みぃたむさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

2.8

「舟を編む」以来の
石井裕也監督作品を
尾野真千子さん目当てで。

冒頭 事故の見せ方が印象的。
毎日TVニュースで見るあのCGと
撮影したシーンの映像と重ねて。
凄くリアルさが増して感じます。

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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.0

ジャケの可愛さとストーリーのギャップ。
「ビバリウム」を連想される感じで
公開前から楽しみにしてました。

鑑賞後の感想は。
「フレンチアルプスで起きたこと」的な
家族の喧嘩を間近で観てる
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エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

3.3

エッフェル塔や自由の女神を設計した
エッフェルさんの熱い恋愛を中心に。
その熱さたるや フランスというより
もはやイタリア系の凄さでした…w
力と熱をとても感じる作品です。

冒頭 台詞が早く登場人物
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.5

赤が効果的に使われている作品。

冒頭 飛行機の足からのカートの足
綺麗に繋がるシーンが好きです。

ティルダスウィントンが アナウィンターっぽくて
個人的に凄く好きでした。
作中曲も切なくて美しい
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.8

OPからもう作品の画が好きです。
全てが絵になり 全てが美しい。

明かりが点いた劇場も最高です。
静かなインストの曲に古い劇場…。
それだけで絵になりますよね。

小物の映し方も綺麗で感嘆。
もう本
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

2.8

「フレンチアルプスで起きたこと」の
オストルンド監督の最新作。

「ザリガニの鳴くところ」で
好演のハリスディキンソン目的で鑑賞。

OPクレジットが衝撃的に美しく
先を期待する気持ちが増
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ワース 命の値段(2019年製作の映画)

3.4

9.11後の最優先課題である
「保障」を描いた作品。

淡々と流れる会話や会合
ストーリーが より一層リアルで。

何年経っても何回見ても
衝撃的なあの瞬間の映像。
車窓を利用しての映し方が
とても印
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

アニメの動きや台詞がぎこちなく
間の取り方等 少し古臭さも。
雪祈の自宅ドアの作画も凄く雑で
何だコレはと思ったら スタジオぴえろ。
ちょっと残念では有りました。

逆に良かったと思ったのは
映し
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シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.7

タイトルコール少し前のカメラワークが素敵です。
そこで既に心を掴まれました。

初めて見るATMの裏側にドキドキw
銀行窓口の内側も興味深く。

橋爪功さんと柄本明さんの掛合いは
曲者同士で 流石
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

3.8

OPクレジットの画から もう美しく。

主人公の生業 窓拭き清掃員から
街中に溢れる窓の景色を切り取り
様々な生活を見せる定点のカット達。

息子役のダニエルラモント君が可愛くて。
ダディの入
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.4

主演のお二人に惹かれ 劇場へ。

鈴木亮平さんが凄く研究したと云う
ゲイの仕草や台詞に感嘆が出ました。

宮沢氷魚君は 最初から素敵過ぎて。
デビュー作から観ている人からしたら
謎の親戚気分での
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BTS:PERMISSION TO DANCE ON STAGE –LA(2022年製作の映画)

4.0

「BTS: Yet To Come in Cinemas」
観賞後 まだ余韻に浸りたくて。

嗚呼…。やっぱり凄いですね。
この7人は史上最強のグループです。

最近 箱推しの私には眼福のヒトトキ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.5

冒頭から 構図や映像が美しく
目や心が喜びまくった作品。

真似したくなる遊びが満載の
OPクレジットも秀逸でしたね。

流れがスムーズで観易いフランス映画。
内装や建造物 街並みも素敵です。
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

ホラー系が苦手ですが チャレンジで鑑賞。
勿論 ノートPCの小さな画面と音量で。

いやはや。
私の中では 物凄いスプラッタです。
出血量がこれでもか!で貧血です。

最初だけ乗り越えれば大丈夫!
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キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.6

「トレインスポッティング」を彷彿とさせ
「シンプルシモン」のあったかさを思い出す。

破天荒なスコット。でも憎めない存在で。
通学のシーンが 可愛くてとても好きです。

そして。
とにかくママが
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.4

Netflixの配信終了が近いので鑑賞。

劇場で観たかったのですが
時間が合わず断念した作品。
あの衝撃的なシーンはスクリーン向き。

どこか陰鬱な印象のサンドラが
自分の家を建てると決めてから
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対峙(2021年製作の映画)

3.9

固定カメラのバランスが面白いOP。

「ホテルムンバイ」で存在感のあった
ジェイソンアイザックスが被害者の父親役で
その点でも興味が有り 劇場鑑賞。

加害者と被害者の両親の4人。
その会話か
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バビロン(2021年製作の映画)

3.9

絵画の様に美しい画のOP。
光を飛ばし色彩を薄めにした
凄く幻想的な風景が素敵です。

からの 圧倒される乱痴気騒ぎ。
R指定なのも頷ける展開ですねw
スケールの大きいお祭りの制作費が
個人的に気にな
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.6

