マグナム本田と14人の悪魔さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マグナム本田と14人の悪魔

マグナム本田と14人の悪魔

映画(248)
ドラマ(7)
アニメ(0)

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

-

セス・ローゲンがあらゆるボンクラ男、つまり自分にしか見えず共感もありゲラゲラ笑いました(自分にかけたことはないですが)。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

自身のヒット作をメタパロディーにした作品ってすべり倒すものが多いのだけれど、ウォシャウスキーズのジェンダーの変遷、オルトライトやQアノンに作品が利用されたことなんかを踏まえている分、説得力があって、こ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

一部の、あくまで一部の読解力のない過激派に炎上させられないか心配ですが、エドガー・ライトが熟慮、逡巡してないわけなく、昨今の潮流への「迎合」或いは「逆張り」どちらともとれるようで、その実、そんな表層的>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

-

考証が行き届いたSFを観る気持ち良さを久々に思い出した。
「庵野も新海も細田もぶっ潰す!」という厄介なジジイの意地と意志に感動しました。
つ…続きをはよ…

エターナルズ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

宇宙規模の出来事が起きているのに悪い意味でそのスケールを感じられず、スクリーン上の彼らのやってることは『ビバリーヒルズ青春白書』くらいの規模にしか思えずなんだかなと。
伝えたいメッセージとかはわかる、
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ホドロフスキー、メビウス、ギーガー、ダン・オバノンによる極彩色でピーキーな『DUNE』が頭の中にこびりついてしまってるせいで(しかも完成してないのでいくらでも夢想可能)、超優等生的なドゥニ・ヴィルヌー>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

才能、実力ある監督なので団子屋の『ノーカントリー』風シーンとかジョー・ペシ風なキレ方みたいなあんま意味のないオマージュとかノイズになるだけなのでやめりゃいいのにな、と思いつつも、後半の『ジョン・ウィッ>>続きを読む

ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

-

スペインってことで大好きなカルロス・ベルムトも影響を受けたであろうアルモドバルのサスペンスメロドラマ。
情熱のダークサイド。因果の物語。
後にノーカントリーのアントン・シガーになるハビエル・バルデムが
>>続きを読む

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

MCU版功夫+エヴァンゲリオンって感じで楽しめました。しかし一定の水準は必ず超えてくるマーヴェルスタジオの凄さよ。
トニー・レオンは東アジア系中年の完成形だと思います。トニー・レオンの見た目になれるな
>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

-

16歳の時に観て以来50回目くらいの観賞。
クラレンス・ボディッカー(ロボコップの悪役)ことカートウッド・スミス大好き。『暴走特急』にも出てるし。
高校の演劇祭で脚本起こして演出しつつイーサン・ホーク
>>続きを読む

愛について語るときにイケダの語ること(2020年製作の映画)

-

『ナイトクルージング』の佐々木誠監督が共同プロデュース兼編集ということで観賞(アンテナに寄稿したレビューはコレ https://antenna-mag.com/post-30334/)
虚構のデートシ
>>続きを読む

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

-

アストロン6が伏線回収とかしてて笑いました。
アンテナに妄想続編を寄稿しました。
https://antenna-mag.com/post-54810/

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アメコミ映画観に行ったら怪獣映画(しかも岡本太郎デザインのパイラ人まんま)も観れて得したー!と思っていたら突如ハッとするような美しい映像を観られてサイコーでした。
色々あったけど、今のところのジェーム
>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

-

みなみ会館でのboidsoundでの観賞。
一発目の音でイスにめり込むような感覚になり、「ダッダー ヒーハー」でビリビリとシビれました。
歳とって観るとどんどん大佐に感情移入してしまうようになる。

ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日(2013年製作の映画)

-

くだらねぇ(褒め言葉)!
チャニング・テイタムと天国版ラグランスリーブに笑いました。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

-

萌え絵が苦手でずっと敬遠してたんですが、テレビシリーズ含めて一気観。
デビルマン、ギリアム、シュヴァンクマイエル、リンチ、押井守、こんなん並べられたらそりゃ大好きですよ!

