拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

拝一刀

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ランボー(1982年製作の映画)

4.4

悲しい映画ですね。

この映画からアメリカン・スナイパーに至るまで、「戦争によって癒えることのない傷を追った人たち」を描いた数々の作品群を、何度も反芻して鑑賞することを通じて、今もなお「非戦」の気持ち
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.0

とてもチープな作品でした。

製作費ではなく、内容的にです。

GONIN(1995年製作の映画)

3.8

2023/07/05新文芸座にて鑑賞。

全員、清々しいまでにあっさりと亡くなっていく映画ですね。

ソナチネ(1993年製作の映画)

2.5

2023/07/05新文芸座にて鑑賞。

私には難し過ぎて、何がどう展開しているのか、さっぱり分からない映画でした。

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

4.2

テレビ放映用にカット・編集されたものしか見たことがないので、立川のCINEMA CITY(シネマ・ツー)で鑑賞。

シュワちゃんがカッコいい!

タクシーの運転手同様、私も手が3つあればいいなあ、と思
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

テレビ版を見たことが一度もなかったのですが、知人に誘われて鑑賞しました。

主人公が不死身の『ターミネーター(T-800)』に見えてました。

最後に仲間で快哉を叫ぶところは『スター・ウォーズ』のラス
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大脱走(1963年製作の映画)

4.5

遠い昔に観た懐かしい作品。
2023/06/28㈬『午前十時の映画祭』立川シネマシティで数十年ぶりに鑑賞。

WBCの日本代表が活躍した映画を見ると確かに感動はできますが、野球がしたくなることはありま
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

追記:2023/06/21㈬TOHOシネマズららぽーと横浜にて二度目の鑑賞。

その音を聞いた途端に人の心が「無化」されるという意味において、校長先生と主人公の男の子が奏でる金管楽器の音色に、何故か太
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズららぽーと横浜にて日本語字幕付きの回を鑑賞。

実にシュールで奇抜な「ミステリー・アクション・コメディ」でした。

主人公の度重なる狼狽振りが本当に面白く、時の経つのを忘れて見入ってし
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

TOHOシネマズららぽーと横浜にて鑑賞。

野球は楽しい!

本当に楽しい!!

もうテレビで何度も何度も同じシーンを見ているのにいまだに手に汗を握るのはなぜなのでしょうか。

優勝後のシャンパンファ
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

4.0

2023/05/31 ㈬
ユーロスペースにて鑑賞

「『やられたらやり返せ』という考えがどうして間違っているのか」を真剣に考えさせてくれる映画です。

多様性を認めることとは自分の価値観と異なるものや
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

4.6

上映中「恋人も濡れる街角」のメロディが流れる度に無言で口ずさんていました。

恥ずかしながら映画館での鑑賞は今回が初めてです。

松坂慶子さんの色気と弱さ。
風間杜夫さんの変幻自在さ。
平田満さんの一
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

4.5

目黒シネマにて39年ぶりに鑑賞。  

出目徳さんが超シブい。

私も出目徳さんのように九蓮宝燈をツモった瞬間に天国に行けたら幸せだろうなと思いました。

裸のムラ(2022年製作の映画)

4.2

2023/05/14㈰ポレポレ東中野にて 16:20から上映後監督五百旗頭幸男氏の舞台挨拶付きの回を鑑賞

前作の『はりぼて』と同じような作品だろうと「予断」を持って鑑賞したところ、いい意味で裏切られ
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「生きる」大川小学校 津波裁判を闘った人たち(2022年製作の映画)

4.8

2023/05/14㈰ポレポレ東中野にて 13:40の回鑑賞。上映後トークイベントあり。
<登壇者>齋藤雅弘氏(原告代理人弁護士・本作出演) ×松本裕子(本作プロデューサー)

3.11震災直後の津波
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ターミネーター(1984年製作の映画)

5.0

もう何十回見たか分かりません。娯楽映画の最高峰に位置する傑作だと思います。

ハマのドン(2023年製作の映画)