フランソワオゾンが描く「尊厳死」を
ソフィーマルソーが演じるってだけで最高。

ファーストカットの構図から素敵でした。

脳卒中を患った父が発する言葉
「終わらせて欲しい」がズシンと響き。

思う
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BTS: Yet To Come in Cinemas(2023年製作の映画)

4.2

去年から知人にBTSの凄さを説かれ
メンバーの生い立ちや苦労話を話され
オススメのMVや動画を送ってこられ。

いつの間にか 各SNSのオススメには
BTSばかりがピックアップされ…w

そんな
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PK(2014年製作の映画)

3.8

アーミルカーンの肉体美を堪能w

煉瓦造りの街並みが素敵。
お散歩したいですね。ベルギー。

常に誰かに追われているPK w
表情が変わらないのも爆笑です。

前半 笑いばかり詰まっていて
このま
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母の聖戦/市民(2021年製作の映画)

3.4

普段の生活から一転 開始何分かで
あってはならない非日常の世界へと。

主人公の淡々とした演技にリアリティが有り
より一層の緊張感が有りました。

銃を持ち街中を車で移動する兵士達
あちこちに貼られた
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

2.2

「初泣き」のTVCMに惹かれ鑑賞。

むむむ…。
アニメーションの粗さと 特に犬と猫の
愛らしさの無さが凄く気になり。
更にキャラ設定やテーマの薄さ…。

主人公も魅力的に描かれておらず
ラフ画をその
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

冒頭から とにかく映像が美しく
まるで絵画を観ている様な錯覚が。
それだけ構図も素敵だって事ですね。
急に美術館へ行きたい衝動に駆られw

バリーコーガンが 今回も目を惹きます。

まあ島の住民が
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.6

豪華キャストで 各々オーラを出す中で
綾瀬はるかが やはりダントツで凄い!

刺々しさが残る若い頃の出逢いから
徐々に心を許して行く様は見事。
ドラマの時も思いましたが アクションが
本当にキレッ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.1

京アニの画が美しく素晴らしい作品。
冒頭から美しい映像にウットリです。

無機質で無感情に見えるヴァイオレットが
溢れ出る感情と涙を露わにするシーン
観てる側も怒涛の如く涙腺崩壊です。

ユリスとリ
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.3

ラストカットと主人公の最後の台詞。
それをより美しくする為の諸々。

すとん。と落ち着きました。

囚人服が可愛くて釘付けですw

過去のない男(2002年製作の映画)

3.5

暴漢に襲われるのは基本ですか?w
死亡からの復活も 力技でしたね…w

トレーラーハウスが凄く可愛くて好きでした。
あの無機質な中の ほっこりな世界は
建前と本音の具現に見えたりもし。

カティオウテ
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

カウリスマキ監督作品 7作目。

冒頭から 不運続きで辛い流れ…。
寝る前にコレはキツイと思っていたら
ラスト近くから胸が熱くなりました。

素敵なサプライズな作品でしたね。
今も尚 余韻が拡がり
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.7

マージクラークが とにかく美しい。
終始もう目を奪われっぱなしで。

アナイリンバーナード君が主演の
「やっぱり契約破棄していいですか!?」
と似た展開に 変な安心感を覚えましたw

カウリスマ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.7

ハイドリヒが主催の 対ユダヤ人会議。

建造物やクラシックカー 重厚感のある机に
何度見てもやはり美しい軍服…。

会議前に繰り広げられる世間話は
BGMも無く リアリティのあるシーンでした。
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

2.8

期待していただけに残念な作品。

父親の暴行に すぐキレる息子。
人のお弁当を貪り食う妻帯者。
アイツとは遊ぶなという友達の父。

沢山の嘘と窃盗と裏切りばかりで
何故か終盤 急に家族愛へ方向転換。
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.5

「ツンドラ 悪人の荒野」w
冒頭の曲が凄く好きです。

頭や靴や犬やゆりかごや…
様々な小ネタをバラまいてる作品。

バド缶を使って演奏する4日間
日に日に盛り上がるのが素敵w

暴力をふるっ
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.5

カウリスマキ監督 労働者三部作のラスト。

三作の中で 一番ダークで物悲しく
小さな笑いも皆無で 重さが残ります。

初めて見る マッチの製造工程。
何処を取っても絵になる機械達。

カティの父親役
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真夜中の虹(1988年製作の映画)

3.6

カウリスマキ監督 労働者三部作の二作目。

静かに不運が襲い掛かる主人公に
前作の主役 マッティペロンパーがバディ役で。

前作と逆の立場なマッティペロンパー。
とにかく良い味を出してます
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

3.8

「希望のかなた」でカウリスマキ監督を知り
過去作から観ようと思い 第一作目。

台詞が全く無しの冒頭が 逆に新鮮。
シュールで唐突で無骨なイメージが強く
主人公の表情や目線 台詞の言い回し等
ウェス
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