ザ・マスター(2012年製作の映画)

-

ポール・トーマス・アンダーソン、ホント衣装のスタイリングがサイコーよね。
フィリップ・シーモア・ホフマンとホアキンの演技対決としても楽しめる。

ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

-

『ブレインデッド』『死霊のはらわた』のクライマックスシーンと現実の暴力、というかグロ表現の対比が良かったです。
スプラッター大好き野郎の自分でもほぼほぼ直視できませんでした。
もうちょっと音楽を聴きた
>>続きを読む

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

-

観たことないのだけどたぶん『トイ・ストーリー』ってこんな感じなのだろうなと思いました。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ中、最も自己言及的な本作がここまで広く大衆に受け入れられてるって、それこそ人類補完計画じゃないすか。
庵野さんおめでとう。

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

-

もう何度観たかも忘れたけども、僕の中の星のつけられない、完璧な映画のひとつです。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

-

自分は同年代なので、あの時代の空気のあの感じたまらないものがあった。
オープニングクレジットの部分から心掴まれました。
男兄弟あるある、ホモソあるある満載。
A24といい、FOXサーチライトといい、
>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.6

20年ぶりくらいに観賞。
昭和のイヤ〜な面が満載。キャスト全員良いが清川虹子が特にサイコー!
取調室なんかの屋内シーンでの光の当て方に唸りました。
ラストシーンだけ突然ヌーベル・バーグになって笑った。

キャノンフィルムズ爆走風雲録(2014年製作の映画)

4.7

もはや遺伝子に刻み込まれているくらいに観た映画たちを作り出したキャノンフィルムズの中心二人の栄枯盛衰ドキュメンタリー。
『ブギーナイツ』に通ずる、ハリウッドにまだマーケティングを気にせず山師の感覚を持
>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.2

前半はルーカスやコッポラ周りの音響マンたちの青春譚としても楽しめる。女性が多いのもアメリカだなぁと。
あと数々の名作の名場面を音響に注目しながらつまみ食いできるのでお得。
当たり前だけど劇場の音響で観
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.1

前半のカメラワークとか充分におもしろかったのだけども、もっと「信用できない語り手」路線を進めてそこから更に裏切るか、『暗くなるまで待って』的に主人公のハンデがアドバンテージにひっくり返る展開が観たかっ>>続きを読む

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.5

常にジリジリと肌を焼かれるような緊張感。
『ノーカントリー』からさらにエンタメを排したような暴力描写に震えました。

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.5

ゲースロのデナーリス(ついでにサラ・コナー)のイメージが強いエミリア・クラークの豊かすぎる表情だけで5億点。
脚本も演出も気が利いていて5億点。
登場カップルの殆どが異人種間カップルなのが作り手の強い
>>続きを読む

ダーク・スター(1974年製作の映画)

4.5

個人的ダン・オバノン強化月間につき5年ぶりに観賞。
「大好き」としか言いようがない。

スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

4.0

大企業を営むためには消費者、提携企業、全方向から搾取するべし!と、とても勉強になりました!
日本でもこんな皮肉の効いた作品ができぬものか。

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

4.5

ヴァーホーヴェン、シュワルツェネガー、ロブ・ボッティン、そしてダン・オバノン!
オープニングクレジットから好きなものしかスクリーンに映らない夢のような時間でした。
そいでまあシャロン・ストーン(まだ洗
>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『AKIRA』+『うしおととら』+『平成たぬき合戦ぽんぽこ』
アニメだけどアクションがワイヤーアクションぽかったりとお国柄が出てて大変楽しめました。

ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.1

最近ブラムハウスのちょうどいい具合のバカでアイロニックな作品に飢えていた自分にはぴったりでした。
主演女優がイーストウッドとかカンバーバッチに見える時もあるくらい魅力的でした。ベティ・ギルピン、名前憶
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

考証がザルなのはいつものことなんで目を瞑って、ゴージャスなSFスパイアクションとして面白かったよノーラン。『ダークナイト ライジング』の恨みはそろそろ忘れてやるよ。

ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

『ファーゴ』をよりミニマムにしつつ、ミニシアターにいるクセ強めの客がニヤニヤするための意地の悪いブラックコメディでした。
最後にニッケルバックの軽薄な曲に収斂させるのも本当に意地が悪い!

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.2

スコット・アドキンスがイイ役で良かった。バトルシーンはvs.太極拳のが良かったが。
中国武術は構えがいいよなぁ。