Makiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Maki

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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.4

外出自粛を機に、過去に観た
不朽の名作を改めて観直すことに。
本日は大雨×雷ということでこちら。

146分とは思えないほど
壮大な歳月を感じさせられる作品。

狭苦しい刑務所とはいえど、その中には様
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E.T.(1982年製作の映画)

3.6

82年の作品とは思えないくらい
ロマンに満ち溢れた不朽の名作。

周りの子たちにかわかわれてばっかりのエリオットが、地球外からやってきたE.Tと心を通わせていくのが微笑ましい。だからこそ、いずれは離れ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.3

サラッと観れるタイムリープサスペンス。

B級ホラーコメディかと思いきや、なかなか先の読めない展開で良かった。サスペンスはもちろん、恋愛、友情、ホラー、コメディなど様々なジャンルが渦巻いていて新鮮で面
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

最近の自粛ムードからなのか、
何となく気分が下がっていたので、
スカッと観れそうな今作を鑑賞。

前作のスーサイドスクワットが
駄作すぎたので若干不安だったが、
前作を知らなくても
十分楽しめる内容だ
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

3.6

最近暗い映画ばかり観ていたので、
サクッと観れる痛快なムービーを
求めていた私にはぴったりだった。

振られた女が元恋人を見返すために
弁護士を目指すサクセスストーリー!
彼を見返すためにやってたこと
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.5

静かで、あたたかい90分間。
歌唱・ダンスシーンが全然ないので
ある意味インド映画らしくはないが
内容はインドに根付くカースト制の話。

家政婦のラトナは凛々しく、強く、
旦那様は全てが暖かくて優しい
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.6

私は何を見せられていたんだ...と、
観賞後に色んな感情が渦巻く作品。

淡くて鮮やかな色彩の節々に感じる
"異常"の心地悪さが尋常じゃない。
ホラー=暗闇の常識を壊しているのが
なにより恐ろしかった
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.6

ジョジョラビットや1917とは
また違う新たな角度から
戦争の残虐さを映し出した作品。
とても密度の濃い二時間だった。

前半はダンスパートが多く、くすりと笑えるシーンや癖のあるカット割りが多いので、
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.7

息つく暇もない圧倒的な二時間。

終始私も第一次世界大戦にタイムスリップしたような臨場感と緊張感に包まれていた。悪臭までこちらに漂ってきそうなリアリティが凄い。

この作品の謳い文句であるワンカット風
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.0

ハーレイ・クインの映画が公開されるということで鑑賞!だが、ストーリーが薄っぺらくて残念。ここはもう割り切って、細かいことは気にせず頭使わないで楽しもうと思いきや、アクションシーンやバトルシーンも総じて>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

最後までテンポ良く、話が二転三転とどんどん展開していく脚本に惹き込まれた。

登場人物は多いが、全員個性的で魅力的だったので、印象にしっかりと残りやすい。嘘をつくと吐いてしまう設定、最初は何じゃそりゃ
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音楽(2019年製作の映画)

3.4

アニメーション映画で最近観ていたのは新海誠監督の作品ばかりだったので、最初は作画とシュールな雰囲気や長回しのカットに正直戸惑った。

ただ、暇さえあればゲームと喧嘩ばかりしていた不良少年たちが音楽と出
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

予告を観た時からずっと
楽しみにしていた本作。

戦争の悲惨さや残酷さだけではなく、
そこに変わらずにあったはずの
家族の日常や愛にフォーカスを
当てていたのが良かった。
ドイツの街並みや部屋や洋服な
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

シリアスなサスペンス劇かと思いきや
緊迫感のある中に沢山の笑いの種が
散らばっており楽しみながら観れた。
社会に根付く問題を、しっかりと
エンタメとして昇華している点が流石。

全体を通して常に疾走感
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

切なくて歯痒くも愛の詰まった2時間。
男と女の全てが詰まってる気がした。

"愛がないとかいう単純な話じゃない"
と言うフレーズの通りで、
結婚って本当に些細なバランスで
成り立ってるんだなあと実感す
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

王座を狙う権力争いを軸として、
兄弟間の確執や裏切り、復讐など、
前回より人間の汚い部分が詰まった作品。

終始ドロドロしていて腹立つシーンも
沢山あったけど、終始テンポ良く
愛を感じるシーンもたくさ
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.8

勇しくも慈愛に満ちた
かつてのバーフバリの生き様と、
シヴドゥの今後を予感させる第一章。
映像がとにかく大迫力で圧巻。
特に滝や王国の世界観が凄い。

ボリウッドならではの美しい
ダンス×歌唱シーンも
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.5

ゾンビランド2が公開
されているので前作を初鑑賞。

何も考えずに観れるハチャメチャな
ムービーがみたかったので満足。
1時間半という時間も丁度いい。

最初に提示したゾンビに対する掟を
着実に守って
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.0

年に一度の映画の日にすごいものを観た。

何度も登場する"信頼できない語り手"を軸として
全5章に分かれたキャラクターの
ストーリーが次第に交差するプロットが
あまりにも素晴らしく、秀逸だった。
点が
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いまを生きる(1989年製作の映画)

