まこどんさんの映画レビュー・感想・評価

まこどん

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渇きと偽り(2020年製作の映画)

4.0

これもなかなかの良作発掘なのでは?一家殺害と、自身が関わった溺死事故、古い記憶に苦しめられてきた警官が二つの謎を解明していく。最後の展開に驚きを隠せない。うまく、まとまってるー!

セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

4.0

題名の意味、分かりました。うまいこと作ったSFサスペンスアクション家族愛ですな。他人の脳に自分の記憶を上書きして生き延びる技術、すげー。いろんな伏線が所々回収され、あのエンディングはうまい。GWに鑑賞>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.5

どんな事情なのか、設定なのか分かるまで時間かかってしまった。あの歳で両親亡くす、親戚の家族になるって難しいだろうな。子供達の演技?自然すぎた。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

池井戸さんね、途中で分かりました。お金に関わるって大変なこと。厳しい視点と、自律が求められるわけで、一度でも崩れるとおかしなことに。それが人間の弱い一面でもあるし。大物俳優ばかりで、それぞれが事情を抱>>続きを読む

デシベル(2022年製作の映画)

4.0

極限状態、究極の選択。単なるサスペンスだけで終わらない、韓国映画の深さよ。

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

凄い設定の映画だな。夫と妻、父親と息子の関係がなんだかあらぬ方向に向かっていくから、こんな話、マジであったの?と思ってしまいました。フィクションなんですね。引き込まれたわー、ノーベル文学賞の一大事件に>>続きを読む

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

4.0

はじめコミカル、のちシリアス、ドンデン返しで、ドカンとクライマックス。南北統一問題とか工作員の話って、こういうエンタメの材料にしていいんですか?と改めて確認したくなる。でもまあ面白い。

潜入者(2015年製作の映画)

3.5

こんな潜入捜査、絶対ヤダな。怖すぎる。とはいえ、まさに氷山の一角というのが麻薬問題の根深さですな。

恋するリベラーチェ(2013年製作の映画)

3.5

体当たり演技な二人。伝説的なエンターテイナーだったんでしょうね、この二人を起用するあたり。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

13で引っ越してから4年ぐらい仲の良かった女の子と文通してました。年一で長距離電話とか。テレフォンカードで。笑
出会いと別れ、結ばれたり結ばれなかったり。誰にでも経験や覚えがある話だけど、改めて映画に
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

4.0

ただの心温まるストーリーかと思いきや、色々と複雑な事情とか、事件とか、北の批判、南の批判、詰め込まれて、エンディングもグッと来る。

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

3.5

人生はオペラ、なのかな?いろんな人間関係が劇的な展開で、ボートの船長じゃなきゃ、あのエンディングはないわけか。

偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

3.5

危険人物と思われている政治家が、実は、どうも違うんじゃないか的な。心境の変化とか、思い込みが崩れて、自分は一体何やってんだ?あたりから面白くなる。コメディ、ドキドキはらはら、いい感じに散りばめられてま>>続きを読む

モーリス(1987年製作の映画)

3.0

ヒューグラント、若い!美青年すぎる。同性愛が犯罪だった1900年代前半、上流階級でアイデンティティに悩む青年の話。今ほど、同性愛が認知されず、犯罪や病気とされてしまう理不尽。物語的にあっちいったり、こ>>続きを読む

ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.0

登場人物多いのと、どんな立場なのか、何をしている人なのか、説明が少ないので、理解するのが難しい。ただ、どんなユダヤ人をどんな方法で殺害するかを決めてるんだな、ってことだけは確か。
ユダヤ人が大量虐殺さ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

なんとまあ、振り切りましたね。やりたい放題。今、活躍されてる役者さんが大勢いてびっくり。

スイング・ステート(2020年製作の映画)

4.0

これって、凄い皮肉なんだろうな。最後の最後まで、田舎町の選挙戦にしか見えない。
アメリカの政治やら政党、選挙キャンペーンのことを知らないと楽しめないかと思いきや、実は論点は別にあったのか!的な結末がや
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義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)

