拝一刀さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

拝一刀

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Ribbon(2021年製作の映画)

4.0

2022/02/26 ヒューマントラストシネマ渋谷にて舞台挨拶付き上映を鑑賞。 

芸術はゴミではない。

芸術には意味がある。

今の日本に一番大切なメッセージ。

ありがとう。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

2022/01/13イオンシネマ港北
字幕(DBOX有)にて鑑賞。

大同団結同窓会でしたね。

名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.2

2022/01/29ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞(舞台挨拶付き上映)

御高齢の今もなお現役バリバリで活躍されている仲代達矢、品川徹、田中泯のお三方は、日本が誇るべきレジェンドであると信じて
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

2022/01/26 港北イオンシネマにて鑑賞。

久しぶりに心温まるドラマを観ました。

私には耳の不自由な知人がいます。

一緒に歩道を歩いている時に、後ろから自転車がチリリンとベルを鳴らしながら
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es [エス](2001年製作の映画)

4.0

権威に弱い人間の哀れさと怖さ。

スタンレー・ミルグラム『服従の心理』(河出書房新社)を読むとさらに理解が深まります。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

娯楽作品としての満足度は相変わらず高いです。

映画館の大画面で鑑賞してとても楽しめました。

生田絵梨花さんが出演するミュージカル(舞台)は見たことがありますが、映画の出演作品は今回初めて見ることに
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

映画を2回、舞台を1回鑑賞しました。

甘酸っぱい青春映画。

こういう作品、好きです。

マクベス(2021年製作の映画)

4.0

2022/01/04(新宿ピカデリー)

『異端の鳥』以来久々にモノクロ映画を観た。

その映像美は期待に違わずため息が出るほど素晴らしいものであったが、もう少しスケールの大きい作品に仕上げて欲しかっ
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香川1区(2021年製作の映画)

4.2

2021/12/24 ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。

前作『なぜ君は総理大臣になれないのか』を鑑賞してから人間小川淳也に好感を持ち、政治への興味を深くいたしました。

今回の『香川一区』で
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

イマイチでした。

今も昔も「愛」をテーマにした作品が横溢していて、いささか食傷気味です

もっと暗示に富んだ「哲学的、宗教的」な作品に特化して欲しかった。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

4.2

岸田今日子の「怪演」に脱帽しました。

お化けや幽霊よりも人間の「狂気」の方がずっと恐ろしいことが骨身に染みて分かります。

本当に怖い映画です。

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

4.2

光と闇を抱える超大国アメリカ。その「光」の側面を久しぶりに見ることができました。

政治とは「人々のため」にあるものであり、とりわけ「困っている人々のため」にあるという理念を実践する政治家と、自分たち
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.2

「グラディエーター」の物語性と迫力。「羅生門」の不気味さとミステリー性。この2つを併せ持つ力作に違いないと期待して、気合いを入れて鑑賞したのですがアテが外れました。

冗長で起伏の弱い反復描写が続き、
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.8

自らの利権と権力を保持するためなら国民の命を犠牲することなどには全く痛痒を感じない政治と医学会と医療業界の癒着が活写されています。

「近代国家権力はブルジョア階級全体の共同事務を処理する委員会にすぎ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

スパイ映画というよりも家族を守るために戦う男の映画。

ボンドの敵がどれもあっけなくやられてしまうので拍子抜けしました。

ちょっと残念。

HOKUSAI(2020年製作の映画)

4.3

美しかった。

この手の作品で、起承転結のストーリー性を求めるのは野暮というものではないでしょうか。

極彩色とレンブラント的な光と影の混交。

この映画は舞踏家田中泯氏をモチーフに「絵画を束ねたもの
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お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方(2021年製作の映画)

4.2

港北イオンシネマにて夫婦で鑑賞。

「夫婦喧嘩しているうちはまだいい方」で、「無視と無関心こそが本当の末期」と知って、生きる勇気が湧いてきました。

監督さん、出演者の皆さん、ありがとうございます。
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

スコアの5点はつけたくないけれど、つけざるをえない作品。

久しぶりに魂が震える作品を観た。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.2

国家とか自治体とかの政治的な組織に頼るのではなく、【互いに直接】支え合うことが大切なのでしょう。

「また、どこかで会おう!」に胸が震えた!

あこがれの空の下 教科書のない小学校の一年(2020年製作の映画)

4.5

生まれてこの方自分が受けてきた教育とは、ある意味「正反対」の教育実践を見せつけられて、脳天に杭を打ち込まれるほどの衝撃を受けた。

「競争と選別」を当然とするサバイバルゲームの中でどう効率的に生き抜く
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.8

ジョージ・オーウェル、オルダス・ハックスリー、レイ・ブラッドベリの作品を読んで「面白い(How interesting !)」と思える人向きの作品です。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.0

公開前夜祭を観てきました。

映画「スティング」レベルの騙され感を期待していたのですが、遠く及びませんでした。

残念です。

劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

2.5

西島秀俊は実にカッコよく、綾瀬はるかは本当に美しかった。

でもそれだけ。

あまりにも安易なストーリー展開で苦笑の連続でした。

痛くない死に方(2019年製作の映画)

4.2

記録3/12銀座シネスイッチ
にて鑑賞。
「けったいな町医者」とともに

けったいな町医者(2021年製作の映画)

4.5

この映画を観て学んだこと。

生きることは食べること

生きることは笑うこと

生きることは歩くこと

生きることは歌うこと

いい具合に枯れること!

管を巻かれたら溺れ死に!

2021/03/1
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.9

2021/04/05
渋谷のシネクイントにて4回目の鑑賞。

 映画冒頭、正月を祝った榛原家の家族写真の撮影後に華子がお見合い写真を撮影するシーン。
 周囲の人たちと切り離されて映る「鏡の中の華子」の
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DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)

4.0

全体主義国家と監視社会の「日常的営為」を淡々と描く作品、との前評判を知り、途中で眠ってしまうかもと覚悟して鑑賞したが、とんでもなかった。

エンドクレジットで「えっ、もう終わっちゃうの?」と思えるくら
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

自動車教習所の技能教習の模様が秀逸でした。

若い頃に外車を転がしていたせいで(ウインカーとワイパーの位置が国産車とは逆になっていることに慣れず)操作を何度も間違える。

坂道発進で車を大きく後退させ
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

4.5

為政者が「テロには屈しない」

というメッセージを発することは、

「人質は殺して構いませんよ」

という宣言とほぼ同義であると再確認し、怒りがこみ上げた。