3.8

若者ならではの繊細さや危うさ、
大人や組織からの圧力への葛藤とか
自分もかつて抱いていたような
懐かしい要素が満載の作品。

ロビンウィリアムズ演じるキーティングが
理想の教師像そのままで、羨ましかっ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.7

若かりし頃のディカプリオと
ジョニーデップの熱演が拝める奇跡の映画。

とにかくディカプリオの演技が圧巻。
主演のジョニーデップを食ってたと
言っても過言ではなかった。たまげた。

ギルバートを取り巻
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ダイ・ビューティフル(2016年製作の映画)

3.5

トランスジェンダーであるトリシャの
ミスコンクイーンとしての半生を描いた作品。

家族との確執や初めての恋愛、子育てなど
様々な出来事に葛藤や悲哀、喜びを織り交ぜ
一人の生き様を余すことなく見せてくれ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

一世を風靡したアナ雪から5年。
時の流れの早さに震えます。

一作目よりも世界観、そして映像が
遥かにパワーアップしていて迫力があり、
物語の背景にしっかりとフォーカスして
描いてくれていたのがよかっ
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.6

現代版ジュマンジが面白かったので
96年版のこちらを鑑賞。

テレビゲームとはまた違った
すごろくのアナログ感が素敵。
所々CGが古くて笑っちゃったけど。
マス目通りの出来事が実際に
降り掛かる演出も
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.0

世紀末さんが描く独特な世界観の
原作が大好きだったので鑑賞。

最初は間宮の高校生役に違和感があったけど
後半に差し掛かるにつれて小坂のキャラに
ピッタリだなと思わされた。
他のキャラクターの配役も、
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.3

イラストと共に紡がれていく
車椅子の風刺漫画家の物語。

会いたい人をリストアップして
これまでの赦しを求めるシーンにグッときた。
私も互いの命があるうちに会いたい人に
会わなきゃならないなと思わされ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

行方不明の少年が25年の時を経て
幼き日の記憶を頼りにGoogle mapを使って
故郷に帰るというまさかの実話。

2時間とは思えないくらい一人の男の
壮大な人生ドラマを観た気がした。  
日に日に
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.5

私の大好きなロードムービー系の名作。
ずっと観たかった作品。

テンポも良く、疾走感のある作品で
気軽に観れたのが良かった。

ローマの休日以来のモノクロ映画だったけど
何故か色付いて見えるくらい、
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

歴代の名曲たちで編み上げられた
爽やかな仕上がりの作品。

ストーリーは予告から想像出来る展開だけど、
数々のアーティストに影響を与えてきた
伝説のバンド、ビートルズの曲に加えて
現代の天才アーティス
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.7

大都会NYの街並みの中で淡々と進む
ちょっと不可思議な日常が面白くて
最後まで目が離せなかった。

OSとの恋愛なんて気が狂ってるのかと
この映画を観る前は思っていたけれど
四六時中好きな時に繋がれて
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レインマン(1988年製作の映画)

3.6

淡々としたストーリーだけど
しっかりと胸を熱くする作品。

当初は金目当てだったチャーリーが
だんだんと兄に歩み寄る姿はグッとくる。
レインマンというタイトルも
ラストのカットも良かった。

そして若
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

正直、前作がうろ覚えのITの最新作を鑑賞。
日本一大きいスクリーンで観たというのもあり
三時間ずっとビビリっぱなしだった。

現実なのか幻像なのか分からない
世界観がひたすらに不気味。
常にアイツが出
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

続編が出るということで鑑賞。
勝手にB級コメディかと思っていたら
想像以上に面白かった。

レディプレイヤーもそうだったけど、
現実世界とゲーム上の世界で
全く異なるキャラクターになれるのは
ワクワク
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.9

ミュージカルの鉄板ともいえるこの作品をこれまで観ていなかった自分を恥じたい。

最初から最後までほぼ歌声で紡がれる物語。自由を求める市民が血や汗を流して必死に戦い抜く勇姿と、その裏にある幾重ものストー
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

46分とは思えないほど、儚くて
刹那的で愛おしい物語だった。

新海誠の作る、リアリティの中に宿るさりげないファンタジー性が好き。何度も行ったことのある新宿御苑が舞台なのは、この作品を観るまで知らなか
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.9

60年代のクラシックカーやレトロな洋服、カラフルでポップな画面を見ているだけで心が弾む。最初の数秒で、間違いなく好きな作品になると確信した。

前向きで素直で、自分のコンプレックスにも目を向けず夢を追
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