4.0

ボクシング、熱い。当事者の熱量、ハンディキャップを乗り越える練習量。チャレンジさせたれよ!と思うけど、今の時代、結果次第で何言われるか分からんというのもあるし、命張ったスポーツでもあるし、難しいなあ。>>続きを読む

LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.5

ループしてるだけじゃないっしょ。うまいこと作ってますな。しかも、オチがオチだけに、もう一度観たくなる。

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

4.0

波瀾万丈すぎるだろ。だからこそのあのエンディングを迎えることができるのか?あそこで、あの人が、あんなこと言わなかったら?人生って、何が起きるか分からんもんだ。

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

4.5

最後のほう、臨場感ありすぎて、言葉失います。ナチの大物を狙い、そして抵抗するチェコの勇敢な戦闘員。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

途中からあのロボットにしか見えなくなる。早く後編観たいな。どんなまとめ方になるんやろか。

アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.5

これは最高でしょ!しあわせの隠れ場所に匹敵するぐらいのアメフト物語。真面目で優しい人なんだろうな。ご鑑賞お勧めします。エンドロールは最後の最後まで観た方がいいです

オールド(2021年製作の映画)

4.0

この設定は驚き。なんだか、ヘンテコなSFみたいなんだけど、最後になって、どっシェー!な怒涛の展開。うまいこと回収していくし。やられました、完全に。

大河への道(2022年製作の映画)

4.0

井上ひさし 四千万歩の男 を思い出しました。精密な沿岸部の地図を歩いて作るって、プロジェクトXだよな。普通に考えて不可能だと思う。伊能忠敬の意志を引き継いで、それを完成させた人たちのドラマ。一人二役が>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

ある程度、予想はできていましたが、謎な展開が多いのと、どこで何やってるのかよく分からないのとで、一作目同様、世界観に入り込めませんでした。命の水の妙な効果とか、味方に地雷投げたりもするし、なんなんだろ>>続きを読む

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.5

なんか憧れる。自然と共に暮らす、的な。全部美味しそう。とはいえ、こんな仙人的な暮らしを自分はできるのかな、とも思うわけで。でも、やってみたいなとも思うわけで。
こういったスキルは、学校で教えてくれるわ
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北のカナリアたち(2012年製作の映画)

3.5

ミステリー、なんかな?ある事件をきっかけにかつての生徒たちと再会し、過去の自分たちを振り返る。先生が最後にしたかったこと、それは、的な。

チリ33人 希望の軌跡(2015年製作の映画)

4.0

これは凄い。生命力、忍耐力もそうだけど、最後まで諦めない気持ちやね。ホント、生きてて良かった。ビバ!チレ!

スクール・デイズ(2011年製作の映画)

3.5

いじめ、差別、恋愛を通して成長するアメリカの中学生の話。どの国の子供も似たようなものですね。自分たちもそうだった。

人間機械(2016年製作の映画)

4.0

ほぼ映像のみのドキュメンタリーって凄い。逆に訴えてくる。働く場所、収入がないとはいえ、劣悪すぎる。その上にこの社会が成り立っていると思うと、複雑な気持ち。安い服が買えるのは、もしかして、いやきっと、こ>>続きを読む

ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

マトリョーシカみたい。誘拐された娘を取り戻す警官の話、じゃないだなーこれが。さて、どんなお話でしょう。最後も意味深すぎる。パート2があるんかいな?

キャピタリズム マネーは踊る(2009年製作の映画)

4.0

株価バブル超えの今こそ観ておきたい。お祭り騒ぎの後にどんな世の中になるんだろう。上がるだけの相場はないわけで。終わる時に終わるってヤツだ。
給料って、その人の家庭が必要なだけ出すってルールにならないの
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ロジャー&ミー(1989年製作の映画)

3.5

これぞ資本主義。安くて燃費が良くて壊れない日本車がきっかけだったのか、それとも単に利益を増やすためだけの戦略だったのか。弱者はトコトン使い捨てられていく。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

サスペンス要素が強いと勝手に思い込んでいたふしがあり、故に、インパクト的に弱かった。完全に私のせいです。とはいえ、あの結論で良かったのか?というエンディングでした

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