極黒の女子中学生さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.0

インド人がフーゴみたいに戦線離脱して、最後まで戦闘に参加しないのは驚いた。バトルが終わってからしれっと再登場してるし…

シナリオでキャラの個性は立ってた。(回想は入れすぎ)
それでもクロエ・ジャオは
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.0

少女漫画原作アニメを長年作り続けてきたスタッフ陣なので安心感しかない。

終盤の空撮が素晴らしい…アニメならではの本物の画面を提示してくれる

アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

構成超絶下手だな…と思ったら3話分の話を繋げてる感じなのかな?映画用に編集加えれば一本の映画になってたろうに…
22歳のいちごたちを映すのは良いサプライズなのだが、ラストで盛り上げる意味でのサプライズ
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燃える平原児(1960年製作の映画)

4.0

馬に乗って町を去るプレスリーを見守るしかできないドロレス・デル・リオの側にヌルッとバーバラ・イーデンが馬を連れて並ぶラストカットが衝撃。ここまで不幸に見舞われたのに、町に残りインディアンへの差別を無く>>続きを読む

グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

2.5

テーマは面白いが…雑誌作りの過程に面白みがないのが辛い。主人公がエロ雑誌の編集部で過ごした2年の成果を映像として現せられないのであれば、映画にする必要はないと思う。漫画か小説でやればいい。
(終盤でエ
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殺人捜査線(1958年製作の映画)

4.6

スクリーンプロセスの完成系みたいな映画で死ぬほどおもしろかった。もちろん実際の運転席からみた画角ではない出鱈目な望遠なのだが、USJのライド型アトラクションみたいな臨場感を味わえる。

キャラ造形は悪
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ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年製作の映画)

4.0

本筋とはあんまり関係ないけど、序盤でダナ・ウィンターとケヴィン・マッカーシーがイチャイチャしながら階段を降りるカットがうますぎる。
上手の奥から2人が手前に歩いてきて、くるりと回り、下手奥へと向かいな
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街の上で(2019年製作の映画)

1.4

切り返しが下手だから長回しに頼りたくなる気持ちはわかるが、そもそもカメラ位置(もしくはレイアウト)が下手。
中田青渚が元カレの話をするとこの会話は心地いいがカメラを置く位置が悪い。特に深い意味もなさそ
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OL日記 牝猫の情事(1972年製作の映画)

4.0

中川梨絵のヒス演技がたまんない。急に感情が込み上がりうわずった声になるのが怖すぎる

錯乱した中川梨絵が扉にクソでかい錠前を設置して鍵を窓へ投げるまでの酩酊しているかのようなキャメラが上手い。撮影・姫
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ippo(2022年製作の映画)

1.5

『ムーンライト下落合』のラストで窓から外を眺める加瀬亮が画面上で浮いているところが超絶。
四宮秀俊が9割を担う映画。草野球チームに助っ人外国人が在籍しているかのような安心感

戯曲原作を映画にする意味
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スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.5

傑作!登場人物たちが即座に臨戦態勢になるのはアメリカの国民性か?入れ替わり立ち替わりでシリアルキラーと決闘するのも最高。格ゲーの乱入じゃんこれ
死体がある冷蔵庫の扉の開閉ギャグでワロタ。こういう不謹慎
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清作の妻(1965年製作の映画)

4.0

ひさびさに増村映画みたけど、相変わらず切り返しが気持ちいいい

クレジットのタイミングやりたい放題で笑う。映画の自由さを再認識する。
お得意のフライシャー的フレーム内フレームとモノクロ映画の相性が良く
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

4.5

出発の日に婷婷の呼びかけに答えず、画面奥へと歩く寒子に涙。デキ婚して勘当された夫婦は許され同フレームに収まるのに、社会的に隔絶された寒子はそこに入ることが許されない(寒子自ら拒絶しているようにも捉えら>>続きを読む

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.5

海に到着した宮崎あおいのロングショットが強烈。海を1番美しく撮る方法はセピア色と黒シルエットの女性を用意することなのかもしれない。

通り魔のショットが凄く良い。横移動で犯人を捉えるが、突然暗闇の中へ
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ボクの女に手を出すな(1986年製作の映画)