4.8

2023/05/06㈯新宿ピカデリーにて鑑賞。

GWの最中にわざわざ政治ドキュメンタリーを見に来る人はほとんどいないだろうという私の予想は見事に外れ、約7割の集客力には驚きました。

主人公は最古の
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

4.0

「閉鎖的な社会では必ずイジメが生じ、無くなることはない」

「組織全体を守るためには一部の構成員の犠牲を必要とする」

社会学や心理学の教科書のような作品でした。

少年猿飛佐助(1959年製作の映画)

4.2

子供の頃に何度も見ました。
最後の対決シーンは息を呑む思いで見入ったものでした。

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

3.0

2023/04/22渋谷ユーロスペースにて佐野史郎氏のトークイベント付きの回を鑑賞。

1930年代〜40年代の欧州史についてはある程度の知識を持っているつもりですが、それでも「難しい」映画でした。
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

脚本、演出、演技の全てが完璧。

オードリー・ヘプバーンの美しさは筆舌に尽くし難い。

何度見ても必ず最後に胸がキュンとなる名作。

幻滅(2021年製作の映画)

4.2

世間知らずの田舎者の文学青年が、生き馬の目を抜く花の都パリにやってきて、一時の隆盛を手にするも、結局は権威と財力を有する旧勢力の手にかかって身の破滅を迎えるという悲しくて怖〜いお話。

諸行無常の響き
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マリウポリ 7日間の記録(2022年製作の映画)

3.0

2023/04/16㈰シアター・イメージフォーラム(渋谷)にて鑑賞。

たった一発で地面に直径20m、深さ10mの穴を空ける強力な爆弾。

住み慣れた家を破壊され、瓦礫の山と化したマリウポリの街に住む
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日の名残り(1993年製作の映画)

4.2

2023/04/12 BDで鑑賞。

アンソニー・ホプキンス最高!

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.3

昔は大学生のほとんどが左翼思想に憧れていた。

「『天皇』と諸君が一言言ってくれれば、私は喜んで諸君と手をつなぐのに、言ってくれない…」という三島の言葉が耳に焼き付いています。

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.5

この映画で田中泯の怪演に感動し、宮崎りえの所作と和装の美しさにため息が出ました。

田中泯が出演したテレビ『ハゲタカ』、映画『HOKUSAI』と『名付けようのない踊り』など、大好きな作品です。

うつろいの時をまとう(2022年製作の映画)

4.5

2023/04/11㈫渋谷のシアター・イメージフォーラムにて日本語字幕付きの回を鑑賞。

普段ファッションというものにあまり興味持っていないので、「敢えて」鑑賞した作品です。

それが、面白いのなんの
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.2

2023/04/09 ㈰ヒューマントラストシネマ渋谷にてシネマリレー『薔薇の名前レストア版』鑑賞

昔読んだ英語のエッセイ『FOR AND AGAINST』の最後の章を思い出しました。

The mo
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.5

アラン・ドロンとマリー・ラフォレ。

美男美女の共演が楽しい。

最後のシーンでトム・リプリーのしくじりが暗示されるシーンを見て、

「ああ、残念...。もう少しでうまく行ったのになあ」

とガックリ
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

4.0

2023/06/23TOHOシネマズららぽーと横浜「午前十時の映画祭」にて鑑賞。

久しぶりの鑑賞でしたが、息を呑むほどの映像の美しさに目を奪われました。

延々と続く砂漠のシーンを見ていると、映画『
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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

4.0

TOHOシネマズららぽーと横浜にて鑑賞。

トヨエツの色気!
和食の美味しさ!
民家の陰影の美しさ!

あ〜日本酒熱燗で飲みたーい!!

という気持ちになる作品でした。

皆さんが書いている通りエンド
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

2023/04/05 新宿ピカデリーにて鑑賞。

初代の仮面ライダーが持っていた「昭和テイスト」が随所に散りばめられていて、ノスタルジー感情が喚起されました。

妖怪の孫(2023年製作の映画)

4.2

2023/04/05 新宿ピカデリーにて『シン・仮面ライダー』とともに鑑賞。

皆さんが書かれている通り、平日の昼間にこのドキュメンタリー作品を見に来る人がこんなにたくさんいるのか、と感心いたしました
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.5

『生きる LIVING』ならぬ、『救う KILLING 』あるいは『殺す SAVING』とでも呼ぶべき作品です。

脚本の完成度の高さと松山ケンイチの演技が素晴らしい。

日本社会におけるスカスカの介
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