きっどさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

きっど

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ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

死ぬことについて、ちょっとだけ明るくなれる作品

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.8

図書室が出てくる映画に弱い……。
淡色気味の世界が紡との関係性の中で次第に色づいていく過程がとても綺麗でした。
主演ふたりのあどけない表情も、枝監督の感性も、今の世代だからこそだと思いました。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画の主題はヒトではなく場所だ。
澪という塞ぎがちな少女は、成長したわけではなく、単に自分にあった居場所と出会っただけ。
澪はわざとコミュニケーションを取るのをやめているが、必要ならば大きな声も出
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.7

このシーンで泣けるとかではなく、途中からずっと心が震えて、人生の哀楽を垣間見たような気になり、ずっと涙腺が緩んでしまう。
次元が違う映画。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.5

これは沢尻エリカしか出来なさそう。
配役が的確すぎてエンターテイメントとして楽しめました。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

雰囲気映画に見えつつ実はロジカルな映画。
難アリ脚本賞ノミネート。
原作はきっと、3度しか会わない恋愛をなんとかして描きたかったんだろうな。
途中アンジャッシュみたいなコントがあり1500円をドブに捨
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心と体と(2017年製作の映画)

3.5

これがハンガリー映画のスタンダード?
食肉加工場っていう舞台と女性のキャラ設定が絶妙だった。
シュール!(粗品風)

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.9

飛行機内で見たけど、劇場に行かなくてよかったと安堵した。
安っぽいシナリオに歯の浮くようなセリフ、使い古された演出、アイデアがいいだけに勿体なすぎる。
けど、ここまで酷い環境下でもなお流れるビートルズ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.4

タフだった1日が、もう一度くり返すとそう悪くない1日になったのを見て心底感動したし、ちゃんとそれに感動できる自分がいてよかった。丁寧なコンビニ店員さんの顔が映るのとか特に。

ただの恋愛映画と思ってい
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.6

好きな要素が満載だった。満載すぎて少し安っぽかった感も。シナリオに心動かされたりはしない。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.0

五角関係を2時間で消化しようとして色々渋滞してたけど期待以上に面白かった

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.3

賛否両論あるだろうけど、自分は最高のシナリオだと思った。
否定派は、アンディがボニーにおもちゃを託したことを過大評価していると思う。
ウッディはおもちゃとしての役割からは勿論、ファンのアンディのおもち
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

愛にできることではなく恋にできることでは?

「君の名は」に引き続き綺麗な絵と壮大な世界観が魅力で引き込まれたし、感動するシーンもあった。

ただどうしても違和感が。

主人公の世界を変えるほどの行動
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夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

4.1

水の中のぼやけ方やキャラクターの表情がいちいちユニークで可愛い。
人を選ぶ絵柄かもしれないけど細かい趣向のすべてがハマりました。癒される。

ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.9

人生は演技。ポジティブにもネガティブにも。
唯一の素の自分に戻れる場所がリムジンの中で、そこではタバコと酒浸りというのがなんとも悲しい。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.9

セメントガーデンという似たプロットのイギリスの小説を読んだのもあって、個人的に描き方に文学的な美しさを感じた。
規範がなくなり生活が次第に退廃していく様子がリアル。

境界線(2017年製作の映画)

3.5

アイスランド旅行用に鑑賞。
世界に取り残されたら、死ぬことへのハードルがことごとく低くなる不思議。
誰のために生きているのか考えされられた。
もうすこし人が消えるまでのシーンを長くしてくれたら彼らに感
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.7

どちらかというと他の人の脳内をもっと見たかった。引っ越しの理由とか関係性の不和みたいな理由が粗くてそんなに一大事に感じなかった。
アニメーションや世界観は本当に素晴らしい。だけにシナリオが残念。