4.0

おねショタ釣り巻き込まれ逃避行ムービーだったとは…傑作。キョンキョンは相変わらずスクリーン映えする名女優だな…。「木枯らしに抱かれて」がこの映画の主題歌なのも今更知った

タイトル+夜景→室内→キャン
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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.3

セリフの応酬がとにかく気持ちいい。下品なやりとりが終始続くが、手術室内でのシークエンスは一切茶化さず真摯に撮られていたことは好印象。
休みなく働かされる過酷な現場にもかかわらず、実際に帰国命令が来ても
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ビッグ・マグナム黒岩先生(1985年製作の映画)

3.0

爆発ありバイクアクションありおっぱいありの景気の良い映画だった。乱痴気騒ぎしているショットはどれも強烈

桃木屋旅館騒動記(2014年製作の映画)

3.0

タイトルバックがクレヨンしんちゃんみたいだし、劇伴はバンジョーとカズーイの大冒険みたいなチープさで最高。

部屋に泊まりにきたAV女優が妹というトンデモ設定と、潮吹きと湧き出る温泉のシンクロも最高〜!
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おかしな求婚(1971年製作の映画)

3.7

前半は運動と連動したギャグがないのでかなり苦痛だった…(召使いが画面外では食器を落としまくるのに、画面内では何故か落とさないのには腹が立った)

結婚してからの生活は全てが愛おしい。ウォルター・マッソ
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ポール・ニューマンの ハリー&サン(1984年製作の映画)

3.5

仕事を辞めざるをえなくなった老人をポール・ニューマンが演じてるんだけど、偏屈で頑固な演技がすごくハマってる。飲みかけのビールが冷蔵庫に入ってることにブチ切れて、缶を持ったままサーフィンをしている息子の>>続きを読む

スチームバス/女たちの夢(1985年製作の映画)

4.5

これは泣く。女優が全員素晴らしい…
キャラクターの憎らしさと愛おしさの含有率がちょうど良く、どのキャラも応援したくなる。パッツィ・ラヴがヴァネッサ・レッドグレーヴ(めっちゃ背が高い)と口論するところは
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愛されちゃって、マフィア(1988年製作の映画)

4.3

最高最高最高〜!映画としてはラストのウインクで締めれば100点なのだが、そんなことはせずにエンドクレジットと共に未使用カットを流し続ける判断をしたことが素晴らしい。ラストのダンスで150点追加!!銃撃>>続きを読む

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

2.0

アバンの偽ブロフェルドが沼に頭から入るとこを何故ギャグっぽく撮れない…?

007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

2.7

宇宙がテーマなら『ムーンレイカー』のが数段上かなあ

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.0

列車内の殴り合いは編集はふーんって感じだけど、照明が割れて室内が青くなるとこはあっぱれ

ラスト列車内で敵を瞬殺して荷物入れのケースに放り込むのってどの作品だっけ…

ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.5

恐らくシリーズで1番アイデアの質と量が安定している。アレックス・D・リンツ萌え〜

メルビンとハワード(1980年製作の映画)

4.2

OPの砂漠でバイクをかっ飛ばすジェイソン・ロバーツから最高。
そのあとポール・ル・マットとの車内の会話が楽しく、カメラの置き方も気が利いているから一生見てられる。もっと長尺で見たかった…

メアリー・
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

4.0

142分版。めっちゃ酒飲みたくなった…
ビールがぶ飲みしながら歌唱大会するところは総じて好き。ずっと大学生男子の猥雑な内輪ノリが繰り広げられて最高(最低)。
ここはダル絡みされてる女優を終始フレームに
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Playback(2012年製作の映画)

4.0

スクリーンで見れてよかった…
時系列シャッフルが自然に繋がっていて心地よい。

車内の会話で何度もジャンプカットが多用され、いかに村上淳が会話に興味を持っていないかが強調される。そして終盤ではジャンプ
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.0

愛玩動物が別の愛玩動物(蜘蛛)に食われるとこで吹き出しそうになった。冒頭の探索パートがピークかな…

ちいかわ好きな人はハマれそう