拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

拝一刀

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FOR REAL ベイスターズ、クライマックスへの真実。(2017年製作の映画)

4.2

横浜ベイスターズファンならずとも、プロ野球好きの方なら一見の価値ありの作品だと思います。私は故あってこれまで阪神を応援してきましたが、この映画を見て横浜ベイスターズファンになりました。
この球団が、ベ
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否定と肯定(2016年製作の映画)

4.5

映画のタイトルの原題は"Denial"です。

素直に「否定」とか「拒否」とか「否認」と訳せばよいものを、わざわざ「否定と肯定」というタイトルにしたことには強く抗議したいと思います。

原題のタイトル
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果し合い(2015年製作の映画)

3.8

『切腹』を見て以来、
仲代達矢ファン歴 50年 。

『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」を見て以来、
桜庭ななみファン歴7年。

なのでこの作品を見るのは
《必然》でした。

存分に楽しむこと
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白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005年製作の映画)

4.0

反政府活動で即刻「処分」。

ナチス支配下のドイツ?

治安維持法下の日本?

近未来の日本?

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

4.3

主君と「心・中」する覚悟を「忠」と呼ぶことがよく分かる映画。

映画の後半はまさに「涙滂沱として禁ぜず」の状態。

桜庭ななみの品格あふれる美しさが素晴らしい。

残像(2016年製作の映画)

4.3

白いカンバスが、自分の意思とは関係なく赤く染められていくシーン。


白い花を、自らの意志で青く染めるシーン。


このコントラストが見事でした。


ラストシーンでの娘の振る舞いを見て、この映画のタ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.3

追記:2023/06/01
「マイナ保険証が強制されるとこういう問題が起こりますよ」ということを教えてくれる映画です。

2017/05/03鑑賞
この映画を現内閣の全閣僚及び各省庁のキャリア官僚全員
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アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発(2015年製作の映画)

3.0

本日、新宿で鑑賞。

原作「服従の心理」既読です。

うーん。

社会心理学を多少学んだ人で、

且つ

原作を既に読んだ人にとっては

新たな発見は「ない」映画かな....。

すべての政府は嘘をつく(2016年製作の映画)

4.8

本日渋谷で鑑賞。

むちゃくちゃ面白かった。

1時間半があっという間!

「ジャーナリズムとは、報じられたくない事を報じることだ。

それ以外は広報にすぎない」ジョージ・オーウェル

ダークナイト(2008年製作の映画)

-

この世に純粋な「正義」など無いことを教えてくれる教訓溢れる映画です。

『正義・無いと』

が正しいタイトルでは?

ダントン(1983年製作の映画)

5.0

映画終盤の法廷シーンで展開されるダントンの鬼気迫る弁舌の強さと巧みさに圧倒されました。

フランス「人権宣言」を、ロベスピエールの息子が映画の冒頭ではたどたどしく、そしてダントン派の粛正の後にはスラス
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

この作品は戦争の愚かさを
存分に描いています。

ただ、こんなに格好よく死ねればいいけど、15年戦争中の日本軍のような、餓死や病死のような犬死に(=玉砕!)は嫌ですよね。

独裁者(1940年製作の映画)

4.8

映画の最後の演説は、何度見ても魂が揺さぶられます。

世界中の為政者に見て欲しい。

スノーデン(2016年製作の映画)

4.2

政府が変なことを始めたらしっかり抵抗するのが真の愛国者ですよね。

スノーデン然り。

杉原千畝然り。

ゾフィ・ショル然り。

勇気を奮い立たせてくれる映画です。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

5.0

記録 2022/04/05
ららぽーと横浜にてスクリーン鑑賞。
何十回見ても感動します。

********************

日本初公開時に映画館で2回鑑賞して以来、ビデオやDVD等で延べ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

極限状態を極力静謐に描いた佳作。

原作に忠実で好感が持てた。

生きる(1952年製作の映画)

5.0

追記:2023/06/20
2023年9月にミュージカル『生きる』を2回見に行くことになり、本日はその製作発表会を観覧しました。

市村正親さんや鹿賀丈史さん等のプリンシパルキャストの方々が登壇して披
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

1.3

噴飯ものでした。

組織一丸となって難敵に挑むパターン、

もういい加減に勘弁して下さい。

典型的な「社畜」養成プロパガンダです。

こんな映画で騙されちゃ駄目ですよ。

タモリの氏の名言、

「や
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

4.2

「国を愛すること」と「時の政府に従うこと」とは全く別物であることが再確認できる素晴らしい映画でした。

主役である検事長フリッツ・バウアーさんが、国家反逆罪を犯す危険性を承知しながらも、アイヒマン逮捕
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

5.0

何度見ても号泣します。

この映画の魅力は、東京の下町浅草で暮らす「庶民の暮らしぶりの描写」と片岡鶴太郎さんの口から放たれる「東京方言」でしょう。

あのレトロな風景に懐かしさを覚え、鶴太郎さんの「あ
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切腹(1962年製作の映画)

5.0

追記:2023/07/18㈫
池袋新文芸坐にて鑑賞。

映画館での鑑賞はもう十何回目かになりますが、やはり大きなスクリーンだと映像の細部までよく見えるのでありがたいです。

本作品を見ると、世の中が「
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