拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

拝一刀

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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.6

素晴らしいスリラー映画です。

お化けやモンスターやエクソシストよりも「常軌を逸した人間の行動」が一番怖いです。

暗殺の森(1970年製作の映画)

4.0

2023/11/07
TOHOシネマズららぽーと横浜。
『(字)暗殺の森 町山智浩氏 解説映像付き上映会』を鑑賞。

「現実」とは可変的なものなのに、ただ見ているだけでひたすら「順応」に励む人間が生み
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.2

松岡茉優はキレるシーンがいいですね。

リアルで迫力満点の演技は「勝手にふるえてろ」そのままでした。

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.3

「シンドラーのリスト」の方が衝撃度は高いですが、この作品も想像を絶するサバイバルの展開。

「よく生き延びることができたなあ」の一言に尽きます。

この作品といい「ショーシャンクの空に」といい、「一芸
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.8

記録
2023/10/25自宅DVDで鑑賞。

高齢のブルックスが壁に書いた最後の一文「BROOKS WAS HERE」を目にして

勅使河原宏監督の「砂の女」、

世にも奇妙な物語の「13番目の客」
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.8

記録
2023/10/25自宅DVDで鑑賞。

芸術の力によって組織の歯車から解放される主人公のラストのセリフ

「いや 私のための本だ」

に痺れ、唸りました。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

ロバート・デ・ニーロの憎たらしさは『ジョーカー』でも折り紙付き。

その魅力が遺憾なく発揮されていました。

(2023年製作の映画)

4.8

『福田村事件』を3回見てから『キリング・オブ・ケネス・チェンバレン』、『月』と不条理劇を立て続けに見ました。

「怪物と戦う者は自らも怪物とならないように気を付けねばならない。汝が深淵を覗き込むとき、
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

とても面白かった。

サイモン・シン他1名著
『暗号解読(上)(下)』(新潮文庫)

を読んでおくと、より理解が深まると思います。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

4.3

主役のブルーノ・ガンツさんの迫真の演技で+3.8。

助演のアレクサンドラ・マリア・ララがあまりにも美しいので+0.5。

ということで合計4.3になりました。

イレイザー(1996年製作の映画)

4.5

面白い。  

ゴッドファーザー以来、ジェームズ・カーンさん最高です!

トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.5

ユーモアとアクションが見事に止揚されています。

笑いとハラハラドキドキ感の波状攻撃。

良作ですね。

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.2

大沢たかおさんの確信犯的な「無表情」に凄みを感じました。

笹野高史さん扮する《内閣総理大臣》の「ひ弱で優柔不断な演技」が上手過ぎて、昨今の日本の政治状況に鑑みて苦笑してしまいました。

原作未読です
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.2

息をつく暇もなくカタストロフィへと一直線。

83分間緊張の連続で力が抜ける場面が一つも無かったので、とても肩が凝りました。

これほど高密度で高濃度な作品はなかなかお目にかかれないと思います。

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

2023/09/22イオンシネマ港北ニュータウンにて鑑賞。

カーレースの映画を生まれて初めて見ました。
とても分かりやすい爽やか系の映画で肩の凝りが取れました。

TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

4.5

記録:2016/10/01東劇にて鑑賞。

こんないいところを再開発の名の下にをツブしてしまうなんて、犯罪行為に近いのではと思いたくなります。

大手デベロッパーその他業者の利権の臭いがプンプンしてい
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.2

2023/09/06㈬
目黒シネマにて鑑賞。

ベネデッタ修道院長の「知略」と「ど根性」に圧倒されました。

彼女とタイマンを張っても私ごときでは全く太刀打ちできないでしょう。

参りました。

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

2023/09/06㈬
目黒シネマにて鑑賞。

「浄化」に励むサイード氏と「取材」に励むラヒミ氏の二人が、文字通り体を張って自らの《任務》を遂行する姿を見て、驚きおののきました。

福田村事件(2023年製作の映画)

5.0

2023/09/01㈮
テアトル新宿にて1回目の鑑賞。11:50から始まる監督・キャスト登壇の舞台挨拶付きの上映回でした。

震災後の
朝鮮人虐殺
社会主義者虐殺
被差別部落民虐殺等々
日本の負の歴史
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劇場版 荒野に希望の灯をともす(2022年製作の映画)

5.0

2023/08/27㈰ポレポレ東中野にて上映後谷津賢二(監督)と金平茂紀氏のトークイベント付きの回を鑑賞。

見たい見たいと思いながらなかなかその機会が無かったのですが、今日ようやく鑑賞できて感無量。
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シン・ちむどんどん(2023年製作の映画)

4.5

2023/08/19㈯ ポレポレ東中野にて舞台挨拶付きの回を鑑賞。

映画の前半のテーマは沖縄県知事選、後半は基地問題だが、ここで描かれているものは単に沖縄だけの問題ではなく、日本の政治的矛盾そのもの
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戦争と平和 宝田明の証言(2021年製作の映画)

4.8

2023/08/18横浜シネマリンにて鑑賞。

敗戦後の満州で、愛国少年が本物の戦争に触れて反戦青年へと成長する軌跡を辿る佳作。

「人の夢を奪うもの。それが戦争」という言葉が胸に突き刺さりました。

さよならエリュマントス(2023年製作の映画)

3.8

2023/08/11㈮ヒューマントラストシネマ渋谷にて12:45〜(舞台挨拶付き)の回を鑑賞。

斉藤里奈さんがはっとするほどの美人でした。

怪談(1965年製作の映画)

4.2

2023/08/30㈬
池袋の新文芸坐にて鑑賞。

ずいぶん昔に見た映画ですが映画館で鑑賞したのは初めてです。

「怖い」映画というよりも「不気味・哀れ」という言葉があてはまる作品だと思います。

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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

誰がなんと言おうと5点です。

野伏せり(のぶせり)に襲われる農民を100%の弱者あるいは善人として描かなかったところに作品の奥深さを感じました。

17歳は止まらない(2023年製作の映画)

4.0

2023/08/04新宿シネマカリテにて舞台挨拶付きの回を鑑賞。

池田朱那の、池田朱那による、池田朱那のための映画でした。

魅力的な女優さんですね。

今後の活躍が楽しみです。

プレジデント(2021年製作の映画)

4.0

2023/08/04アップリンク吉祥寺にて鑑賞。

警察や軍隊が守るものは国民の生命や財産ではなく、時の支配体制であることがよく分かる映画。

権力者とその取り巻き達が合法的に悪を為す様を見て反吐が出
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.8

ホアキン・フェニックスが憎たらしいこと、憎たらしいこと。

頭が下がります。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.2

2023/08/01㈫
109シネマズグランベリーパークにて鑑賞。

本作品で主役のラッセル・クロウが戦う相手は「悪魔・アスモデウス」ですが、あまり強さも怖さも感じられませんでした。

むしろ『グラデ
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

5.0

2023/07/29㈮昼 角川シネマ有楽町にて鑑賞。

見終わった今の私の心は、ただただ澄み切った哀しみで満たされております。3時間弱が本当に短く感じられました。

高校時代に漢文や世界史を真面目に
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

2023/08/24㈭
109シネマズグランベリーパークにて2度目の鑑賞。

今回は4DXでした。

1度目は筋を追うのに精一杯でしたが、今回は展開が分かっていたので《4DXの迫力》を心底堪能すること
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.6

記録:2023/07/18㈫池袋新文芸坐にて鑑賞。

同時上映で見た『切腹』の完成度の高さと比べると映画の作りが「荒い」と感じました。