まいたらしえくらんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まいたらしえくらん

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箱の中の女 処女いけにえ(1985年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

けっこう小賢しい監督なんだよね。生還(性感)のため「車の窓が素通しであること=見られること」を登場人物のなかで唯一本気で望む女がラストにはアジトで出迎えてくれるような太い女だっていうのは自明の話なのだ>>続きを読む

Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン(2003年製作の映画)

1.0

パーどもってこんなにマッチョだっけ……?増山江威子のこの感じの声は峰不二子よりもたぶん好き。けど藤子アニメにもろCGとはいかがなものか。ここまでのパノラミックさなんていくら劇場版としてもパーマンに求め>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

-

日本で映画が大文字の歴史を語らされるときどうして戦争と真夏ないし真冬という過酷な季節の組み合わせしかないのかのみを考えるべき映画。

破戒(1962年製作の映画)

1.0

この人は映画をわかってないんだと思う。巧妙に遠近やってみたあげく止め画が美しすぎるっていったいなんなの。「市川雷蔵はこんな顔もできます」っていうカタログにだけはなり得ている。

幕末太陽傳(1957年製作の映画)

5.0

フランキーってやつは……!もちろんフランキーと川島雄三だからラストは暗いんだけど("セットの外の現代にまで走っていく"というのが川島雄三の最初の想定らしく、さすがにやめましょうよとあのエンディングに落>>続きを読む

家光と彦左(1941年製作の映画)

2.5

そうなんだよな、こういう顔が日本映画からは完全に消えた。まあここまででなくたっていいと長谷川一夫見てると思うけど。この5分の1くらいは「映画的」としか言えない(=他に使い道の一切ない)顔をたまには見た>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.0

まあ島っていうのはこの人にぴったりだと思う、オープンエアな閉鎖空間。とはいえ旧い。

バカヤロー!4 YOU!お前のことだよ(1991年製作の映画)

1.0

太田光のははっきりと期待外れだった気がする。その後、映画に手を出そうとしないのはよいこと。

花園の迷宮(1988年製作の映画)

-

ハイコスト超B級映画。寺田農と江波京子の確信犯2ショットがよいのみ。島田陽子のヌードがそそると思う層って……まあ……一定数はあるのでしょうか。

バカヤロー!Ⅴ エッチで悪いか(1994年製作の映画)

-

これが遺作になってなくってほんとよかったね趙方豪とは思うよ。

(ハル)(1996年製作の映画)

3.0

とはいえ文字が表示され続けるってことも映画なのか?とは思うところ(『子猫をお願い』はそこが上手い)。内野の声にはやられた。当時にして新しい恋愛の形を描くようなこの映画はしかしやはり、当時にして旧い形で>>続きを読む

裸足のピクニック(1993年製作の映画)

1.0

PFFスカラシップって「次を期待している」奴にやるもんでしょ?その金でできあがったもんが「次を期待している」出来でどうすんだよ。

(1964年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

三隈研次のアプレ映画はなかなか……味わい深いということにしておこうか。川津祐介までいて誰得というかまさにわし得映画であった(「市川雷蔵の大学生厳しいよ」と聞こえてきた母親の声は無視)。
しかしこの映画
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美しさと哀しみと(1965年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

篠田にしてはだいぶいいほうやろけど最後なんしかフィルムがたらんなったらしい。山村聰に"生涯現役"感をそもそも感じないんだけどな。あいかわらず加賀まりこのかわいさは卑怯。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

2.5

アイドル経験のあるこの人が主役でよかったんだと思う。江口寿史の絵はビニールっぽさがこのアニメにはぴったり。

野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

出たてのころにあんなんやらされたらそりゃミナミのほうへ向かいたくもなるわな。佐藤浩市もボウイかと思ったよ、あの目。カラーだとするとどうなってることやら。しかし大林はガキに軍歌歌わせる違和感みたいなのが>>続きを読む

ノンちゃん雲に乗る(1955年製作の映画)

-

新東宝の鐘、あれはいわゆるロゴだったと知らなかった。徳川無声が俳優やってたことすら。

狙われた男(1956年製作の映画)

-

キャストがアレ以前に新藤兼人の脚本をまじめにやりゃそりゃこうなるよ。よくこれで次もあったもの。しかもその次ってのが『狂った果実』だぜ。

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

-

はじめてみた当時は「大林は撮れりゃあなんでもよかったのか?」と思ったものだけど、まあ『異人たちの夏』の監督だしね……

濡れた週末(1979年製作の映画)

-

藤田敏八風というのだけはよくわかったけどさすがに内実がついてってない。

濡れ髪剣法(1958年製作の映画)

-

バカ殿やってもかっこいいってなんだよこれは!

日本脱出(1964年製作の映画)

-

この人の映画には男の俳優のやけくそアウラがないのがきついよな。川津祐介で全然よかったと思うけど男の顔を確保しそこなったのはこの人にとってたぶんかなり大きい。

人間の約束(1986年製作の映画)

-

なんと武田久美子は吉田喜重女優だった……!たしか一戸建て住まいのくせしていつもながらマンションのロケめちゃくちゃうまいよな。室内はちょっとアレかもやけど。

日本一の色男(1963年製作の映画)

-

"ほぼ"どころかまんま詐欺師じゃねえか。谷啓の出しろが少ないクレイジー映画はよくないクレイジー映画。

21エモン 宇宙(そら)いけ!裸足のプリンセス(1992年製作の映画)

1.0

映画館行った記憶があるんだけど、改めて見てみると21エモンがこんなにおもろいとは。

女人哀愁(1937年製作の映画)

2.0

歌う女・歌わない女。いくら"入江ユニット"ものとはいえ太平洋戦争前の自由な空気がよくわかるような気になる映画。

日本の夜と霧(1960年製作の映画)

1.0

緊張感はあるもののまだまだ本気の本気とは思えずで、やっぱり創造社からが大島渚のはじまりだよなあ。芥川比呂志をもってくることよりもこのなんともいえないもささこそがオオシマの強み。

2LDK(2003年製作の映画)

-

野波麻帆は確かに売れないアイドルにしか見ないのと小池栄子がむちゃくちゃ映画顔なのと、まあそれだけ。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

1.1

動きもないくせにぱらぱらとあれを見これを見、落ち着きもないのは目がじっと見ているものをじっと見ていられないのとおんなしだけど、しかしカメラは目ではないのでこれは単に映画に木下恵介が耐えられないことの証>>続きを読む

人間の証明(1977年製作の映画)

2.0

大野雄二はなにやらしても60%はルパンだな。松田優作は松田優作らしさの範疇のなかではこれがいちばんかっこいいかもな(らしくない『探偵物語』とか『それから』のほうがもちろん好きだけど)。まあラストで顔作>>続きを読む

ニンゲン合格(1999年製作の映画)

5.0

すべてにおいてムダがない。黒沢映画での洞口依子はこの映画がもちろんながら、いちばん好き。

日本一のホラ吹き男(1964年製作の映画)

2.0

シリーズ最高傑作ということだけども、どうせバカやるんなら徹底的にやってほしくもあり。

ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.0

完全なるバカってほんとに好き。日活ですらその系統はたくさんあったし、いい時代だったね。