Hironorさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Hironor

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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.7

ジャズドラムをメインとした伴奏による緊張感の演出が凄まじい。映画全体としてもワンカットのような表現が印象的で、カットの大胆さが目立つハリウッド映画との対比が鮮やか。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.2

よくわからなかったけれども、最後まで見たら意外とホッコリ感動する映画です。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8

ティーンのときに考えていた無双感とかエネルギー、例えていうなら、今の自分たち世界で一番イケてない?っていう感覚に浸れる映画。
めちゃくちゃ面白いです。

恋する惑星(1994年製作の映画)

3.7

ストーリーの中身は全然濃くないけど、カメラワークと映像がお洒落で色褪せない映画

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

用務員さんの描かれ方が映画的でよい。
思春期の悩みが描かれており、分かるなあという内容ではあるが、アメリカ的な格差を描くうえで黒人や障害者、LGBTQを反映する時代ではないため登場人物は白人のみ。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

深夜のTOHOシネマズが満員の人気ぶり。
twitterでバズるとやっぱり人が動くなと。
内容は普通に面白いです。そんなに怖くはない。
伏線の貼り方が確かにすごいなという印象で、一度見ただけではあまり
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

コメディと皮肉性の塩梅が絶妙すぎる。
伏線の貼り方と、いろいろな暗喩(インディアン、坂、雨、石など…)もよい。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.3

思った以上にラブストーリーでした。
サンディパウエルの衣装が素敵。
A24のこういう意味不明な設定と青春の要素が好き。
アンダーザシルバーレイクとか好きな人は見てみるとよいかも。

メメント(2000年製作の映画)

3.4

すっごく難解だけれども面白い。
視聴後に再度見返したけれど新しい発見があるし、構成が斬新ですごい。

キング(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悲しくて美しい凄い映画。
最後のシーンでは、ティモシー君が大人になったんだなと感じられた。親代りだったフォルスタッフから自立したってことなんだろうか。
リリーローズは少ししか出てこないけど大きな示唆を
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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

3.2

スクリレックスの楽曲がカッコいい。
映画の内容としては、A24配給にしては少し薄め。
薄めではあるがビッチ度満載の映画のため、何も考えずに楽しめるのでそれはそれで良い映画だと思います。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ面白い。
最後の最後でかなり驚かされる展開に話が転ぶ。
殆ど背景音が無く、映画全体をシリアスなムードにしている。
また、認知症の表現として各種の"ぼけ"が使われているのも面白い。

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.2

かなりキリスト教色の強いけれど良い映画。
実際の事件をモチーフにして、そこに聖人の生き写しかのようなラザロを登場させた緻密なフィクション。
あくまで奇蹟を描いた映画なので、実際には起こりえない描写も多
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ディア・ホワイト・ピープル(2014年製作の映画)

3.4

ネットフリックス版ドラマの前日談ということで視聴。
差別の構造は複雑なんだと感じた。
本作、構成的にめちゃくちゃ優れている訳ではないけれど伝えようとしていることは大事なことやなと。
テーマの割にサラリ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

感情の機微の描き方が丁寧な、純文学のような映画。

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

4.0

国際線の機内で鑑賞。
伝記作家の女性の心の機微が趣深い。
本物よりも本物に近い偽物、って他の作品でも偶にあるテーマだけれど、どの作品で見たのかは思い出せない。