好きです。バクダッド・カフェ。
アメリカなのに、店の名前がバクダッド・カフェなところからして、浮世離れしています。>>続きを読む
話の筋をすっかり忘れたので、久しぶりに見てみました。
当時はスタイリッシュなイメージがありましたが、今見ると、こてこてのアメコミ映画に見えるのが面白い。冴えない男が突然パワーを得て、世界を救うヒーロ>>続きを読む
おじさんは一緒にいたら楽しい人だけど、それは最初だけで、いずれ飽きられる。奥行きがないってことを自分でよく知っているから、好きな女性の前から立ち去るんだ、的なことを満男に言われても、寅さんが腹も立てず>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
とにかくしんどいのです。それゆえに、いい映画です。全編が一種の鎮魂歌なのだと思いました。
すずさんの右手は、絵を描くことで人を喜ばせたり励ましていました。また、日々の家事をこなし、家族を生かしていま>>続きを読む
めちゃくちゃ良かった〜〜!!
人種差別、階級社会、資本主義の面裏、野望に燃える若者と夢破れた大人、青春の恋愛、家族の絆、すべてが詰まっていながら、どことなくオシャレで重苦しさがない。予定調和でもない>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジョン・ウィンダム『トリフィド時代』からトリフィドだけすっぽり消したような世界観です。不気味ではあるけれど、瞑想的で鎮魂のムードがただよう静かな描写に、安らぎすら感じます。
この作品、感動パニック映>>続きを読む
冒頭の「シテ……コロ…シテ…」からして雰囲気があります。タイトルからしてB級臭がしますが、けっこう良かったです。
ストーリーはシンプルです。あきらかに低予算ですが、割と丁寧に作られている印象です。お>>続きを読む
『エクスマキナ』みたいなものを求めて視たので当てが外れました。まるで着ぐるみのロボットです。
一見、友人や下僕のようでありながら、根本的に機械であるという冷ややかさや恐ろしさ、底知れぬ異質さが、合間>>続きを読む
戦争も終わり、内地へ引き揚げる有田大宮コンビ。「この子は俺たちの子だ」「3人でいつまでも暮らしましょう」とうとう赤ちゃんまで授かり、戦友あらため家族となりました。めでたい。
「有田上等兵どの!!…ボ>>続きを読む
とうとう『火線』もDVD化しましたね。
心底嬉しいです。
とにかく勝プロ色が濃厚な映画です。大宮だけが暴れまくる。カッコいい所を独占する。予想の範囲内ではありましたが勝新のアイドル映画といった印象で>>続きを読む
まーよくこれだけの要素をまとめ上げたものだと感心しました。
幸せそうな玉の輿結婚のふたをあけてみれば主人公をナチュラルに下にみているモラハラ夫と義両親!味方のいない環境で、淡々と示される無視とさげす>>続きを読む
ずっと畑を耕しながら権力と闘い人々に演説してきた人だけあって、存在感にも言葉にも実感があり、パワーがある。語りかける言葉は真摯で、優しさも、厳しさもあり、聞いていると知らず涙が出てくるのがすごい。田中>>続きを読む
ジェフリー・コムズを見るためだけに見た作品。やっぱりジェフリー・コムズは鼻声みたいな特徴ある声と意外に可愛い目、思わせぶりな演技が最高にキュートですね。しかもこの作品のジェフリー・コムズ氏、とても若い>>続きを読む