拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

拝一刀

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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

何度見てもハラハラドキドキ、手には汗、額に脂がにじみます。

アンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターの好演が素晴らしい。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.2

黒澤明版の映画『生きる』は私の生涯ベストテンに入る大好きな作品で、鹿賀丈史版と市村正親版のミュージカル『生きる』も鑑賞済みです。

どんな作品でもリメーク版は往々にして失敗作に終わることが多いので、オ
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マルサの女2(1988年製作の映画)

4.6

「地上げのコツは、ただ二つ。愛情と脅しだ」

この言葉に驚き、笑い、怒り、そして感動しました。

ミンボーの女(1992年製作の映画)

4.9

本当に面白い作品でした。

これと『マルサ女』シリーズは高校の政治経済の授業で取り上げるべき作品だと思います。

世の中綺麗事ばかりではないので、若いうちからこういう映画を見て「社会勉強」しておいた方
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.5

2023/05/24㈬『午前十時の映画祭』TOHOシネマズららぽーと横浜にて数十年ぶりに鑑賞。

脚本、演出、演技どれをとっても本当に素晴らしい。

唯一違和感があったとすれば、権藤さん(山崎努)の長
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

1.0

全く楽しめませんでした。

『時計じかけのオレンジ』のようで、『マトリックス』のようで、『スター・ウォーズ』のような内容でした。

親子の対立、LGBTQ、マイノリティ、移民問題等を扱う「社会派の作品
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

4.0

素晴らしい映像美でまさに陰翳礼讃の世界。

トヨエツの「男の色気」が堪能できる作品です。

有り、触れた、未来(2023年製作の映画)

5.0

ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて舞台挨拶付き上映回を鑑賞。

桜庭ななみさんの大ファンなのでこの評点になりました。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.8

2023/03/08イオンシネマ港北ニュータウンにて鑑賞。

最後の「手紙」を伝えるシーンは落涙必至の名場面で、私だけでなく涙を拭う人がたくさんいました。

ですが敢えて野暮と言われるのを承知で言えば
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.4

「報道の自由を守るのは報道しかない」とは蓋し名言。

報道を躊躇する報道機関は自分で自分の首を締めているわけですね。

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

4.2

『なぜ君は総理大臣になれないのか』もしくは『香川1区』、またはその両方を観た人なら心から楽しめる作品。

プチ鹿島さんのトークが面白く、上映中はクスクスと観客の笑い声が絶えない映画でした。

それにし
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「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ(2023年製作の映画)

4.0

差別・貧困・抑圧によって人生に絶望した者が鬼と化し、人を殺すことで社会に復讐を果たす。

昔も今も変わらない。

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.0

2023/01/27
イオンシネマ港北にて鑑賞。

桶狭間の戦いも長篠の戦いも合戦シーンそのものが描かれず、物足りなさを感じました。

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.2

2023/01/21㈯新宿武蔵野館にて鑑賞。

アメリカ・エール大学の心理学者スタンレー・ミルグラムが行ったアイヒマン実験の「リアル会議版」とも言える内容でした。

保身と出世が目的とは言え、権威に服
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

2023/01/14㈯鑑賞

見終わったあとに何故か無性に踊りたくなって、身体がムズムズすること請け合いです。

暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.5

109シネマズ港北にて鑑賞。

遠藤周作原作の歴史小説「沈黙」の〈漸近線的作品〉を観た。

テーマは神の沈黙。

これに尽きる。

プリンセス・ダイアナ(2022年製作の映画)

3.0

エンドクレジットで流されるあの曲については賛否両論あるようですが、私にとっては興ざめの極致でした。

折角「イギリス英語」に包まれて「イギリスの文化と世界」にどっぷり浸かれていたのに、あの曲がかかった
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原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち(2022年製作の映画)

4.0

記録。
2022/09/10ポレポレ東中野にて上映後舞台挨拶付きの回を鑑賞。

映画の中で「裁判官にとって大切なものは何ですか」と問われた樋口英明元裁判長が「独立の気概です」と答えたシーンにシビレまし
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赤ひげ(1965年製作の映画)

5.0

「人間の一生で臨終ほど荘厳なものはない」と赤ひげは言いました。

私もできるものならこの境地に達したいです。

学ぶべきことがあまりにも多すぎる大傑作。

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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

2022/09/08イオンシネマ港北にて鑑賞。

主人公のような「空気の読めない一途な人格の持ち主」を、現実の職場で今まで何人も見てきた者として言えることは、こういうタイプの人が自立して経済的に安定し
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

4.5

飯田橋の名画座ギンレイホールにて鑑賞。

久しぶりに上質なサスペンス映画を堪能しました。

「味付け」的にはハリソン・フォード主演の『逃亡者』似ていますね。

最後の最後まで手に汗握る展開で大満足です
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

飯田橋の名画座ギンレイホールにて鑑賞。

法律って怖いな、と心から思ったのは映画レ・ミゼラブルを観た時です。

主人公ジャン・バルジャンは 飢え死にしそうな妹の子供のためにパンを盗んで投獄されました。
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.2

備忘録です。

今から15年ほど前、日本公開時に映画館で鑑賞しました。

裏切り者が分かったときには、「へえ~」と少し感心したました。

善悪二元論を排しているところに好感が持てました。

染色シーン
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.5

主役はスター・ウォーズep1で『クアイ=ガン・ジン』を演じた名優『リーアム・ニーソン』。

「ホロコーストもの」ですので悲惨な展開が続きますが、この映画は最後に救いが感じられるのでとても好きな作品です
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フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

4.4

今から50年数年前に映画館で観ました。

ゴジラシリーズとは一味違うスピード感と迫力を感じて心が揺さぶられたのを今でも覚えています。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

2.8

第1作目がとても面白かったのに、第2作目で期待を裏切られ、この第3作目でとてもがっかりしました。

三部作以上を連ねて良作を作るのは本当に難しいことですね。

その点、『スター・ウォーズ』は少なくとも
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

一作目のような奥深さが感じられず、ただのアクション映画に堕してしまった感じ。

残念です。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

キリスト教、児童小説、コンピュータ、柔術などのごちゃまぜ感が満載で、とても面白かった。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.2

記録。
2022/07/14㈭
イオンシネマ港北ニュータウンで鑑賞。

日活ロマンポルノを彷彿とさせる世界。

予算は極小、セリフはわざと棒読み。

石橋蓮司、風間杜夫、美保純、原悦子が活躍していた時
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