果物さんの映画レビュー・感想・評価

果物

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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

大好き 可愛くてすごく繊細な映画だった 自分の身体に合わない場所でうまく工夫して生活しながら、その日々の中に楽しさを見つけて祖母と生きるマルセルの視点や言葉が愛しくて好きだった

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

ノーラン映画の中では会話シーンが多いからIMAXじゃなくてもいいって聞いてたけど、実験シーン(と音)はIMAXだからこその緊張感があったと思ったので観て良かった あとこういう作品をフラットに観れない自>>続きを読む

マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

4.0

友人と鑑賞 船の上の穏やかで生々しい共同生活、戦闘に入った瞬間そこが一気に戦場と化すそのギャップが残酷で緊張感があって良かった 映像がダイナミックで美しいから絶対映画館で観るタイプの映画だったね

ガタカ(1997年製作の映画)

4.2

数年ぶり2回目友人と鑑賞 この世に存在する美しい映画の中の一つだと思う 人は能力では決められないという事、不完全であることは美しく愛しいというまなざしを感じる映画 愛 あの回る機械でハムスターになりた>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.0

好き しんどい時に自分を愛してくれる人がそばに居てくれるだけで救われることがあるよね 曲があまりにも良いミュージカル&シスターフッド映画 家庭内暴力などのキツい描写が多くこれから観る方はフラッシュバッ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

視覚的な情報が排除された不完全な証拠の数々は都合よく解釈出来る それ故に観る側の偏見が浮き彫りになり終始試されるのを感じた 所謂完璧ではない妻、妻が夫を殺したという一部の人が喜ぶ飲み込みやすい筋書き、>>続きを読む

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.8

大喜び&大はしゃぎ映画だった スケートとダンスシーン最高

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

「知ってるか?今天国ではみんな海の話をするんだぜ。」
余命宣告を受けた男2人の人生最期の海への旅 コメディとはいえ流石に都合が良すぎるなと思うシーンはあるけどこの映画のロマンチックさに比べれば些細なこ
>>続きを読む

Firebird ファイアバード(2021年製作の映画)

3.8

愛し合う2人が最初から一緒になれたならこんな事にはならなかったのに

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

戦争という影が付き纏う重苦しく困難な孤独の日々の中にあるさまざまな愛、親切な心、愛おしさを、"今"の話なのに00年代を思い出す質感の不思議なバランスでシュールに淡々と描いている そこがとても好きだった>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

すごく好き こんなに爽やかな気持ちで映画館出たの久しぶりかも ヨルゴス・ランティモス作品の中でも特に好き

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.8

本日配信終了ということで鑑賞 なんて愛しい映画…!2023最後に観る映画に選んで良かった

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

想像力を刺激する夢いっぱいでとっても楽しい特別な日のご褒美みたいな映画だった チョコが食べたい

(2023年製作の映画)

4.0

男同士の深い繋がりを題材にする上でこんなにハッキリ性愛や嫉妬やお前からの愛が欲しいという感情を真正面から描くと思ってなくて吃驚した かなり好き たまに「ショートコント・切腹」みたいな雰囲気になるの良か>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

上映中泣きすぎて声出そうだった 言葉でなく画面に映るあらゆる事実がその運命を雄弁に語っていた そこが好きでした

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

コロニア・ディグニダについて事前に調べておいて良かった 映画の作りはプロパガンダ的でゾッとする のにアートストップアニメーションムービーとして表現が素晴らし過ぎて前のめりで観てしまった 映像と音も相ま>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たかった映画ようやく鑑賞 12人のキャストと室内だけと言う限定的な舞台で男の幼稚さ、自分勝手さ、思い込みや偏見による盲点やそれに伴う感情とその動きを描く そしてラストの有罪を主張し続ける男の感>>続きを読む

スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい(2007年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

個人的に序盤の説明過多がつらくてオチも想像できる範囲内だし自分には合わなかったけど途中の殺し屋の女女は良かった気がする 結局片方男に抱き抱えられてるし片方死んじゃったけど

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

やっぱり泣くだろうなとは思ってたけど最初から泣かせてくれるのはずるいよ あとmcuであんまり聴いたことないbgm沢山使われてた気がして新鮮だった

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

4.0

8人の視点から語ることですこしずつパズルのピースがハマっていき段々と事件の全貌が見えていくという作り、ちょ〜〜面白い!多くは語りすぎず此方に想像させる塩梅もうまい 好き

スナッチ(2000年製作の映画)

3.8

登場人物を上手く把握出来なくて置いてけぼりになってしまったの悔しかった 内容は流石ガイリチって感じで面白い また観たい

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

時系列がごちゃごちゃだからこそ、頭の中でピースがハマった時にエモーショナルな気持ちになるなどした 面白い 会話劇的なところも好き

グランド・ホテル(1932年製作の映画)

3.8

グランドホテル形式の元祖ということで鑑賞 古い映画だなと思うシーンはあれど面白い 病気のおじさん幸せになって欲しい…

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

特に人々の生活、の描写が丁寧で良かった 新海誠作品の中ではダントツで好きな作品になりました

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.2

あまりにも良過ぎてビビっちゃったわね 音楽のチョイスも内容も画面作りも良すぎる 最高

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

愛で訴える、映画だなって思った ビリーアイリッシュがこの映画好きなのめちゃくちゃわかる

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

海外から見た"日本"感好き ウェスアンダーソンの画面作り毎回計画されてて美しくて好きだな

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ好き…違う価値観と生きづらさを抱えた人間たちの人生が交差するその短期間切り取ったような映画 好きだな

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.1

有害な男らしさを扱った映画 ラストの独白に言いたい事全部詰まってるな…と思った めちゃくちゃ好きだな 名刺バトルシーンも好き

月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

好き映画!残酷でエグい話、でも優しさがある 観た後に映画を体験したなと言う気持ちにさせて貰った サムロックウェルにグラサンかけさせたくなるのわかるよ

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.2

セックスエデュケーションキッカケで観たけど良すぎた…最高映画…愛の起源の歌が一番好き

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

モンスターパニック映画であり社会風刺映画であり家族映画だった 他の作品もそうだけどポンジュノ監督は家族を描くね…

アス(2019年製作の映画)

4.0

個人的にかなり好き ホラーというよりアートムービーみたいで画面作りが美しい  コメディのバランスとか一瞬映るモチーフ選びにまで意図があるところだとかそういう緻密さが好きだった

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.9

家族の崩壊と再生へと向かうまで、まさに人生とは波って感じだった 後半からが好き 全編通して画面が独特でMV観てるみたいだった

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

女同士の殴り合いとこの同性愛がすごい2020候補で最高 セクシーなセロ様とアクションシーンにニコついた