miiikuさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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(2023年製作の映画)

3.9

題材の重みとは裏腹に、演出やカメラワークで変化をつけたのが、個人的には合わなかった。ストーリー重視で、そこはシンプルに見せても良かったんじゃないか。また、全体的に夜の暗い場面が多いのは気が滅入る。近い>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

意外と初めてのシャラメ。イメージと全く違うキャラクターに絶妙な違和感を感じつつも、全体的なストーリーはわかりやすく誰が見ても楽しめるようになっている。ただ印象に残るかと言われたら、極端にどハマりするこ>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.8

広島国際映画祭で鑑賞。映像と音楽の美しさが、ドライブ・マイ・カー以上。自然が主体であり、その中に暮らしている人々とのバランスがよく描かれている。そして、カメラアングルがこれまでと違って面白い面もありな>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.9

原作を直前で読んでしまったがために、気になる点が出過ぎたかもしれない。演出面など見せ方で引き込まれるシーンは多いし、吾郎ちゃんは相変わらず最高のキャラクターをしてくれます。でも、やっぱり原作を読んでる>>続きを読む

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.8

役者陣の演技は子役含め素晴らしい。ただここまで見せる必要があったのか、私にはやはり納得できる理由が見つからない。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

俳優陣がどストライク。純粋にうますぎるんだよ。物事にはさまざまな理由(要因)があるが、全てを理解するなんて不可能で。理由を考えたくなる、理由を作りたくなる私にとっては、色々と考えさせられる作品だった。>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

結構前の作品であったことに驚き。今みたいにストーリーに深みがあるわけではない作品なのかもしれないけれど、ピクサー初期らしいフレッシュさが良い。キャラクター1人1人に癒される作品。

シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.8

自分の笑いにはハマらないものが多かったのが残念。なんだかんだ最後の演劇シーンでは胸に来るものがあったが。もう少しあの息子に暴れてもらいたかったなぁ!

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.6

初めての岩井俊二作品。音楽でゴリ押しされると勝手に思い込んで挑んだが、とんだ思い違いだった。何度も現実に引き戻される緊張感があり、特に地震描写は最近観た作品の中では(良い意味で)格別に恐怖を感じた。難>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

5.0

世界観の作り込みもストーリーも凄い。会見シーンは白目向きそうだった。これがディズニーですか、、。ニックに惚れる人の気持ちがよくわかりました。

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.5

2時間半という長さには感じず、飽きずに観れたのは、リリー・フランキーなどの脇の役者までが皆素晴らしかったからかもしれない。抑制された役者の演技も良い、というか上手い。
ただ、個人的には、あんなトラウマ
>>続きを読む

ほつれる(2023年製作の映画)

4.3

役者の皆さんは、どの方も素晴らしかった。特に田村健太郎さんのあの声の高さとスピード感で繰り出す喋り。良い。ストーリー的には、自分の感情を押し殺す大人ばかりが出てきて、もっと出してほしい、いや、出してい>>続きを読む

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.8

面白いけど、良くも悪くも中途半端に感じてしまったかな。役者陣は好きです。

サントメール ある被告(2022年製作の映画)

4.5

とても難しいけれど、最後の弁護士の言葉がすごく心に刺さった。言葉にならない、遺伝子的、細胞的に反応しているような変な感覚。ただ、これからも考え続けていくことが大切なんじゃないかなと思った。いろんな事柄>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

ストーリーもほぼ忘れて久しぶりに観たら、オープニングから涙。最初から最後まで完璧。大好き。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

初めてのウェス・アンダーソン。おしゃれでかわいい!

福田村事件(2023年製作の映画)

3.0

題材やポスターから想像していたものより、だいぶエンタメ寄り。この事件が過去のものではなく、今にも通じる集団心理の怖さも伝えるべきではないのか。クローズアップするべき人が違っていたのでは、、。そして、も>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

自分にとってあまり得意ではないジャンルだと分かった。そして、個人的には自閉症の姉の使い方や、最後の救われない結末にやや不満な気持ちも。色んな背景がありながらも孤独の中で生きている子どもたちが救われるた>>続きを読む

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.8

新しい開けた環境に行った時に、誰もが感じるであろう感情。自分の知らない世界に触れた時、人は成長していくが葛藤する。大人になればもっと色んな世界があると分かっているのに、子供にとっては小さな世界がすべて>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

5.0

ひまわり初登場に相応しい作品。この独特な不穏な雰囲気を醸し出せるのが原恵一の凄さ!アクションもカッコよくて、敵役も引き立ってて魅力的。

書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.5

全然期待していなかったのに、魅せられた。坂東玉三郎の凄さ、、。

アシスタント(2019年製作の映画)

4.8

長くて暗い一日を一緒に体感する。観終わったあと疲れが来るけれど、なぜか彼女には希望が残っている気がして、仕事中も(外見ではなく)人としての美しさを感じた。あの世界に染まってはならない。それだけが分かれ>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

4.6

今年ナンバーワンの女性に観てほしい映画。何者にでもなれると信じていたあの時の記憶を呼び起こしてほしい!ピンクの服を着て鑑賞に来る人たちを観て、私自身ももっと頑張ろうと思えた。よし、洗脳を解こう!笑

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.5

さすが、エレメントのそれぞれの作り込みは素晴らしい。ストーリーとしてはシンプルであったが、話が進むにつれてウェイドに惹きつけられてしまい、気持ちを素直に言葉にできる姿は本当にかっこよかった。ふいに涙が>>続きを読む

しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

4.2

3Dになっても違和感なく、立体的なしんちゃんの動きは魅力的だった。ストーリーはどストレートな内容だが、人との繋がりは生きていく上で重要であることをこれまで以上に伝えてくれたんじゃないか。未来には希望が>>続きを読む

カーズ/クロスロード(2017年製作の映画)

4.8

当時観た時も衝撃だったが、今観ても十分先をいっているなと。必ず時代は変わる。そして次世代に受け継ぐことになる。どの立場も否定しないそんな作りが素晴らしい。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

いつぶりだろうか、ジブリを映画館で観たのは。絵が動き始めた瞬間にジブリを感じる、それだけでドキドキした。いろんな人の感想を聴くだけでお腹いっぱいになる作品。宮崎駿の集大成、魅せられました。

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.5

話すことの大切さを子供の視点から見せてくれる。これは男性ではなく、女性に見てもらいたい。女性自身が変わることの重要性を教えてくれたと思う。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

4.5

岡田将生の役はあいもかわらずピッタリで、笑いに包まれた会場に癒された。オリジナルは観てないけど、この形で良かったと思う。宮藤官九郎のキャラクターの見せ方は好きだなぁ。

Rodeo ロデオ(2022年製作の映画)

4.5

主人公の子がどんな人生を歩んでどんな考えでここまで辿りついたかなんてどうでもいい。オープニングでバイクと一体化した彼女自身を見るだけで、これが彼女そのものなんだと感じた。今までに見たことのないヒロイン>>続きを読む

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

4.7

初めてのシンガポール映画。題材の素晴らしさもあるが、映画としてのクオリティが高すぎた。シンガポールのことなのに、どこの国の人が観ても刺さるものがあり、人との出会いってやっぱりいいなぁと感じた。子役の子>>続きを読む

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.3

色んなことに悩む10代という年齢はどの国でも同じで。アイデンティティを作っていくこの時期が1番苦しいけど、楽しいし、この時にしか感じられない感情が沢山ある。3人の女の子が全力で過ごす3週間が本当に愛お>>続きを読む

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.6

日本には馴染みのないバカンス。観ているだけで楽しくわくわくして、だけど特別なものでもないんだなと思った。バカンスで起きることは大きなことではなく、日常でもありそうなこと。なのにバカンス先で出会う人、起>>続きを読む